みんなで作る横浜の子育て 市民と行政の協働で 実現する子育て・子育ち支援 横浜の子育て環境の充実と、 親も子どもたちものびのび暮らせる 豊かな地域社会の実現をめざして ●子育て中の親の声、子どもの声を広く社会に伝えていきます。 ●親育ち、子育ちを側面から支えてくれるサポート体制の充実を目指します。 ●横浜の未来を見据えた子育て、子育ち支援策を行政、関係機関と協働で作っていきます。 |
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開催趣旨
よこはま一万人子育てフォーラムは平成13年、子育て真っ最中の当事者の「こんな子育て環境が欲しい」という願いを「生の声」として集めることから始まり、これまで横浜市内全区にネットワークを広げてきました。その中からあがってきた市民の声は、常設型の親と子のつどいの広場事業、地域子育て支援拠点の設置を含めて実現されてきました。
地域子育て支援の取組が多様に広がったこの10年を振り返りながら「今、現場から発信できることは何か!?これから何が必要なのか」を議論し実践者たちが繋がり合い、これから10年の地域子育て支援のグランドデザインを描くシンポジウムにしていきたいと思います。
日時:2012年12月3日(月)
会場:横浜市社会福祉センター(桜木町駅前)
参加費:500円(資料代含む)
午前・午後のべ参加者:228名
■ 午前の部 開催報告■
『 語ろう!実践の現場から 』
対 象:親と子のつどいの広場・地域子育て支援拠点のリーダー的立場の方
会 場:横浜市社会福祉センター9階(901、902、903会議室)
参加者:66名
拠点運営者のグル―プ、ひろば運営者のグループに分かれて
●現在活動しているひろば・拠点において、どのような点に運営、活動の力点をおいているのか。
●現状の課題や、今は取り組めていないが、今後やってみたいこと。
●上記課題などを実現するために今後どんなことを必要と考えているか。
をテーマにじっくり意見交換しました。ひろばや拠点の運営者といっても開設年数や地域によって取り組みはさまざま違うことを再認識し、互いに刺激をうける意見交換となりました。グループワークの風景はこの記事の下の部分に掲載しました。
■ 午後の部 開催報告■
『 これから10 年のグランドデザイン 』
対 象:行政職員、子育て支援に関心を寄せる方ならどなたでも
会 場:4階ホール
参加者:219名○プログラム
午前の部ワークショップの報告
各グループのファシリテーターが、それぞれのグループで話し合われた、拠点、ひろばの運営課題、今後に向けての提案を発表しました。

パネルディスカッション
コーディネーター 武田信子さん(武蔵大学人文学部教授)

パネリスト 坂本寿子さん (親と子のつどいの広場の立場から)

蛇ノ目智恵美さん (育児支援センター園の立場から)

鈴木 隆さん (横浜市副市長)

塚原 泉さん (地域子育て支援拠点の立場から)

パネリストそれぞれの立場からの地域子育て支援の取組についてお話をうかがいました。鈴木隆副市長からは、横浜市次世代育成支援行動計画策定当時の担当者として現在地域子育て支援の取り組みへの感想や副市長として都市経営の観点からも今後の支援への期待が話されました。

ディスカッション後半では、当初の予定にはなかった、ホール全体を巻き込んでの意見交換が行われました。コーディネーター武田先生の呼びかけで、近くの人同士で10分間、今後の取組について話し合いましょう、という投げかけが行われました。突然の投げかけではあったものの、関心高い参加者の皆さんは、全く静まることもなく、10年後の子育て支援に向けて一人一人が活発に意見交換をされていました。参加者一人一人が主体的に考える時間を持てたディスカッションとなりました。


午前の部 ワークショップ風景
●チラシ>>http://kosodate-1mannin.just-size.net/pdf/20121203_tirasi_omote.pdf