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熊本市のフードパル熊本内にある障がい者就労支援事業所です。事業所内での悲喜交々の活動をご紹介しています
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津久井やまゆり事件を考える集会[2017年07月26日(Wed)]
津久井やまゆり園事件から1年が経ちました。熊本で、この事件を風化させてはいけないという想いで、「やまゆり園事件を考える」集会を開催しました。
19人のプロフィール、19の軌跡、そしてほっとはうすさんが用意してくださった、たまし灯りと花束、二度とこのような悲しい事件を繰りかえさせないと、静かに告発しているように感じました。
当日は、80名を超える方々が参加。同じ思いを持った方々と同じ時を過ごせたことを大変嬉しく思います。

無抵抗の重度障害者の命を奪った凶悪性。精神障害と言う部分で片付けようとする行政サイドの無関心さ。そして、名前の公表をためらう被害者家族。その根っこの部分にある障害者差別の問題が浮き上がった事件です。

「障害者がいなくなればいいと思った」「障害のある人には生きる価値がない」等の供述をしている被告。根深い優生思想が根底にあります。SNS上では、彼の行動を肯定的に受け止めている人がいるという現実がありました。
基調講演をして下さった東俊裕さんは、「この考えは、彼だけの思想ではない。障害福祉に携わる職員の中にも同じ思いを持っている人がいないとは断定できない。」とお話されました。経済成長に主眼がある今日、福祉の分野でも生産性を求められる社会です。しかし、生産性を物差しの基準に考えると、障害者は不要なもの。足を引っ張るものに写ってしまう。これは、脈々と受け継がれた差別の根底にあります。それが優勢思想であり、日本でも19世紀の終わりから20世紀初頭まで行われた「強制隔離」「強制断種」「強制不妊・堕胎」。

第1部のリレートークでは、其々の立場からお話を頂きました。
私たちは、重度障害者の笑顔や頑張りにどれだけの励ましと力を得てきたこと。
彼らと共に歩むことで、人としてたくさんの学び、そして感動をもらっていること。
障害ではなくて個性である事を自らが理解し、他者も同じように理解が広がる事の大切さ。
命の大切さ、素晴らしさ、生きることの意味。
その中で、子どもを亡くした親、家族の無念さ。
なぜ、死ななければならなかったのか。
19人の方々は、被告に殺されたのではなく、経済優先、勝ち負けによる社会が、19人の命を奪ってしまった。と、感じた集会でした。

もう一つは、殺害された方の名前の非公表。
障害がない人であったなら、名前が非公表になったでしょうか。
障害があるから、非公表。誰にも知られたくないという家族の気持ちの根底は、社会にはびこる障害差別への意識。
家族は、その差別に押しつぶされてしまった。と感じました。
この集会で、「私たちは、なにをすべきか?」を考えました。
障害者権利条約を旗印に、「優生思想といかなる差別も許さない」戦いであると思います。
東俊裕さんは、これまでの障害者運動は、福祉サービスを巡っての行政交渉に終わっていました。これからは、地域社会に向けて、「障害者がどれだけ地域の人々と日々の関わりを持って生活をしていくのか」「障害者のありのままの姿が、地域社会でどの程度受け入れられているのか」「障害者が様々な生活の場面で、一般社会と分離されず、どのような活動をしていくのか」を広げていく事を提言して頂きました。
私たちは、改めて、障害があっても当たり前に働き、選べる暮らしの実践運動が人要だと感じました。
最後にアピール文を読み上げ、参加した皆さんと一緒に確認することができました。
たくさんのご参加ありがとうございました。