我が家の宝物ーその2
[2006年03月30日(Thu)]
驚愕の診断
医師からウェスト症候群と告知されたその夜は、妻と二人止め処も流れる涙をどうすることもできず、ひたすら泣き明かすことしかできませんでした。
そして、しばらくは果たして一世がこれからどういう道のりを辿るのか、私たちは一体何をどうしたらよいのか、皆目見当もつかない、先の見えないとても不安な日々の連続でした。
時を経るにつれ、その気持ちがどうすればもっと一世の成長に結び付けられるのかに変わり、病気について、リハビリについて、それなりに勉強し、そしてようやく今、体を成すようになってきつつあると思います。
お陰で、一世の成長も促され訓練の内容も充実し実を結んできつつありますが、一世自身は、もしかしたらもっとゆっくりと行こうよ!と思っているかもしれませんね!
しかし、なんといっても基本は、私たちに与えられた環境を家族全員で楽しみながら、笑いの絶えない毎日を過ごすことだと常々実感しています。
(平成17年度子ども療育センター「はぐくみ」より)
つづく
日南海岸にて
れなみ