こんにちは、杜の伝言板ゆるるインターン生のTです。
今年も無事に全ての夏ボラ体験が終了し、高校生から体験談が続々と届いています!
今回は、シニアの方々がいきいきと活動できる居場所をつくろう、と活動している「NPO法人シニアのための市民ネットワーク仙台」(以下、シニアネット仙台)で夏ボラ体験をした高校生の体験談をご紹介します。
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「一緒にボランティアやらない?」と友達にボランティア活動に誘われました。前からボランティア活動には興味があり、自分が人とどれほどコミュニケーションがとれるのかを確かめることができる良い場だと思い、参加を決意しました。
私は8月6日から3日間、NPO法人「シニアのための市民ネットワーク仙台」で短冊配りのボランティアを体験しました。短冊配りは、アーケード内を歩いている人に自分から積極的に声をかけ、短冊に願い事を書いてもらうという、特別な技術を必要としない活動内容だったのですが、最初はなかなか歩いている人が足を止めてくれず、苦戦しました。何度か挑戦していくうちに、何を配っているのか自主的に聞いてくれる人が何人かいて、私の声掛けの内容が不十分で、歩いている人に伝えたいことが伝わっていないのだと気づくことができました。1日目の後半には、伝えたいことを一言で声掛けできるようになり、足を止めてくれる人も増えました。2日目はよりスムーズに活動することができました。また、子どもやお年寄りなどの世代によって使用する言葉や声のトーン、話すスピードを変えることで、私が伝えたいことが明確に伝わり、短冊を書いてくれる人も増えました。さらに、外国人の方にも、私が知っている英語を上手く使い、なんとか理解していただき、興味を持って書いてくれるひとが多かったです。3日目は前日の経験を活かし、さらに楽しんで活動することができました。
この経験を通して、子どもやお年寄り、外国人など、普段普通に生活していたら関わることのない世代の人と関わることができ、貴重な体験をすることができました。この3日間の活動は、何度も挑戦することの大切さを改めて実感できた良い経験です。
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シニアネット仙台では、「行くところがある、会う人がいる、することがある」のスローガンのもとで、シニア世代の生きがいづくりをしています。今回の夏ボラ体験の内容は、七夕祭りでの短冊配りでしたが、シニアネット仙台は、「短歌」、「麻雀」、「歩く会」、「観光ガイド」といった多種多様なサークルで活動しています。
高校生は3日間の夏ボラ体験を通して、苦戦しながらも、自分の成長を実感することができたのだなと感じました。