こんにちは!杜の伝言板ゆるるインターン生のTです。 本日は「NPO法人アフタースクールぱるけ」(以下、ぱるけ)での夏ボラ体験の様子をご紹介します!ぱるけは障がいを持っていても地域の一員として安心して生活する事ができる社会を目指し、宮城県仙台市で障がいを持っている子どもたちの余暇活動及びその家族を支援する事業を行っている団体です。ぱるけは現在仙台市内3ヶ所で運営しています。今回私は小学生の子どもたちのサポートを行っている、ぱるけ南仙台を訪問しました。
ぱるけ南仙台に伺うと、夏ボラ参加者の高校3年生Kさんは、小学6年生の女の子に手を引かれて一緒に遊んでいました。「おねえちゃん」と呼ばれて、すっかり子どもたちに好かれていました。Kさんは去年も夏ボラに参加しており、今年は2回目の参加でした。 「子どもと関わることにまだ慣れていない部分もありますが、子どもが好きなのでボランティアはとても楽しいです」と話していました。また、子どもと接するときには、「あまり話に割って入らないで、子どもたちが話すことをきちんと最後まで聞く」ことに気をつけていたといいます。この日は夏ボラ体験2日目だったので、3日目の目標を聞いたところ、「今日はなかなか多くの子どもの面倒をみるということができなかったので、3日目はもっといろんな子と接することができるように頑張りたいです」と話していました。
今年の夏は夏ボラ参加者以外にも、多くの方がぱるけにボランティアに来てくれましたと、 ぱるけで指導員をされている阿部佐織さん。 「ボランティアさんには、『障がいをもっている子ども』という考え方はしないで欲しいです。子どもは子どもとして同じように接して、とにかく楽しく活動していただけたらと思います」と話していました。 また、日々の活動について話を伺うと、 「子どもたちは元気いっぱいで体力的につらい時もありますが、子どもたちは日々成長しているので、その過程を小学1年生から高校3年生までの12年間そばで見ることができるのはとても幸せです。今後は子どもたちと地域の方が交流する機会をさらに増やしていけたらと思っています」と話していました。 ぱるけは障がいを持った子どもたちが成長していくために欠かせない場となっています。 今回ぱるけ南仙台を訪問して、この場所は子どもたち一人ひとりの個性を大切にしながら、その成長を温かく見守ってくれる所なのだと感じました。Kさんもボランティアを通じて沢山のことを学べたのではないでしょうか。
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