昨年に引き続き、仙台市にある蒲生干潟の保全、復元のために
活動している「蒲生を守る会」とともに、私たちゆるるが宮城県での SAVE JAPANプロジェクトを 実施しています。 ※SAVE JAPANプロジェクト詳細は、こちら 9月21日、SAVE JAPANプロジェクト「知ってほしい!身近に生きるいきもののこと、 環境のこと。 自然再生を考えるバスツアー」を、今年も秋晴れのもと、 総勢37名で開催しました。 蒲生干潟をはじめ、津波の被害を受けた沿岸部の自然やいきものたちが どう再生しているのか、海岸域で進められている復旧工事はどう進んでいるのかを、 参加者の皆さんとともに見て、考えました。 まず開会式では、SAVE JAPANプロジェクトに協賛いただいている、 損害保険ジャパン日本興亜株式会社 仙台支店 課長の熱田さまから、 今回のプロジェクトの取組みについてお話いただきました。 引き続き、蒲生を守る会から、震災からの干潟の再生状況、 巨大な防潮堤が干潟にできることで起こる、生態系の変化について 説明がありました。 その後は、干潟の周辺を実際に歩き、再生した干潟や干潟に生きるいきものを観察。 干潟から、次の観察ポイントである、岡田新浜へバスで移動。 移動中は、今回講師にお迎えした、東北学院大学教授で、 震災後に「南蒲生/砂浜海岸エコトーン モニタリングネットワーク」を立ち上げた 平吹喜彦先生から、仙台市宮城野区の海岸地域で観察された生態系の変化 そして、様々な種類の植物がパッチワークのように残っている、岡田新浜について 説明いただきました。 参加者の方からは、「防災、減災によって過剰に自然が失われているよう」、 「震災から約3年半が経ち、少しずつ自然が戻りつつありますが、まだまだと感じました。 防潮堤は必要だと思いますが、自然を守りながら上手く建設されたらいいのですが、難しいですね」 といった感想がありました。 今回の取組みについては、月刊杜の伝言板ゆるる10月号で詳しく紹介しています。 ぜひ、ご覧ください! 月刊杜の伝言板ゆるる10月号は、こちら 次回のSAVE JAPANプロジェクトは、11月9日に、エル・パーク仙台で 「蒲生干潟と防潮堤〜自然を生かした防災計画と町づくりを考える〜」と題し、 シンポジウムを開催します。ぜひ、地域の環境、防災を考える1日に、ご参加ください。 詳細は、こちら → http://savejapan-pj.net/sj2014/miyagi/event/post_3.html |