「WAM助成セミナーin仙台」開催 [2013年10月18日(Fri)]
10月17日(木)に、独立行政法人福祉医療機構(WAM)主催、NPO法人杜の伝言板ゆるるが運営協力で「WAM助成セミナーin仙台」を宮城仙台市で開催しました。
宮城県内外から、76名が参加しました。 福祉医療機構(WAM)では、各地で活動しているNPO・市民活動団体への助成を通じて、地域がそれぞれの資源を活かして、助け合い、支え合う地域社会を再生することをサポートしています。 このセミナーでは、過去にWAM助成制度を活用された団体による事業報告をふまえ、他団体や企業、行政等との連携で、団体が取り組む活動の効果をさらに高め、広めるための課題共有や意見交換を行いました。 また、WAM助成制度の説明も実施しました。 「独立行政法人福祉医療機構(WAM)」の詳細は、こちら http://hp.wam.go.jp/ まず当団体代表理事 大久保から 「助成金の有効活用−忘れてはならない市民への還元」と題した基調講演。 「高い目標を掲げて活動を続けることは大事だが、実施するための体制を作り無理をせず、身の丈にあった活動を長く続ける事が重要」と大久保。 そして、過去にWAM助成制度を活用された2団体からの発表。 まずは、NPO法人LEAF26理事長の村上昌芳さん。 LEAF26の詳細は、こちら http://leaf26.or.jp/ 震災から2年半以上経過する中、これまでの地道な活動の様子とともに、刻々と変化していく仮設の皆さんの生活やニーズ、支援の課題などをお話しいただきました。 「実際に現地を年間約150日足を運び、現地でしかみえない新鮮な問題などを意識し活動している」と村上さん。 次の発表は、NPO法人仙台夜まわりグループ理事長の今井誠二さん。 仙台夜まわりグループの詳細は、こちら http://www.yomawari.net/ 長引く景気の低迷や震災の発生などによって生活困窮に陥った方々について、食事や住宅の確保などを、当事者に寄り添った伴走支援をされています。 「震災後更に生活困窮の方々が増え、一日も早く路上で生活をせざるをえない方々がいなくなることを願い活動を続けている」と今井さん。 その後は坪井課長、小安課長より、WAM助成制度の説明。 今回はWAM助成についてだけでなく助成採択につながるポイントなども話していただきました。 最後にグループに分かれて意見交換会を開催。 自己紹介と活動内容をしながら、今団体で抱えている課題は何か? どういったことに困っているのか?を話し合いました。 参加者からは、「色々な団体の現状を知れて良かった」 「そういう活動であれば、自分の団体と連携して活動できそうだ」と名刺交換している方々もいらっしゃいました。 「また次回もあれば是非参加したい」といった声が聞かれ、今回のセミナーから新しいつながりも生まれるものになりました。 ご参加いただきましたNPOの皆さん、ありがとうございました。 独立行政法人福祉医療機構(WAM)HPは、こちら http://hp.wam.go.jp/ |