6月28日(金)に、パナソニック株式会社、認定NPO法人日本NPOセンター、
NPO法人杜の伝言板ゆるるの共催で「NPO/NGOの組織基盤強化のためのワークショップ」を宮城で開催しました。
宮城県内外から、30名が参加しました。
組織そのものの基盤をしっかりと固めることを疎かにしてしまうと、それが原因で事業運営に日々追われ、なかなか持続可能な活動の発展に結びつかないというケースがあります。
このワークショップでは、NPO/NGOの組織基盤強化を応援する「Panasonic NPOサポート ファンド」の公募説明会と合わせ、
事業ありきの状態から、長期的視野で組織の基盤強化の重要性を知ってもらうためのものです。
「Panasonic NPOサポート ファンド」の詳細は、こちら
http://panasonic.co.jp/citizenship/pnsf/ワークショップの前に、「組織基盤の強化とは」を、まず日本NPOセンターの代表理事 早瀬昇さんからの講演。
まず、「組織基盤って?」、「なぜ組織基盤は必要なのか」をお話いただきました。
そして、組織基盤強化に取り組んでいる2団体からの発表。
まずは、東京の
NPO法人プレーパークせたがやの大垣内弘美さん。
2011年から、NPOサポートファンドの助成を受け、組織基盤強化に取り組んでいる団体です。
2011年〜2013年までの3年間の取り組みと成果をお話いただき、団体の組織診断を第三者から受け、
課題を確認し、これからの重点課題と中期計画を練りました。
「できることから、やっていこう」をモットーに、日々試行錯誤しています。
団体内で想いをシェアし共有する場を持つことが必要だと再確認しました」と大垣内さん。
次の発表は、仙台市で活動している
NPO法人アフタースクールぱるけの谷津尚美さん。
自団体の活動に合わせて、助成金を申請し、活動場所を整え、組織基盤を固めてきた過程をお話いただきました。
その後は、グループに分かれて組織の現状分析をするワークショップ。
今、団体で抱えている課題は何か?
なぜそれが問題になっているのか?を掘り下げて考えました。
ワークショップで出た内容を、全体で共有した後、
「Panasonic NPOサポート ファンド」の2013年募集事業について紹介。
第三者の視点で、団体を見て、組織の基盤を底上げを計るものです。
参加者からは、「組織として継続していくために、基盤強化は大切だと、あらためて気づいた」
「自分達の団体の現状の課題を知る・整理することが大事ですね」
「ワークショップで、他団体と話をして、悩んでいることがわかり、解決するために日々取り組んでいると聞き、刺激を受けました」
といった声が聞かれ、ワークショップから新しいつながりも生まれるものになりました。
2013年募集の応募期間は7月16日(火)から31日(水)までです。
詳細は、こちらから
http://panasonic.co.jp/citizenship/pnsf/▼パナソニック企業市民活動ブログ
NPO/NGOの組織基盤強化のためのワークショップを宮城で開催
http://panasonic.co.jp/citizenship/blog/2013/07/npongo-2.html▼Panasonic NPOサポート ファンド
http://panasonic.co.jp/citizenship/pnsf/