夏ボラ [2009年08月31日(Mon)]
8月の炎天下の下、「名取ハマボウフウの会」で夏ボラ体験をした
高校生の体験談です。 しっかりと体験を振り返って体験談を書いてくれました☆ *********************************************** 宮城県古川黎明高校3年 H.A 私は「ハマボウフウ」をこのボランティアで初めて知りました。ハマボウフウとは海岸の砂地に生育するセリ科の多年草食物です。食用としても素晴らしい植物ですが、茎の部分が風邪に良く効くことから、薬が簡単に手に入らなかった昭和20,30年代に乱獲、盗掘に合い、絶滅危惧種となりました。 「名取ハマボウフウの会」さんではそんなハマボウフウを後世に伝えるために海岸のお花畑づくり、地域特産化を目指し活動していました。 ボランティアでは草むしりと海岸のゴミ拾いをしました。私は海岸のゴミの量に驚きました。故意的に捨てられたもの以外にも、太平洋の向こうから流れ着いた廃棄物がたくさんあり、割れたビンなども多く、人にとっても危険な所でした。 温暖化の影響で海岸は波に削られ、さらに普通は10月に咲く花がすでに咲いていました。そんな環境を作っているのは確実に人間です。 そしてその環境破壊を食い止められるのも人間なのだと、ハマボウフウの会の皆さんを見て思いました。 誰かがやってくれるという考えではいつか誰もやらなくなる、自分が住む地域くらい自分で守っていけなければならないと思います。 このボランティアを通じて、日頃どれだけ自分が他人任せに生活していたのか考えさせられました。 これを期にもっと身近な環境問題について興味を持とうと思います。分かりやすく説明してくださったハマボウフウの会の皆さん、2日間ありがとうございました。 |