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第4回日本文化理解研修 [2015年11月12日(Thu)]
 「アジア未来への人材育成プロジェクト」の一環として2012年に始まった「日本文化理解研修」。日本文化やマナーに詳しい協会の滝澤崇理事が協会と提携を結んでいる雲南の大学に赴き、日本語を学んでいる学生を対象に行っています。
 今年で4回目を迎え、これまでに参加した学生は500名以上。教科書では学べない実践で役立つビジネスマナーも教えています。
 今年は雲南師範大学、雲南民族大学、雲南大学滇池学院で行い、110名以上の学生が参加しました。
 滝澤理事が日本からたくさんのネクタイを持参し、ネクタイの結び方実践練習!これで就職活動も大丈夫ですね。

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研修終了後、滝澤理事から受講者全員に受講証を手渡しました。

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これからもっともっと日本語を磨いて、希望する就職先に就職できるよう頑張ってください!

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▲雲南師範大学の皆さん


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▲雲南大学滇池学院の皆さん

【雲南支部】
来日した春蕾生からのメッセージ 第8回 [2015年10月31日(Sat)]
多くの方々からのご寄付や御協力により実現した、「25の小さな夢基金」春蕾生代表8名の来日。その彼女たちの協会へのメッセージなどをご紹介しているシリーズの最終回は8人のリーダーを務めた、3年生の柏雪(イ族)さんです。

日本雲南聯誼協会のみなさまへ
 この度の日本訪問で私はたくさんの「初めて」を経験しました。初めての外国、初めての飛行機、初めての電車、初めての船……、なにもかも生涯忘れることのできない体験でした。

 惠蘭おばさまに感謝します。心優しい方々を集って協会を設立し、さまざまな困難を克服して、私たち春蕾生を支援し励ましてくれています。惠蘭おばさまの善良勇敢な知恵は春蕾生一人一人の模範です。

 協会のみなさま一人一人に感謝します。日本滞在中、上原おじさまはずっと私たちに付き添いプレゼントまでくださり、行き届いた心配りに私たちは感動しました。平田おじさまはユーモアで私たちを楽しませてくれました。温和で美しい黒沼おねえさんはいつも私たちを温かく見守ってくれました。

 協会のお陰で私は夢を追いかける力を得ました。日本訪問はどれもが忘れがたい経験となり、私の人生を豊かにしてくれました。同時に、私はもっと広く学び、知識を身につけ、人生をもっと彩り豊かにしたいと感じました。そして、感恩の心を忘れず困難多き道を歩いて行きたいと思います。能力を身につけ、人助けをして、このような有意義な仕事を後押ししたいと思います。
 善人の一生は平安。日本雲南聯誼協会が惠蘭おばさまのリーダーシップと会員のみなさまの努力によって、さらに発展することをお祈りします。


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日本の感想
 もうすぐ着陸。窓の外をのぞくと雲の下は一面の海。淡い陽光が海面に注ぎ、透き通るように美しい。たちまち旅の疲れが吹き飛んだ。心の中でつぶやいた――ついに、日本だ!

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 日本人は秩序正しく誠実です。空港の職員はとても友好的で、礼儀正しく、言葉が通じなくてもすべてが順調に進みました。東京へ向かうためにバス停へ行くと、奇麗に並んだ人の列が見えました。その横には荷物が整然と並び、一つ一つに目的地を示す札が付けられていました。バスが来ると人々は順番に乗車して切符を買い、専門の従業員が荷物をバスに積み込んでいました。その間、乗客は静かに順番を守って行動していました。日本に滞在中、デパートやレストラン、観光地など、どこへ行っても従業員の方が微笑み、お辞儀、挨拶をしてくれました。服装には乱れがなく言葉遣いが丁寧で、活気があって忍耐心があり、人の心を楽しくします。一説によると、一人の店員さんは1日に2500回のお辞儀をするそうです。こんな大変な仕事を毎日できるのは、仕事に誇りを持ち天職と考えているからかもしれません。

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 清潔な日本。日本ではゴミの分類がとても厳格です。道路にはゴミや広告の紙は見当たらず、緑がたくさんあります。混雑している繁華街でさえ、埃も排気ガスもなく、果物の皮や紙くずがないことは言うまでもありません。日本人は環境保護にとても熱心です。日本はとても暑い国なので、日本人はハンカチを常に携帯して汗を拭いています。紙は使いません。紙はトイレか食卓で見るだけです。日本は国土面積が狭いので資源を大切にし、住んでいる場所の環境を保護する意識が強いのです。

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 静かな日本。東京の中でもいちばんの繁華街がある新宿に滞在しましたが、こういう場所は騒々しいはずなのに、騒がしさをまったく感じませんでした。クラクションは聞こえず、騒ぎ立てる通行人もなく、まったく静かです。デパートはとても広く、騒々しい人声や客を呼び込む店員の叫び声もなく、店内には心地よい音楽が流れていました。レストランでは、人々は食べるときは下を向き、小声で会話をしていました。住宅地もとても静かでした。日本の家庭にホームステイした夜、周辺の住宅には人がいないかのような静けさで、とても印象に残りました。日本は静かな国です。日本人は、どんな場合でも他人に迷惑をかけない、という考えが心に深く根ざしています。「静かにする」という観念がその源にあるのかもしれません。目を閉じ、呼吸すると、海の音が聞こえるようでした。

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 交通が発達している日本。東京滞在中は毎日、電車に乗りました。鎌倉へ海を見に行ったときは1時間ほどで着きました。電車のスピードはさほど早くはなく、沿線には民家が連なり、電車の速度を気にする人もなく、ただ沿線の景色に見ほれて、まるで宮崎駿さんのアニメの世界にいるような感じでした。日本では人々は電車で出かけ、道路は仕事の車でいっぱいです。交通網が巨大過ぎて、私たちのような外国人には気が遠くなるほどです。でも、どこでも秩序が保たれていて、「長蛇の列」現象はなく、右往左往して疲労することもありません。発達した交通のおかげで焦る気持ちにゆとりが与えられ、それが日本人の寛容さや落ち着きを作っているように感じました。
 今回の日本旅行で、私は日本の文明に感銘を受けました。この静かな国に身を置き、私の心も落ち着きを得たような気がします。目を閉じて深呼吸をすると、潮騒が聞こえてきそう……。


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【東京本部事務局】
来日した春蕾生からのメッセージ 第7回 [2015年10月30日(Fri)]
雲南省の山間僻地に住む貧しい女子高校生を支援する「25の小さな夢基金」。その支援学生を代表して来日した生徒の感想などを紹介しているシリーズの第7回目も今年2年生となった和霄(ナシ族)です。

敬愛する日本雲南聯誼協会のみなさまへ
 こんにちは!
 時はひっそりと過ぎ去り、瞬く間に日本雲南聯誼協会は誕生15周年を迎えました。思えば私が昆明女子中学春蕾クラスに入学して1年余りが過ぎました。この1年、日本雲南聯誼協会のみなさまからご支援をいただき、なおかつ日本遊学に参加させていただき、深く感謝いたします。この回の日本遊学で、私たちはたくさんのことを経験し、多くのことを学びました。また、数多くの親切な方々とお目にかかり、温かい思い出をたくさんいただきました。

 日本滞在中に私たちは協会事務所を訪問しました。狭い事務所の中で職員の方々が忙しく働き、支援に奔走されていました。みなさまのご支援とお心遣いに感謝します。私たちはこれからも今まで通り勉学に努力し、仲間と助け合い、愛を伝えていきます。
 最後に、日本雲南聯誼協会の15年にわたる貧困学生へのご援助に感謝を申し上げ、協会のより一層の発展と会員のみなさまのご健康をお祈りします。いつも笑顔でありますように!


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日本を体験して
 それは心温まる、素敵な思い出となりました。
 昆明から広州、そして日本へ。数時間の楽しい空の旅でした。少々緊張しながら税関を抜け初めての外国の地、日本に上陸しました。私たちを引率してくれたのは、日本雲南聯誼協会のボランティアのおじさまでした。生粋の日本人です。おじさまは初対面の瞬間、身を以て私たちに日本の礼儀習慣を示し、私たちの緊張をほぐしてくれました。そして、日本滞在を通して、私たちの日本に対する知識を深めてくれました。

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 空港からホテルへ向かう途中、外を眺めると青々とした緑。飛行機を降りたばかりの疲労感が、なんとなく爽快な気分に変わりました。日本の緑はすばらしいです。旅行中、私は車のクラクションを耳にしないことをとても不思議に感じました。日本の車にはクラクションが付いてないの? そんなことはあり得ません。人や街の些細な風景の中に、その民族の特徴があるのかもしれません。

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 日本の百貨店は買い物が楽しくなります。店員さんは笑顔で迎えてくれ、買い物をしなくても白い目を向けることはありません。混雑している場所でも案内やサービスがしっかりしています。トイレや休憩所、ホテルの清潔さはどこも同じです。この種のことはたくさんあって、一つ一つに日本の優れた点を感じました。

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 今回の日本旅行でいちばん楽しみにしていたのは、海に行くことでした。穏やかな晴天のもと鎌倉の街を散策した後、私たちは夢に見た海に到着しました。全身で受ける海風がとても爽やかでした。ああ、気持ちいい! 私たちは自制心を失い、歓声を上げて波に向かって走っていました。波は順序なく引いたり寄せたり、最高に美しかったです。私は波の中で歓声を上げ、走り回りました。みんな衣服が濡れるのも構わず、沖へ沖へと波を追いかけてハシャギ回り、協会の方から大声で止められてしまいました。忘れられない素敵な思い出です。

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 私にとっていちばん印象に残ったことは、協会事務所を訪問したことです。事務所の内部は簡素でしたが、職員の方々は優秀な方々ばかりでした。苦労を厭わず、貧困学生を援助するために働いていました。職員のみなさんの心遣いにあらためて感謝の気持ちを抱きました。職員のみなさんは、私たちに善良な心を信じさせる一筋の美しい光です。情熱をもって理想を追求しています。
 日本滞在中、私はみなさんの素敵な笑顔、みなさんが一致団結したときの力、みなさんの温かさをしっかりと心に刻みました。この素敵な思い出は決して忘れません。みなさん、ありがとうございました。こんなに素敵な旅行に感謝いたします。


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【東京本部事務局】
来日した春蕾生からのメッセージ 第6回 [2015年10月28日(Wed)]
今年8月に来日した、「25の小さな夢基金」で支援する雲南省少数民族の女子高校生8名による協会へのメッセージと感想を紹介しているシリーズ。第6回目は2年生になった熊艶美さん(リス族)です。

日本雲南聯誼協会のみなさまへ
 こんにちは!
 みなさまのお気遣いに感謝します。みなさまは愛によって私たちを支えてくださいました。このたび日本に遊学する機会を得ましたことは、まさにみなさまの私心のないご援助があったからこそです。言葉では言い表せないほどの感激でいっぱいです。みなさまのご好意を無駄にすることなく、日本訪問を今後の勉学の動力源にしていきます。ありがとうございました!


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日本の感想
 物事には経験しないとわからないものがある、と言います。わずかながらも日本を理解できたのは、今回日本を訪問する機会を与えられたからかもしれません。私が日本について知っていたことは、太平洋の島国であること、茶道文化、武士道精神、日本料理が評判になっていること、これがすべてでした。初めて日本に行って知ったことは、日本が礼節をとても重んじる国だということです。混雑した人ごみの中で道を譲ると、相手は気持ちよくお辞儀をして微笑を返してくれ、私はとても嬉しくなりました。

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 日本の国土面積は狭いので、日本人はとても資源を節約し、緑化率がとても高く、街路樹の列を目にします。ゴミがなく清潔な街路、自然体系を活かして作られたレストラン、精密でかつ環境に配慮された紙、どれもが調和と安らぎを感じさせます。中国人以上に日本人が親切で、おもてなしを好むところに感激しました。

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 ボランティアのおじさまやお姉さま、聯誼協会の職員の方々は隅々まで心を配っていただきとても感動しました。ボランティアのおじさまは私たちの日程を計画し、宿泊施設やレストランを手配し、全行程に付き添ってくれました。朝から晩まで動き回り、私たち以上に疲れているはずなのに、却って励ましてくれたり、見学に気を取られていると記念写真を撮ってくれたりしました。上原おじさまや協会のみなさま、その他私たちに尽くしていただいた方々に感謝します。愛情いっぱいの旅行でした!

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 東京はその呼び名にふさわしい国際都市です。繁栄がそれを象徴しています。たくさんの外国人が集まっています。金髪で青い目をしたヨーロッパ人や黄色人種の典型であるアジア人など、さまざまな国の人々が行き交い、お土産屋さんやお菓子屋さん、商店は大賑わいです。日本の美しく精巧な商品に誰もが頷き、私たちも目を奪われてしまいました。見ているだけで楽しくなります。東京のサービスもまた行き届いています。従業員はつねに口元に微笑みを絶やさず、私たちを楽しい気分にしてくれます。言葉が通じなくても、困ることはひとつもありません。そうです!微笑みは最良の通行証なのです。でも、私も含めて人はときどき微笑みを忘れてしまいます。仮に貴方がレストランで食事をしているときに、なにか欲しいものがあっても貴方は動く必要はありません。気配り周到な店員さんが丁寧に貴方のほしいものを揃えてくれます。そればかりか記念写真も撮影してくれます。

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 いちばん印象深かったのは日本の交通です。日本は発展した国で国民の生活水準が高いにもかかわらず、自家用車がとても少ないので排気ガスが少なく、渋滞問題なども解決しています。公共交通が非常に発達していて秩序も良好です。人々は忙しそうに早足で歩いていますが、人の流れはスムーズです。これは日本人の謙虚さや礼儀を重んじる素質のお陰だと思います。それは私たちが見習う価値があるものです。


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【東京本部事務局】

来日した春蕾生からのメッセージ 第5回 [2015年10月26日(Mon)]
協会設立15周年記念式典に合わせて来日した春蕾生8名による協会へのメッセージなどをご紹介しているシリーズ第5回目は、高校2年生となった金卉(イ族)です。

感謝のことば
 昨年8月、私は未来への憧れを胸いっぱいに抱いて、昆明女子中学に進学しました。この学校に来ることができてとても幸せです。夢を見ていた大学進学の道が開けただけでなく、日本雲南聯誼協会の大きな支援を受けることができたからです。そのおかげで生活費の心配がなくなり、経済的な負担が解消しました。

 一年間の学校生活を経て、「勉強は流れに逆らって船を進めるようなもので、先に進むのは難しくすぐに後退する。平原で馬を追いかけることは、逃すのは易く追うのは難しい」ことを私は知りました。自分に厳しく、向上に向上を重ね、校訓である「博学慎思,明辨篤行(博く学び深く考え、篤行を見極める)」をしっかりと心に刻み、自分自身の充実に努力しなければならないと自覚しました。勉学に努力し、知識によって運命を変え、貧困の環境を改善しなければなりません。協会のご支援は「雪中送炭(雪の中に炭を送る=困っている人を助ける)」――私の切迫した状況を解決してくれただけでなく、私の最も大きな励ましになりました。私は感謝の気持ちを強くし、このご恩にお応えします。

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 古人曰く――「人以知恩图报为コ,滴水之恩当涌泉相报(人は恩を知り報いることを徳とする。一滴の水の恩に湧き出る泉で報いる)」と。協会のご支援と励ましに対して、簡単な言葉ですが、万感の思いを込めてお伝えします――谢谢(ありがとうございます)!私にその能力が備わったときには、みなさまが私に与えていただいたように、私も身近な援助を必要とする人々に心遣い、温もり、喜びを与えたいと思います。困難に遭遇しても、たくさんの人が背中を押してくれていることを教えて上げたいと思います。

 日本雲南聯誼協会は母親と同じです。私を愛し、なにものも及ばない温もりを与えてくれました。協会の誕生15周年に際して、心からお祝いの言葉を捧げます――誕生15周年おめでとうございます。協会の順風満帆の発展をお祈りします。
 最後に、協会の愛とボランティア精神が輝きを増しますことを、そして、協会のみなさまのお仕事が進捗されますよう、お祈り申し上げます。


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日本旅行の収穫
 今回の日本旅行は私にとっては初めての海外旅行でした。日本については地理や歴史の授業である程度は知識を得ていたので、出発する前に憧れや興奮といったものはまったく覚えず、どんな国でも人の生活にはさほど大きな違いはないだろうと思っていました。ところが、9日間の実地体験で私の考えは少なからず変わりました。

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 日本に降り立った瞬間から、時々刻々日本人の生活に感銘を受けました。例えば、私が権力や地位やお金を持っていようといまいと、どこへ行っても人々の態度は同じです。謙虚で礼儀正しく、私自身もこの無形の礼儀に徐々に感化されていきました。商店やレストランの店員さんが王様に接するような接客姿勢は心地よくも不思議な驚きでした。話をするたびにお辞儀をします。お辞儀は日本人の日常生活に不可欠な社交動作のようで、私たち中国人がどこでも「谢谢」と言うのとよく似ています。電車の中では大きな声で騒ぐ人も煙草を吸う人もいません。誰もがただ静かに座席に座っているか立っています。また、老人や身障者を見ると席を譲る、心の温かい人がたくさんいます。

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 特殊な場合を除き、日本人の生活は一般的には夜の10時には終わり、街は静かになります。おそらく、これは日本人が受けてきた教育と健康意識に関係があるようです。老人も若者も元気溌剌としていて、腰の曲がった老人や生気をなくした若者は見当たりません。また、道路にはゴミがなく清潔なだけでなく、とてもよく緑化されています。空気は清々しく、不快な匂いがしません。喫煙は決められた場所でのみ可能です。ある人の言を思い出しました――日本人は非常に清潔好きであるが、これは先々を考え清潔にするという精神を普段の生活に活かしているからである――。信号機では、赤で止まり青で進むという交通規則を誰もが自覚しています。歩行者の信号が赤に変わっても、車は歩行者が渡り終えるまで停止し、警笛を鳴らす車は一台もありません。

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 9日間の短い滞在中に私が見たものは、日本の風土や人情や生活のほんの一部でしかありません。ですが、9日間の見聞は私に大きな影響を与えました。今後の学校生活の中で人と接する態度や生活に向き合う姿勢を学びました。ものごとは異なる角度から客観的に見なければいけないこと、やみくもな否定や固執をしてはいけないことを学びました。

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 旅行とはたくさんの異なる事物を見に行くことであり、人生への投資だと思います。風景を楽しむだけでなく、地域に暮らす人々や文化に関心を振り向け、鋭い感性を発揮して自己の価値観を正しく育てることは、人生をより一層豊かにします。今回の日本への旅を通して、私は人の生き方や生活の違いを発見し、まるでもう一つの人生を得たかのような、思わぬ収穫を得ました。


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【東京本部事務局】
来日した春蕾生からのメッセージ 第4回 [2015年10月23日(Fri)]
この8月に日本を訪れた「25の小さな夢基金」代表8名が離日して早や2か月となりました。その生徒による協会へのメッセージと日本訪問の感想をご紹介しているシリーズ第4回目に登場するのは魯茸卓瑪さん(チベット族)で、この生徒も3年生です。

日本雲南聯誼協会のみなさまへ
 なによりも先ず初めにみなさまにお礼を申し上げます。みなさまのお陰で私たちの現在があります。みなさまの存在がなければ、私たちが日本へ行くことは不可能でした。みなさまの温かいお心遣いに感謝申し上げます。みなさまのお心遣いに心から感動しています。私たちはみなさまのご恩にお応えしたいと願っていますが、それが今すぐである必要はないとみなさまが考えておられることも承知しています。
 ほんとうに感謝しています。みなさまがあっての今日の私たちです。お仕事にあんなに真摯に取り組み、あんなに苦労されていて、ほんとうに感謝しています。
 15年後、20年後も日本雲南聯誼協会の事業が順調に発展しますことをお祈り申し上げます。


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日本の感想
 日本は自然環境が保護されています。山が多く、植物がきれいに植えられ、小さな川の水も透き通っています。大気は清々しく、景色はどこよりも美しいです。

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 人口密度は思ったほど高いようには見えません。大都市の東京を除き、一般の人々は2階建ての小さな家に住んでいます。山裾の道路沿いに分散し、住宅周辺の環境はきれいです。日本人の長寿の理由がここにあるようです。日本は車も多いし道路もたくさんあります。一般道路は狭く、高速道路は片側2車線です。山が多いのでトンネルが多く、山肌を切り開いた道路は見当たりません。自然環境がよく保たれています。日本人はとても礼儀正しく、人と会ったときは軽く頭を下げるかお辞儀をします。商店やホテルの従業員はとても親切です。歩行者にとても優しいです。車はかなり離れたところから減速して歩行者を通してくれます。信号が青でも、決して歩行者の前を横切ることはありません。

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 日本の治安は中国より優れています。外国人が多い大きな都市を除き、日本のスーパーマーケットには中国の「服務台(カウンター)」のような場所がなく、買い物を済ませて出口に来ても「収銀台(レジ)」が見当たらず、探してようやく見つけたほどで、日本には泥棒心を起こす人はいないようです。一般の住宅には「防盗門(部外者の侵入を防ぐゲート)」や「防盗窗(泥棒よけの鉄柵がついた窓)」などがありません。工場の囲いも低く、またいで越えられるくらいの低さです。日本人は働いているときはとても真面目で、矢のように真っすぐ仕事をしているように感じました。特に第一線で働く人は自ら進んでロボットのように仕事に励んでいます。日本人の等級制度はとても厳しく、上級は上級、下級は下級、年長になるにつれ等級が上がり、社会的な地位も高くなります。若者は一般的に地位が低く、どんな場合でも控えめです。

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 東京の第一印象は清潔なこと、公衆衛生の状態がよいことです。地面にゴミがなく、空気は新鮮できれいで大気汚染を感じません。人々の服装は今風で、年配者も若者も時流に合った、清潔な服装をしています。

 中国国内では、日本人は中国を敵視している、と言いますが、そういうことはまったくありません。日本人は親切で礼儀正しく、中国人に対する反感はありません。たとえ反感を抱いていても表に出さず笑顔で接してくれ、温かみを感じます。日本でいちばん感心させられことは、「车让人(歩行者優先)」です。滞在当初はこのことを知らず、車が通り過ぎるのを待っていると、車は私が通過するのを待ってくれていて、とても感動しました。

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 ですから、是非一度日本に行ってみてください。行く価値があります。他人の言葉ではなく、自分の目で見れば、物事の本当の姿を発見することができます。自分の目で見たこと、自分で学んだこと、自分で発見したことを話すべきです。他人の言葉を鵜呑みにしてはいけません。

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【東京本部事務局】
来日した春蕾生からのメッセージ 第3回 [2015年10月19日(Mon)]
協会の招きで8月に来日した8名の春蕾生からのメッセージと感想文をご紹介しているシリーズ第3回の生徒は、葉騰さん(ワ族)です。彼女もこの9月から3年生となりました。

日本雲南聯誼協会のみなさまへ
 2013年8月、私は昆明女子中学の校門をくぐり、ここで一つの名前を知りました――日本雲南聯誼協会。暖かな一筋の光が大地の一角を照らすように、日本雲南聯誼協会は私たち春蕾生の一人一人に支援の手を差し伸べ、夢の実現に力を貸していただいています。
 私は日本雲南聯誼協会のみなさまに「感謝」の一言を声に出して伝えたいです。みなさまが与えてくださった援助によって、私の実家は経済的な負担が軽減され、私はこの学校で安心して勉強することができました。みなさまからたくさんの温もりもいただきました。みなさまへの感謝の気持ちを自らの行動によって表したいと思います。しっかりと勉強し、自分の夢の実現に向けて努力し、社会で役立つ人間になります。


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日本の感想
 間もなく日本に到着する。窓の外は藍色の海。美しい、と思ったらすぐに見えなくなった。あれは蜃気楼だったのだろうか。
 飛行機を降りた途端に熱気に襲われました。でも、建物の中に入ると涼しく、日本では室内外の温度差がとっても大きいと感じました。日本に来る前、私は言葉が通じないことが不安だったのですが、そんな不安は取り越し苦労でした。大概の困難は微笑みが解決してくれました。そしてこの旅行は、私たち学生同士の助け合い、相互協力によって、温もりに満ちたものになりました。

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 今回の日本旅行で、私は団体行動の大切さを感じました。私は日本に来る前、日本からは実家に電話をかけることができないとは思いもしていなかったので、父母に日本から電話をすると伝えていました。滞在1日目の夜、ネットに接続しようとしましたが、夜11時を目前にしてもつなげることができません。父母が心配していると気が急いて、半ベソをかいていました。そのとき熊艶美さんが部屋に入ってきました。私は彼女にネット接続ができたかと聞くと、彼女は「できたよ」と言って、その方法を教えてくれました。なんのことはない、私の接続方法が間違っていただけでした。お陰で私は父母を安心させることができ、彼女の手助けに心から感謝しました。同時に、グループの重要性、相互協力の大切さを認識しました。そして、滞在期間中、私たちはお互いを理解し合い、心の交流も進みました。初めて訪れた街、東京で私は例えようのない心の温もりを感じました。

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 東京ではたくさんの温もりをもらいました。それは空港から始まりました。到着ロビーへ出ると一人のおじさまが温かい笑顔で私たちを迎えてくれ、私たち一人一人にプレゼントをくれました。私はその細やかな心遣いに温もりを強く感じました。おじさまは以後の旅行中、毎日私たちに付き添い、いろいろな場所へ案内してくれました。上原おじさまに心から感謝します。もちろん、そのほかの方々にも感謝しています。感謝の一言しかありません。将来自らの行動によって、援助していただいた方々や社会、祖国に恩返しをしたいと思います。

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 今回の旅行は夢を見ているようでした。海を見たり、飛行機に乗ったり、遊覧船に乗ったり、たくさんの「初めて」を体験しました。なかでも、先生と同じ部屋で寝起きし、いっしょに出かけ、いっしょに朝ご飯を食べ、まるで家にいるように温かく、一生忘れられない経験でした。私たちは先生からいろんな知識を学び成長しました。先生に感謝します。そして、付き添ってくれた林娜お姉さんと秦徳英先輩にも感謝しています。

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 この旅行を通して、人は勇気を持って自分自身に、そして、新しいことに挑戦しなければいけないと感じました。私たちは外の世界を見に行ったのだと思います。見識を広め、自分の小さな世界に閉じこもってはいけないと感じました。世界にはまだ見たことのないもの、知らないことがたくさんあるのだと感じました。
 旅行は絶え間ない学習です。絶え間ない成長です。今回の日本旅行で私たちはたくさんのことを学び、成長しました。


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【本部事務局】

来日した春蕾生からのメッセージ 第2回 [2015年10月16日(Fri)]
8月に来日した昆明女子中学の高校生からのメッセージなどを引き続きご紹介いたします。今回も3年生で、名前は田香香さん(チワン族)です。

日本雲南聯誼協会のみなさまへ
 日本訪問の機会を与えていただき、日本雲南聯誼協会のみなさまに心から感謝を申し上げます。みなさまのご配慮により、たくさんの方々にお会いすることができ、とても光栄です。私は、現在、みなさまになんのお返しもできません。唯一、勉強に邁進してよい大学へ進み、優秀な成績を残すことで、みなさまのご恩に応えたいと思います。一人の優秀な女性となり、みなさまからいただいた愛情を後輩に伝え続けます。重ねて、皆様のお心遣いに御礼を申し上げます。


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日本旅行の感想
 今回日本訪問の機会を得て、私は名誉と喜びを感じました。飛行機を降り建物へ入った途端、中は静かで、清潔で、空気の清々しさを感じました。成田空港から東京までバスに乗りました。バスにはトイレがあったのですが、匂いはまったくしませんでした。道路の上には埃も泥も見当たりません。横を走る車もピカピカ。道路の両脇にはたくさんの樹木が植えられていて、緑に輝いていました。以下、私が日本で受けた感想です。

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 日本の環境保護意識はとても強い。市内のどの道路を歩いても紙くずやビニール袋は見当たりません。喫煙は指定された場所でのみ可能で、歩きながらタバコを吸っている人はいません。罰則が厳しいらしいです。市民は生活ゴミを自分で分類してまとめ、決められた時間に、決められた場所に置きます。ゴミに対する資源意識がとても高いからです。

 日本は世界でも森林面積が広い国の一つ。68%の面積率があり、国道の両側にはどこでも森林を見ることができます。中国の森林面積率はわずか18.7%、世界第130位です。日本の伝統的な家屋は木造ですが、建築用の木材は輸入しています。

 日本人は高い教養をもっている。商店の接客態度、挨拶、客への対応などにそれを見ることができます。東京は人口1200万人の大都市ですが、電車やバスの乗り降りで乗客が揉み合う現象は見当たりません。デパートのエスカレーターでは誰もが左側に立ち、右側のスペースは急ぐ人のために空けます。

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 日本人はとても礼儀正しい。日本人は朝晩挨拶をします。ご飯を食べるときは「いただきます」(原文:我开吃了=食べ始める)、食べ終わったら「ごちそうさまでした」(原文:我吃饱了=お腹いっぱい)と言います。どの商店に行っても、入るときは「いらっしゃいませ」、出るときには「ありがとうございました」と必ず声をかけられます。私は日本語を話せませんが、今回の旅行で私がいちばん多く喋ったのは「こんにちは」「ありがとう」「ごめんなさい」でした。

 日本では水道の水を直接飲むことができる。水資源が豊富。

 日本のサービスは一流。商店で買い物をすると店員さんが英語で説明してれくれ、商品を一点一点手にとって見せてくれます。態度も言葉使いもとても丁寧で、客は女王様の気分になります。特に印象に残ったのはトイレです。子どもを座らせる専用の場所があり、子どもを抱えた人にはとても便利です。

 日本は物価や交通費がとても高い。色紙は昆明では高くても4元ですが、日本では300円(15元)しました。ただ、日本では貧富の差は小さいです。家庭ごとに1台以上の車をもち、三連休にはドライブ旅行に出かけます。職業に貴賎はありません。公務員の給料はそれほど高くはなく、一般の給料は高いようです。農村と都市も大きな格差はありません。

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 概して、日本は科学技術と経済が発展した、一流のサービス先進国です。今回の日本旅行で、私は日本独特の文化に感銘を受けました。
 
 この旅行中、もう一つ大きな感銘を受けたことがあります。同行した先生、学生との共同生活を忘れることができません。仲間として親睦を深め、互いに助け合い、二人の先生は私たちをずっと指導してくれて、あれ程親密に接したのは初めてでした。どこの風物がどうだったと一緒になって話し合ったり、写真を撮ってくれたり、私の成績を心配してくれたり、かつてこれほど私の勉強を気遣ってくれた人はいません。そして、聯誼協会の上原さん、平田さん、黒沼さん、林娜さんの気遣いを忘れることはできません。中でも上原さんは毎日私たちに付き添い、私たちの面倒をみてくれました。特に感謝します。

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 今回の日本旅行はたくさんの方々の力添えで実現できました。私はとても幸せです。できることなら時間を止めて、あの素敵な夢を見続けたいです。でもそれは不可能です。ならば、あの一日、一分、一秒を永遠に心に残しておきたいと思います!

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【東京本部事務局】
来日した春蕾生からのメッセージ 第1回 [2015年10月13日(Tue)]
去る8月、多くの会員の方からのご寄付と法人会員などのご協力によって、「25の小さな夢基金」で支援する少数民族の女子高校生の代表8名と引率の先生2名の来日が実現しました。その来日した生徒がそれぞれ協会へのメッセージを寄せてくれましたので、感想文と共に日本語訳にてご紹介いたします。第1回目は3年生に進級した玉罕章さん(タイ族)です。

聯誼協会のみなさまへ
この度、日本に行くことができたのはみなさまのお陰です。このような得難い機会によって、私はたくさんの収穫を得ることができ大きく成長しました。いただいた協会のご厚意は心に刻んで忘れません。東京滞在中は、協会のお心遣いとご援助で我が家にいるように、平安に楽しく1週間を過ごすことができました。協会からいただいたすべてに感謝申し上げます。私は努力します。そして、将来さらにたくさんの感動と喜びを多くの人に伝えます。

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日本を訪れた感想
2015年8月16日、初めての大都市、東京に到着しました。そこは未知の世界なのに、私は少しも不安感を感じませんでした。なぜなら、この街に温もりを感じたからです。
 東京に到着したその日、猛烈な暑さだったのですが、私の心は爽やかでした。空港には聯誼協会の上原おじさんが迎えに来てくれて、電車でホテルへ案内してくれました。そして、その途中、上原さんは私たちに飲料水を買ってくれたり、荷物を運んでくれたり、優しく気遣ってくれたのです。

 私が受けた日本の印象は、静か、清潔、秩序、礼儀正しさです。もしかすると多くの人が、街というのは賑やかで人のパワーに満ちているとか、根拠のないうわさ話をして人とふざけて合っているとか、要求することが一種生活の趣味だとか、苛立を駆り立てるとか、と感じているかも知れません。でも、私は日本の落ち着きがあるところや和やかさが好きです。

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 日本の道路はとても清潔です。川にゴミはまったくないし、車の警笛もごくわずかだし、電動バイクもありません。空気は澄んでいて爽やかです。主な道路にはゴミ箱が見当たりません。飲み物の自動販売機の側に、空き瓶や空き缶を捨てる箱があるだけで、紙のゴミを捨てたいと思ってもゴミ箱はありません。日本人は節約を大切にしています。汗を拭くのにちり紙は使わず、ハンカチを使います。いろんなところで環境保護と節約をしっかりと行っています。日本には厳格なゴミの分別規則があります。資源ゴミ、可燃ゴミ、不燃ゴミ、粗大ゴミ、有害ゴミなど細かく分類され、種類ごとに処理の仕方が明確に決められています。見習う価値があります。

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 驚かされたのは東京の交通ルールです。発達していてびっくりしました。交差点のシマウマ模様の「横断歩道」は、道路を渡るのにとても便利です。人々はとても礼儀正しく、人と人がぶつかることがありません。最も感心したのは「歩行者優先」です。青信号で横断歩道を渡っているとき、信号が変わる間際でも車は歩行者がそこを通過するまで動きません。私はとても感心しました。また、階段やエスカレーターでは人は順序よく左側に立ち、忙しい人や先を急ぐ人に道を譲ります。私はこうした秩序のある交通に大きな感銘を受けました。

 最後の一点は、日本人の礼儀正しさです。日本人は総体的に応対が丁寧で、90度に腰を折り曲げてお辞儀をします。商店に入ると、お店の人は温かい笑顔で迎えてくれ、細やかに包装をしてくれて、笑顔で「またどうぞ」と見送ってくれます。言葉が通じなくても問題はありません。旅の間ずっと付き添ってくれた、上原さんと平田さんはいつも気さくに私たちをもてなしてくれました。どんなに忙しくても苦労していても、「疲れた」とは一言も言いません。聯誼協会では大勢の方からプレゼントをいただき、たくさんの感動をいただきました。

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 最大の感激は一つの家族を得たことです。12人の大家族からとても大きな温もりと愛をもらいました。異国異郷にあって互いに助け合い、思いやり、楽しみを分かち合い、問題が起きればともに解決方法を考えました。特に感謝したいことは、私の食べ物の好き嫌いを容認してくれたことです。彼女たちに家族の温かさを感じました。

 この度の日本遊学に感謝します。7日間の短い日程でしたが、私は見聞を広めただけでなく、数多くの感動と心遣いをいただきました。いただいた心遣いと感動をより多くの人に広めたいと思います。

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【東京本部事務局】
8名の春蕾生来日 [2015年09月10日(Thu)]
昆明市女子中学春蕾クラスで学ぶ少数民族貧困女子高生を1対1でサポートする「25の小さな夢基金」は今年、9周年を迎え、卒業生は256名にまで達しました。

 そして嬉しいことに卒業生の中から大学の日本語学科に進み、日本と雲南の友好の力になりたいと望む学生も出てきています。

 協会は今後もそのような架け橋となるべく人材を育てようと考え、「創立15周年記念式典」に合わせて、サポートしている春蕾生の代表8名を日本に招きました。

 現在協会が支援している現役春蕾生はおよそ250名ですが、このうち8名の昆明女子高校生と引率の先生2名、雲南支部スタッフ2名は8泊9日の日程で来日し、記念式典に出席したり、東京近郊で日本文化や歴史を肌で触れたりしました。

「生まれて初めて雲南を出た」「生まれて初めて海を見た」と初めてづくしの日本滞在の様子をご紹介します。

8月16日(日)
昆明空港から経由地の広東省広州空港で1泊した一行12名は午後、無事に成田空港に到着しました。空港には常勤ボランティアの上原さんが迎えに行き、バスと電車を乗り継いで、宿泊先のYMCAアジア青少年センターに着きました。

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8月17日(月)
午前は協会事務所に来て、オリエンテーションを行い、ボランティアで引率してくれる平田さんから滞在中の日程や注意事項についてお話しがありました。そして、昆明市女子中学からは協会役員へスカーフの贈り物をいただきました。きれいなスカーフをありがとうございました。
午後は国会議事堂見学をしました。

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8月18日(火)
この日は東京を出て「いざ鎌倉へ!」中村理事も引率に加わり、総勢15名。
午後は生徒たち待望の七里ヶ浜へ行き、初めて海に入りました。

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8月19日(水)
午前は朝日新聞社本社の見学。見学記念に生徒たちの写真が入った新聞を作っていただきました。
見学後は外国人観光客に人気のある浅草へ移動し、有名な雷門、浅草寺など浅草周辺を見て歩きました。

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8月20日(木)
午前、テレビ東京見学。普段は見ることのできないテレビ局の裏側を見学し、放送の仕組みを詳しく教えてただきました。
午後は若者が多い渋谷、青山、原宿周辺を散策しました。

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8月21日(金)
午前は池袋防災館に行き、地震体験をしました。日本は地震が多いですが、雲南も地震が多いです。今回学んだことを雲南に戻ったらクラスメートや友達、家族に教えてあげてください。
午後は協会で長年に渡り協会を支援し、これまでに多くの春蕾生をサポートしている株式会社技術評論社の片岡巖社長に会い、直接、片岡社長にお礼を伝えました。その後は翌日に控えた15周年記念式典でコラボレーションする「寒水・能見ダンストゥループ」の皆さんと一緒に民族舞踊の練習に汗を流しました。

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8月22日(土)
いよいよ協会設立15周年記念式典及び懇親会当日です!宿泊先で朝食を済ませてすぐに会場の京王プラザホテルへ向かいました。
式典及び懇親会には日本全国、中国北京・雲南から総勢130名以上が参加しました。
懇親会では少数民族の踊りを4曲、「寒水・能見ダンストゥループ」とのコラボレーションを1曲、披露しました。プロのダンサーと一緒に踊ることができ、生徒たちにとっていい経験になったことでしょう。

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8月23日(日)
帰国を翌日に控え、昼食と夕食以外はずっと宿泊先の部屋で今回のレポートを書いていました。
午前、熊艶美さん(リス族、1年生)のサポーターの川瀬弘美さんがわざわざ横浜から会いにきてくださいました。サポーターと生徒が会う機会が少ないですが、熊さんは幸運にも自分のサポーターに会うことができました。中国語が堪能な川瀬さんは熊さんに学校生活や勉強のことなどを聞いていました。
夜は協会法人会員の株式会社リンガーハットから食事券をご提供いただきましたので、「とんかつ浜勝 JRお茶の水店」に行き、揚げたてサクサクのとんかつをいただきました。

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8月24日(月)
いよいよ日本滞在最終日。宿泊先でゆっくり朝食を食べてから、電車とバスを乗り継いで成田空港へ向かいました。見送りには来日初日から毎日ずっと引率してくれた上原さんももちろん一緒です。チェックインを終え、別れの時になると皆の目からは自然と大粒の涙がこぼれていました。
日付が変わった頃、雲南支部スタッフの秦徳英さんから飛行機は順調に飛び、ほぼ予定通りに昆明女子中学に着いたと連絡がありました。

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今回の春蕾生来日が実現したのは協会会員・協力者皆様がたのご支援・ご協力のおかげです。この場をお借りして心より深く御礼申し上げます。ありがとうございました。
またボランティアとしてずっと彼女たちを引率してくれた会員の平田栄一さん、常勤ボランティアの上原正夫さんにも感謝申し上げます。

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