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夢は叶う―新井会長講演記N [2010年11月19日(Fri)]


第15回 中国の夢、日本の夢 ‐その4‐

 ところで最後に数字遊びをしてみましょう。中国のいまの経済成長のスピードは年10%です。途方もなく高い数字です。私は中国のこの高い成長率は当面は維持できてもそう遠くない将来維持できなくなるといいました。でも問題は「そう遠くない将来」とは具体的にいつなのかということです。仮に7年後とすると、人口が横ばいならば、みなさんの所得はその間の10%成長で、いまの2倍になっています。その後、7%までスピードが落ちるとします。それでもまた10年たてば倍増です。いまと比較すれば、4倍の所得になる。月給が4倍になるといってもよい。この世界は足し算ではなく掛け算なのです。

 日本では1960年ごろ、高度成長の開始時期ですが、時の池田内閣は所得倍増を唱えました。7%成長を10年続ければ月給は倍になるというのが根拠でした。実際には10年もたたないで倍増は実現しました。中国はいまこんな状況なのでしょう。実際にはこの数字遊びは通貨の価値も絡んできます。複雑になるから説明はしませんが、元がドルに対して強くなれば、その分、倍増にかかる期間が短くなります。

 言いたいことはみなさんの夢も実現しやすくなるということです。もちろん、自分の夢はお金と関係ないという生き方のひともいます。これもひとつの生き方で大切にしなくてはいけませんが、今回は私の専門が経済ということであえて取り上げておりません。


≪続く…≫





新井淳一さん略歴
 1940年、仙台市生まれ。東大経済学部を卒業後、日本経済新聞社に入社。金融担に始まり通商政策、外交、景気、財政などを担当、1975年にNY特派員。帰国後は雑誌編集・編集局経済部長・東京本社編集局長を歴任、2008年、代表取締役で日経を退社。現在は社団法人日本経済研究センターの会長を務める。2010年10月より日本雲南聯誼協会顧問。