• もっと見る
« 2008年12月 | Main | 2009年02月»
『NPO法人 日本雲南聯誼協会』に、いいね!やシェアだけで支援金を届けられます。〜 NPO/NGOを誰でも簡単に無料で支援できる!gooddo(グッドゥ) 〜

<< 2009年01月 >>
        1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 31
最新記事
Comment
Category
月別アーカイブ
Link

ちょっと珍しい米線 [2009年01月13日(Tue)]
料理ちょっと珍しい米綫ラーメン


米綫はお米の粉から作った麺で、雲南の名物です。
薄く切った肉や、野菜などを熱々のスープに入れて麺と一緒に食べる米綫は、寒い冬には体が温まってとってもおいしいんですよ!笑い

今日は、雲南支部からちょっと変わった米綫をご紹介しましょう。


        *〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*

田ウナギ米綫は雲南省玉渓市の名物です。

その特徴は具にスープをかけるとき、洗練された調味料を選び工夫してかけるという点にあり、それにより極上の味になります。

作り方は、まず腕の長さ位の活きた田ウナギを選び、さばき、内臓と骨をとっておろします。また小切りされた豚ブタの皮の干物を水で戻し、ニラはさっと茹で、ハッカは洗って用意しておきます。

鍋を火炎にかけ、サラダ油をいれ、大量のニンニクのかけらを黄色くなるまで揚げます。
そこへ、みそ(昭通醤)と田ウナギを入れて炒め、七割方火が通った時にスープを加え、ラー油、山椒、八角、醤、ブラックペーパーなどの調味料を入れて煮込みます。

別の鍋で油揚げした豚の皮をスープで煮込みます。そして、田ウナギと豚の皮を混ぜ合わせて更に煮込むと具の完成です。

最後に米綫を熱いお湯にを通し、田ウナギのスープに入れ、調味料で味を調えるとできあがりまる
脂っこくなく、丁度よい味の濃さで、大変美味です。

各自のお好みで調味料を入れて、甘い、辛い、すっぱいなど調整することもできます。


        *〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*

田ウナギ米綫の由来は、地元ではこう言われています。

昔々、ある貧しい農民が年老いてから子どもが出来ましたラブ
親戚中がお祝いに来ましたが、その家はもう半年も肉を食べたことがありません。

親戚をもてなす物がなく、仕方がないので川泳ぐに行って田ウナギを捕って、米綫に入れて接待しましたが、それを食べたお客さんが皆その料理を褒めて、何という名前かと聞きました。

ご主人は適当に“田ウナギ米綫”と答え、それからその料理は田ウナギ米綫のまま広がっていきましたとさ。