雲南省昭通市にてマグニチュード6.5の地震発生 [2014年08月04日(Mon)]
3日16時30分頃、雲南省昭通市から南方向49キロ離れた鲁甸県にて、マグニチュード6.5の地震が発生しました。
雲南省民生庁の発表によると、被害があったのは昭通市鲁甸県、巧家県、昭陽区、曲靖市会沢県で、合わせて381名が死亡、3名が行方不明、1801人が負傷したとのことです。 震源は龍頭山という山で、地震による山崩れのせいで道が塞がれ、4日深夜3時頃ようやく震源までの道が開通しました。この影響で救援がかなり遅れてしまいました。余震も続いており、またこの時期は雨季のため山崩れが起きやすく、再度道が塞がれる可能性もあります。気象庁の発表によると、ここ2日間は大雨が予想されており、現地では救援を急いでいます。 民生庁の話によると、すでに20,000のテント、30,000の布団、15,000折りたたみ式ベッド、25,000の上着が準備されているとのことです。また、輸血用の血が足りておらず、インターネットやテレビにて献血が呼びかけられています。 幸い、今回の地震で当協会が支援している小学校へは影響がなく、生徒も校舎も無事です。 現地の学校や子どもたちの被害については、いまのところ確かな情報はありませんが、学校や生徒の死亡や大きな被害は無いとの一部情報もあります。 ▼昭通市で協会が支援した学校の情報はこちら >>15校目「日中友好木杆林区僑心小学校」 >>23校目「翠華鎮中心完全小学校」 すでに会員様や関係者の皆様からたくさんのメッセージをいただきましたが、協会の関係者等に大きな影響がございませんので、ここに報告いたします。現地で被害に遭われた方々には、協会スタッフ一同、心よりお見舞い申し上げたいと思います。 ▼現地メディアに掲載された写真より抜粋 |