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「夢は叶う」加藤丈夫さん講演記2 [2013年06月07日(Fri)]

一昨年に日本を襲った東日本大震災は、私たち1人1人が”生きる”ということを見つめなおす大きなきっかけになりました。
同時にそれは、世界の人々とのつながりを実感する出来事だったのではないでしょうか。
今だからこそ、もう一度ゆっくり考えたいことですね。

加藤丈夫さんの「夢は叶う」講演、第2回目をお届けしますグッド(上向き矢印)

>>>連載第1回はこちら



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2.東日本大震災から学んだこと


昨年もここ雲南省で大きな地震が発生したというニュースが、日本でも大きく報道されて、皆が災害にあった人たちのことを心配していました。

一昨年(2011年)3月11日、日本の東北地方にマグニチュード9.0という大地震が発生し、その直後、海岸の近くに30メートルを越す大津波がおそいました。

さらに、地震と津波の影響により福島の原子力発電所が壊れ、放射能が外に漏れ出すという事故が起こりました。

地震と津波による死者・行方不明者は合わせて約1万9千人に上り、全壊した建物は約13万戸で、46万人以上の人が住む場所を失いました。

また、原子力発電所の事故では、発電所の近くに住む人たちが全員家を離れて避難することになり、広い範囲で水や食料が放射能でよごれるという被害が発生しました。
あれから2年、国は「大震災の被害からの復旧・復興」に全力をあげて取り組んでいますが、まだ多くの人が自宅を離れて不自由な生活を続けており、この地域が完全に立ち直るには長い時間がかかると予想されています。

それは日本にとって大変不幸な出来事でしたが、私はこの大震災によって「日本が大きく変わった」と思っています。日本が・・・というより「日本の人たちの気持ちが変わったと言った方が良いかもしれません。

その中で、私が強い印象を受けた二つのことをお話すると、その一つは、人々の“絆”が強まったということです。

震災の様子がテレビやインターネットで世界に報道されると、すぐに中国をはじめ世界中の国からたくさんの人たちが救援に駆けつけてくれました。

その人たちは大きな余震が続く中で、夜も寝ないで倒れた家の下敷きになっている人を助け出したり、怪我をした人の手当をしたり献身的な活動をしてくれました。

国内でも、消防隊や警察はもちろんですが、全国から何万人ものボランティアが来て壊れた家の片づけをしたり、水や食料を配ったり、住宅の建設を手伝ったりしました。
中でも若いボランティアの人たちの活躍が目立ちました。

また、国内だけでなく世界中の国々から多くの義捐金が寄せられましたが、ミュージシャンやスポーツ選手はコンサートやさまざまなイベントを開催して被災した人たちを励ましました。

こうした活動が、災害にあった人たちをどんなに元気づけたことでしょうか。
そして、救援に駆けつけた人たちや義捐金を出した人たちの中にも、「困ったときにはお互いに助け合うことが大切だ」という気持ちが強くなり、それは世界中の人々の“心の絆”を強めることにつながったと思います。

≪続く≫



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加藤丈夫さん略歴 東京大学法学部卒業。富士電機株式会社に入社し、企画部長、人事勤労部長を務める。1989年に取締役就任後、取締役副社長、取締役会長を歴任。企業経営に携わるかたわら、企業年金連合会理事長、社団法人日本経済団体連合会労使関係委員会委員長、中央労働委員会使用者委員、学校法人開成学園理事長兼学園長などの要職も歴任した。

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