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夢は叶う―新井会長講演記H [2010年10月01日(Fri)]
 皆様こんにちは!
いよいよ明日からと迫りましたグローバルフェスタ2010。準備の合間を縫って 新井さん「25の小さな夢基金」昆明女子高校での講演連載、更新です♪第9回目をお届けします。ウサギ





第9回 

 <夢を叶えるノウハウ・・その2、ひとりでは無理です>

 「5本の指がすべて形も大きさも違うから、かえって手は働きやすいように、現実世界に生きる人々はみんな能力、環境が違うから、お互いに助けたり、助けられたりするわけです」(松長有慶)

 松長さんは奈良の興福寺という日本でも一番有名なお寺のえらいお坊さんです。いかにもお坊さんらしい言葉ですが、私の長いキャリアの中でも、この言葉がぴったりする場面は数限りなくありました。夢を叶えるには、自分ひとりでは無理で、結局、みんなの助けを借りないといけないということです。

 新聞記者というと、みんな個性が強く、自分の思ったことを強く主張し、妥協はしないというイメージがあることは事実でしょう。しかし、実際の取材や編集の場面では、一人の記者ができることは限られています。第一、情報だって自分ひとりでは入ってくる量が少なすぎます。経済や政治という複雑な現象を正確に描くには、いろいろな情報を分析して、取捨選択する必要があります。新聞社の現場はチームワークなのです。自分が考えている状況は正しいのかどうか。他人の目で見てもらう必要があります。私自身、結構、思い込みの激しい人間です。自分の見方を否定されると、不愉快になります。しかし、仲間の注意のおかげでミスを防げたことは本当に多いと思っています。

 日本の新聞社の場合、一人の記者が書いた記事が印刷されるまで、最低でも4〜5人がチェックします。まずキャップ、自分たち記者仲間のヘッドです。ついで本社にいるデスク。彼は原稿の直しやどこの面にどのくらいの大きさで載せるかを決めます。載せないという決定も彼がやります。それが整理記者に送られ、見出しなどが付加されます。紙面になった段階では部長会でチェックを受けます。そして最終は編集局長の判断です。この間、字句や事実にまちがいはないかを校閲の担当者が見ます。要は他人の目によるチェック抜きには、新聞記事は存在しないのです。みなさんは面倒なことと思うかもしれませんが、新聞の力は社会的にとても大きく、小さな間違いまで許されないから、これは仕方がないことだと思っています。

≪続く…≫






新井淳一さん略歴
1940年、仙台市生まれ。東大経済学部を卒業後、日本経済新聞社に入社。金融担に始まり通商政策、外交、景気、財政などを担当、1975年にNY特派員。帰国後は雑誌編集・編集局経済部長・東京本社編集局長を歴任、2008年、代表取締役で日経を退社。現在は社団法人日本経済研究センターの会長を務める。日本雲南聯誼協会会員

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