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夢は叶う―新井会長講演記A [2010年08月13日(Fri)]
さて、新連載第2回目です。びっくり
引き続き新井さんの「25の小さな夢基金」昆明女子高校での講演をお楽しみくださいラブ





第2回 はじめにA

 1960年代半ばからの高度成長で、日本経済は強くなり、われわれ日本人の生活は一変するのです。私は自分のうちにテレビが入ってきた瞬間をよく覚えています。それまではテレビはぜいたく品で、見たくなると、テレビのある家に押しかけてみせてもらったり、道端でみんなが一緒にプロレスなどのテレビ観戦をしていました。冷蔵後だって普通の家にはそれまでありませんでした。

 いま日本はひとり当たりの国民所得で、3万ドルを超え、世界でも高い方に位置しています。しかし、昔は本当に貧しかったのです。 1960年代から1980年代末までの、約30年の高度成長が日本をがらりと変えたわけです。私たちはこの期間を「日本経済の夢の時代」と呼んでいます。給料が毎年、確実に増えて、家電製品や自動車が家庭に入ってくる。ある意味では今回のテーマの「夢は叶う」を絵に描いたような時代だったわけです。その後の日本経済は、というのは最近の20年ということですが、「失われた10年とか20年」という標語に象徴されるように、成長スピードをガクンと落とし今日に至っているわけです。国の力を現す指標のひとつがGDP(国内総生産)です。GDPでは日本は恐らく今年か来年には中国に抜かれて、世界第三位に落ちるはずです。ちなみに第一位は米国です。まだ一人当たりのGDPでは日本は中国の10倍近い大きさですが、全体のGDPでは中国が上回ります。

 長々と前置きを語りましたが、要は日本が貧しいときから豊かになった現在までをジャーナリストとして、私自身が見てきたわけです。その話をすれば、人々の夢というものが1国の経済と絡んでどう変わっていくか、みなさんがわかるかもしれないと、考えたわけです。そんな話をこれからしてみたいと思います。

 新聞記者ですから言葉にこだわってみようかと思います。それぞれの話の冒頭や途中に私の好きな人々の言葉を入れていきます。その言葉は私がそのくだりで言いたいことを別の人の口、つまり他人の発言を借りて、言ってもらっているという位置づけになるはずです。


≪続く…≫



新井淳一さん略歴

1940年、仙台市生まれ。東大経済学部を卒業後、日本経済新聞社に入社。金融担に始まり通商政策、外交、景気、財政などを担当、1975年にNY特派員。帰国後は雑誌編集・編集局経済部長・東京本社編集局長を歴任、2008年、代表取締役で日経を退社。現在は社団法人日本経済研究センターの会長を務める。日本雲南聯誼協会会員。
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