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障害者雇用率が2.0%になるが・・・ [2012年06月05日(Tue)]

障害者の法定雇用率が15年振りに見直しとなり、来春から1.8%から2.0%に引き上げられることになった。

   法定雇用率とは・・・障害者雇用促進法は、企業などに一定以上の割合の障害者を
              雇用するよう義務付けています。この割合が法定雇用率です。



これまで十分といえないまでも、この制度が雇用に果たしてきた役割は大きいし、
今回の法改正で更に雇用が進むことが期待できる。

ただこの恩恵を受けるには、実質的に障害者手帳を保持する必要がある。
制度の狭間で手帳取得出来ない方は、依然として就活に苦しんでいる。


キャリアゆめたいの利用者は手帳を持たない方が多い。
障害者手帳を持たない障害者・難病者の採用にも雇用率のカウントが適用されるよう、
制度改定を切に望みたい。 





母の日にエール!! [2012年05月13日(Sun)]
 
このところ「お母さん」のキャリア相談が多い。

やがて社会に出てゆくわが子に苦労させたくない、そんな親心がひしひしと伝わってくる。



例えば大卒者の場合、望ましい社会参加をするには大学に入ってからの準備では既に遅い。

10年以上前からキャリア教育を掲げている文科省は、小学校からの準備を促しているのだ

が、教育現場への浸透は極めて遅れているのが現状だ。




もちろん学校だけがキャリア教育の場ではない。

触れ合う時間が長い「お母さん」は、子どもたちにとってとても身近な支援者だ。

キャリアゆめたいは、そんな「お母さん」の想いにこれからも寄り添ってゆきたい。



“てんかん障がい者” の就労 [2012年05月01日(Tue)]
 
昨年11月から、「キャリアゆめたい」(障がいや難病をもつ人たちのキャリア支援活動)がスタートしました。

相談者の方に対応しているのは、キャリアアドバイザーのYさんです。

Yさんからは、就労支援活動の現状や経験を通して感じられたことなど、他のスタッフもいろいろなこと(相談者の方の個人情報は含まれません)を教えていただいているのですが、このブログにも記事を提供していただけることになりました。

ずっとずっとお願いしていたのです。ヤッタ〜!手(チョキ)





 “てんかん障がい者” の就労

ここのところ交通事故による痛ましい事故が目立っている。

京都祇園での事故の加害者は “てんかん” の持病があったとのこと。
原因は尚解明されていないが、世間は “てんかん” という納得しやすいところに落ち着こうとするものだ。

加害者本人は “てんかん” の症状に悩み、治療していた医師は運転をしないように伝えていたのであれば、運転するべきではなかった。

昨年4月に栃木県で起きたクレーン車事故の場合を想起した人も多かったのではなかろうか。
ただ、“てんかん” をもつ者がすべて危険であると短絡的に受け止めてはほしくない。


この種の事故の原因は居眠りや酒気帯びが多いにも関わらず、障がいを持つ加害者による事故はインパクトが大きい。

世間が障がい者の事故に過敏になるのは、障がいに対する理解が足りないことによる要因が大きいと思う。

私も初めて “てんかん” をもつ人の就労支援を担当した時、以前企業で採用していた経験から、どのように企業にアプローチしたらよいか苦慮した経験がある。

企業が心配するのは、事故とくに安全配慮義務を問われる労働災害事故である。

“てんかん障がい” は「泡を吹いて意識を失う」というイメージが強いが、数十秒意識を失うだけで周囲が気づかない程度の発作もある。薬でコントロールができて3年程度発作がでなければ減薬も可能だという。

しかし就労においては、他の障がいと比べて雇用側の “てんかん” に対するイメージがよくないことが難点であり、面接では伏せて(クローズ)おいて、就労後にオープンにする実態があるのも事実だ。

それでも、支援していた方が一部上場の企業にオープンで採用された時は、“てんかん” をもつ人の支援に自信をいただいたし、世間の理解も進んでいることを感じた。

当事者の方は希望をもって自己の強み(エンプロイアビリティ)を高めてほしい。


*エンプロイアビリティ・・・個人の“雇用され得る能力”のこと            
              Employ(雇用する)とAbility(能力)を組み合わせた言葉




 
「キャリアゆめたい」がスタートしました [2011年11月23日(Wed)]
 
このたびコミュニティカフェゆめたいでは
「小箱ショップアートゆめたい」&「カフェサロン」に加えて「キャリアゆめたい」の活動がスタートしました。



「キャリアゆめたい」は・・・
   
   障がいや難病をお持ちの方の就労にかかわるさまざまな悩みや相談に
   対応し、支援していく活動です。






コミュニティカフェゆめたいの願いは、
障がいのあるなしにかかわらずその人らしい生き方ができる社会 ” の実現です。


人は皆、誰かの支えによって生きています。だから、自分も “ 誰かのためになる働き ” で喜んでもらいたい。そして自分らしく生きることにより
「良い人生が送りたい」「納得ができる生き方がしたい」「なにより幸せになりたい」
そんな願いを持っている人は多いのではないでしょうか!!

「キャリアゆめたい」は 働くことを通して自分らしく生きようとする皆さんを応援 します。
そして “「キャリアゆめたい」を訪ねて良かった” と思っていただくことがスタッフ一同の願いです。


《 働くということ 》
「キャリアゆめたい」は一般就労だけを働くこととしていません。どんなことでもそれが誰かの役に立ったり、喜んでもらえる行動ならそれを働くことと考えます。
誰かに何かをした時、“ありがとう” と言ってもらい、嬉しくなって又したくなることがありますね。誰も気付かないような小さな働きは、“ありがとう” がなくても自分の中に嬉しさや喜びの貯金が増えて、あなたを支えてくれます。
あなたはどんな働きがしたいですか? 
将来したい働きを準備しながら、今できる働きからやってみましょう。
「キャリアゆめたい」は、そんなあなたに寄り添っていきたいと考えています。



キャリア支援 : 職業を通した人生を支援することです。
        “キャリア” は一般的には職業の経歴を意味し、原語は馬車の轍(わだち)