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旭洋造船 エコシップで若者たちに夢を! [2010年10月14日(Thu)]


船首が半球状型の世界初船型のエコシップ


2010年9月11日に進水式を終えたばかりのエコシップ。全長約140メートル、国際総トン数2万1000トンの自動車運搬船で、船首が半球状型で風の抵抗を3割〜5割減らせる省エネ型デザイン。自動車2000台を積載するこの船は、従来の船と比べて二酸化炭素排出量が年間約2500トン、すなわち重油約800トン分を節約することが可能で、地球にもお財布にも優しい船だ。

「入社してくる若者や地元高校生が、この下関で世界初船型のエコシップを作った旭洋造船、ひいては造船そのものに夢を抱いてくれれば」と語ったのは三好徹総務課長。通常は受注を受けたものを製造するが、風力試験の結果とともに「値段は張るが、別の形状ならば省エネ型になりますよ」と製造主に提案したところ、建造のコストはかかっても将来的な燃料費コスト減を見込んで了解を得、世界初船型エコシップの誕生となった。今後の新規の受注拡大を見込んで、暗い日本経済に新たな追い風を吹かせてくれるのではという期待も大きい。

「旭洋造船の最大の強みはチャレンジ精神と設計・工作の高技術力。船首が丸い形は製造が困難を極めるため、やれるのか?と周囲の人々は見ていたといいますが、全社一丸でとうとう造りあげましたね。大したもんですうちのスタッフは」と三好課長。ものづくりに関わる「職人」としてのプロ意識が、こちらにも熱く伝わってくる。

課長は、寄付型自販機が設置されている場所をはじめ、造船所内をぐるりと案内してくれた。現在は、内装工事と試運転を終えたら12月に実際の船出となる先述のエコシップのほか、修膳が必要な船体などが数カ所に分かれて配置され、それぞれの場所で多くの人々が担当作業を行っている。ちょうど訪問した日はいくらか暑さが和らいだ日だったが、真夏に炎天下の下で長そでの作業着で作業するのは、相当、体に負荷をかけるものだろうと思われた。だからこそ、社員の体調管理のために飲料自販機設置は不可欠なのである。

造船所内で扱っている商品のあまりのスケール大きさに驚くと同時に、ものづくりの職人さんたちが誇りを持って働いている現場を見ることができ、日本を支えてきた「造船業」の真髄を見たような気がした。「世界初」――この響きを忘れずに、日本の造船業を引っ張って行って欲しいと思った。(森啓子)



自販機が置かれた側に「夢の自動販売機」の宣伝をしてくださっていました♪


〜社会貢献パートナー〜
旭洋造船株式会社
<船の設計、建造および修理ほか>

〒752-0953
山口県下関市長府港町8番7号
電話:083-246-2501
FAX :083-245-4130
http://www.kyokuyoshipyard.com/
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