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最新記事
ケーキなんて知らない。[2018年05月13日(Sun)]
sailing_tokyo.jpg

(うわあ!すっごいかっこいい船!
あれに乗って世界中のいろんな場所にいきたいな!)

と、少年はいいました。

(バカね。そんなのはお金持ちのすることで
あなたには関係ないことなのよ)

お母さんはいいました。

少年は、
何かいけないことを言ってしまった
ような気持ちになって

しゃがんで、
あしもとにアリがあるくのをみるふりをして

声を出さずに泣きました。
浮遊と遊歩[2018年05月12日(Sat)]
Waterlogue-2018-05-09-23-15-14.jpg

この花園はどこ?
と尋ねられても
きっと家族も答えられない

益子のおばさんの
家の裏庭

ミツバチが飛び回る
のどかな景色

このころは
坂を登ったところにある風景を見ると

重なる月日のことを
考える自分がいる

私たちの足が
運んでくれる風景のこと

視野と足とは
関係している

生きる時間と
重力のことを

考えながら
ミツバチ(そこにクマンバチも飛んでいるの)
をみる。
断つ[2018年05月11日(Fri)]
zushi_et_sea.jpg

その人は空を眺めていた。
平日。
まだ空は明るいけれど、時計の針は18時を超えて傾いている。

仕事を終えて(直帰)する途中の寄り道だろうか。

ヒールを履いたスーツ姿で、黒くて四角い鞄を持って。
海をじっと眺めてみたり、スマートフォンの操作することの繰り返し。

誰かを待っているようで、待っているつもりの誰かというのは
実在しない人物かもしれなくて

そう、残念ながら彼女が思うような(その人)は
空想なのかもしれなくて

そんな中
画面には(あなたの行動特性をよく理解している)
バナー広告が次からつぎへと、アプローチをかけてきて。

「神様、私の"役割"は何ですか?」

と、もし彼女が尋ねるとしたら
神様はなんと応えるのだろう?
流れるのにスピードのわからない"時"[2018年05月10日(Thu)]
2018sportsart.jpg

最後に投稿したのは、昨年の9月のことだった。

何かがあったわけでもないと思うが、
ともかく長いこと更新がとまっているこのサイト。

そこには、いまでも時々、
足を運んでくださっている方がいて

それは、自分が思っていたよりも大きな数の人で
ゾワっとしたような、申し訳がないような。
そしてとても、うれしいような。

***

時は流れる。

誰にとっても同じように流れていくはずの時間の中で
そもそも"分かち合う"のことを選ぶ人たちの姿を応援したい。







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