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夕張の借金[2008年04月05日(土)]
北海道新聞の記事より(一部抜粋)

 夕張市の藤倉肇市長は2日の定例会見で、353億円の赤字を18年間で解消する財政再建計画について、「100億円、10年が体力の限界。(計画は)市の体力を超えた天文学的数字」と述べ、完遂は困難との見通しを初めて示しました。
 藤倉市長は、計画初年度を終えた感想について「市の存在に危機感を感じる。人口が急激に流出し、市職員が辞め、市民生活の崩壊につながる」と述べ、「1年間の体験から直感的に言えば、100億、10年が限界」と話しました。

 本年度の約10億6000万円の赤字解消についても「努力する」とする一方で、計画外の出費などが相次げば「達成は困難」とし、長期的に計画見直しを検討する方針をあらためて表明しました。 さらに「破たんは夕張だけの責任ではない」とし、国や道、炭鉱会社、金融機関などの責任追及も行う考えを強調。国や道に「破たんに対し、まったく責務を感じないのか、何らかの支援はないのか」と訴えました。



皆さん、この記事をどのようにお感じになりますか。

私は、夕張に居て感じていることがあります。それは、この街が「炭鉱産業の斜陽から観光開発」へ移行しました。当時は、炭鉱で働いた人たちの雇用という状況の下で観光開発を行ってきたのです。雇用の場を確保するという意味においては、正しい判断であったと感じますが、時間の経過と共に累積赤字を繰り返し、身動きが取れない状況となってしまいました。

そのつけが、今夕張市に残って住んでいる人たちにかぶっているのです。

何で、残っている市民だけが借金を払い続けなくてはならないか疑問もあります。
観光を進めた当時の役所の多くの人たちは、夕張の地を去って別な土地に暮らしていると聞きます。(もう夕張市民でないので市民税は払わなくていいですよね。)また、金融関係・開発コンサルタントは、観光施設を作り利益を得たのではないでしょうか。それらの人たちや会社は知らぬ顔でよいのでしょうか。
今 夕張に住んでいない人たちが、富を得て出て行ったということになり、残った市民が借金を払い続けているのです。国策という錦の御旗の元で、国も道も炭鉱会社も夕張の地を使って恩恵を得たのではないでしょうか。

そして、夕張市民の約4割がお年寄りで、年金の生活をされている方々です。また、夕張市役所で働いている職員も給料が安いと聞きます。子供たちの夢をかなえてあげたいという気持ちはどこの親も同じです。子供の将来を考えると夕張の地から出て行った方が良いのかもしれないと考えているのではないでしょうか。 
そして、行政が不安定な状況下では、弱い立場の人たち・声を出せない人たちがアウトサイドに置かれていくと感じてしまうのです。

「夕張問題」「第2の夕張」などとマスコミに取り上げられましたが、今後は体力のなくなった市と市民のことを「夕張難民」という言葉に変わらぬよう 祈るしかないのです。

決して借金を返したくないということではなく、生きていくための体力の問題です。
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コメント
奈美さん
これから益々理不尽なことが多くなると感じます。

一番は、他者がして欲しい事をしてあげたらと、少しは良い社会になるのでは・・・・。

まいけるさん
リーダーたちが、黙っている・責任を取れていないことは、とても問題と感じています。

現実に、1ヶ月で6〜7万でやっている人たちがいるのです。

どこを基準に生活のレベルを図っているのでしょうか。
Posted by:いしだ  at 2008年04月10日(木) 19:17

なおこさん
なおこさん・・・・・私も悔しいです。
惨めにならないよう気持ちだけは、胸を張って生きていたい。

ちなみさん
政治に興味を持ちましょう。
他力本願は、もうやめたほうが良いですね。(自分もそうしますね。)

ムツミさん
人が集まれば、大きな声・力となります。
一緒に励みましょうね。

睦さん
本当に、夕張の最盛期はすごかったと聴きます。
そして、閉山・・・・。
出て行ったからとも、当たり前のこと。
「生きていく」とは、本当に大変なことなのですね。
Posted by:いしだ  at 2008年04月10日(木) 18:18

かならずしも自分たちの責任とはいいきれないのに。生活保護の老人から、生まれたばかりの赤ちゃんまで、1人当たり毎月1万円を借金返済しているってことですよね。

「夕張は日本の10年後だ」という方がいらっしゃいますが。
毎日、60億円以上も借金を増やしていっている日本という国ですが。
必ずしも自分が作ったわけではない借金を返済するために働くというのが、全国で当たり前になるかも。

儲けた人は、どこかに消えてしまうモノなんですが。
国が、国が夕張に赤字を作らせた責任を認めないのは、一度認めると、全ての自治体に対しても同じ事をしないといけなくなるから、黙りを決め込んで居るんじゃないでしょうか。

Posted by:まいける東山  at 2008年04月09日(水) 00:14

記事の内容にも石田さんのお話にも、大きく頷けます。
今の社会、理不尽なことが多すぎるような…。
そしてその負担は弱い立場の者に背負わされてるような…。
なんか本当にくやしいです。
Posted by:奈美  at 2008年04月07日(月) 02:10

石田さんが書いてくださった経緯をいろんなひとに知ってほしいですね。
どうしてこんな事態に陥ったか・・原因を探っても過去には後戻りできない。厳しい現実しかありませんよね。
当時歴史村を作ることが、閉山ですさんでいた市民の一筋の希望となった事も事実ですが、敷地内にあった私の実家(炭住です)は現在の博物館そばだったために取り壊される事になり、近所の店も銭湯も全てなくなり、引っ越しせざるを得なくなりました。
両親はずっと夕張に住みことを望んでいました。そうしてあげれなかった事が、夕張から出ていった立場の方の私の、悔いとなっています。





Posted by:睦  at 2008年04月06日(日) 20:28

国や道に
「破たんに対し、まったく責務を感じないのか、何らかの支援はないのか」
  ↑
もっと声を大にして、叫びたい!!

『支援』
難しいこと。。。理解してるつもりです。
でも
もっと動ける事
もっと動ける人
いますよねーー;
   

Posted by:ムツミ  at 2008年04月06日(日) 09:43

石田さん、こんばんは!

私もこの記事を読みました!
市民の負担が大きいですね…。

夕張に関しても今の日本の政治に関しても
考えさせられます!!
Posted by:ちなみ  at 2008年04月05日(土) 21:58

石田さん、こんにちは。

私も、ここのところ、この件に関する記事を読んで、色々思ってます。

思ってはいるんですが、上手くその気持ちを表せません・・・

子どもっぽく言えば「くやしい!」です・・・
Posted by:なおこ  at 2008年04月05日(土) 11:46

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