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   だるま朝日omega sun について。  The sun emits the first flash of the sunlight at daybreak on the atmospheric refraction line (I myself call it the omega line) that is 0.1°high above the apparent horizon about 5km far from the sea shore.The omega sun is a skullcap-cum-solar disk.  だるま朝日は、東の方向が海上約50km先まで、見通うせる海岸からのみ、見ることのできるとても珍しい現象で、Ωの形をしています。その台:その足は朝日(solar disk)が海面に反射して創られます。一般に50km彼方の水平線上は 常に霧や雲に覆われているため この台つき朝日や夕日を目にする機会はすくなく 世界でも四国や瀬戸内周辺は しばしばこの現象に出会えるところです。青い国 四国のイメージアップに だるま朝日omega sanへ多くの人々が関心を持っていただけることを 願っています。美しい大自然の妙、3分間の日の出のシーンだるま朝日は 徳島市沖洲マリンピア海岸で一度は見ていただきたいものです。 きっと大きな感動と感激が そしてただいま今日、生ある喜びと幸せがあなたの全身にみなぎってくることでしょう。 だるま朝日って なに? それは太陽の海面反射です。
ここ徳島市沖洲マリンピア海岸では冬至の前後各1か月の間に 紀伊水道の沖にでるΩ(オメガ)の形をした朝日です。これをオメガさん(omega sun)、オメガサンライズ(omega sunrise)と私は呼んでいます。 だるま朝日は なぜ起こる? それは 朝夕の2回、海岸から日の出 日没の太陽の光を 水平線上に見るとき、太陽の光が大気差で ほぼ太陽の直径ほど大きく下に曲がり、それを見る人間の 光の直進性を信じる視覚上では 太陽が浮き上がってみえる現象に転化するためです。  大気差は水平線を超えた42kmの海面 目の届かない、目には見えない この水平面を 高さ0.1°巾のオメガゾーン 即ち目に見える鉛直面へと転移させ、この船を浮かべる海面である omega zoneに足を写し出し 目に見える反射像、足,台となり Ωさん 、浮き船、浮島現象をつくります。それがだるま朝日といわれるものです。   
On the surface of the ocean up-heaved by atmospheric refraction. At dawn or dusk, I think, there must be another horizon 0.083°high above the apparent horizon. It is an invisible horizon. Nevertheless, I call it the omega line. The rising sun does not come out on the horizon, but actually it appears on the omega line. The feet of the omega sun is a reflection of the solar disk on the surface of the sea.It is an only reflection.
Almost always I can see an ocean liner of over 10,000 tons sailing in the air above the sea in the daytime. Do you think it's a mirage or such a floating ship as an airship ? The ship sails not in the air but on the surface of the sea . Between the sky and the earth, there are the air and the sea. Also, an invisible zone, where only the reflected image of the solar disk can be existed is between the air and the sea. I call it the omega zone . It may look like the air. Actually, however, the omega zone is the surface of the ocean itself. And its width is about one-twelfth of a degree. And the omega line is the top of the omega zone .The light of the sun coming through the air has been bent down little by little with atmospheric refraction. When the first ray of the rising sun's light on a point of the omega line ,reaches our eyes, the real position of the sun is about five-sixths of half a degree below the apparent horizon, or about 0.5 °below the omega line, that is, the apparent sun position is about a diameter above the actual sun position and then, the surface of the ocean is simultaneously in a same position on the omega line as well the apparent sun. Atmospheric refraction would heave not only the sun but the sea surface all at once. The width of about 0.1°of the omega zone depends entirely on the distance of about 42 km between the apparent horizon and the actual horizon. And the distance from the observer to the horizon is directly proportional to the eye height above sea level.The omega zone between the horizon and the omega line consists of so many reflected lines or fold lines as the paralleled lines with the horizon. We can easily recognize the inferior mirages such as the floating ships on the omega zone in the daytime. The omega sunrise begins at a point of the omega line as a looming dot of the morning light and gradually becomes the big solar disk on the omega line with a reflected image like a skull-cap within 180 seconds. The Omega Line is the only key word of the omega sun or the flaoting- island and the flaoting- ship which are produced with atmospheric refraction .
アーカイブー17[2008年05月10日(Sat)]
★31  ヤング博士への便り
 My letter to Dr. Andrew T.Young  Dear Dr. Andrew T. Young   April 4, 2005 Y.S-11
I beg your pardon. I'll send you these papers on Daruma Sun from Japan...............On March 30 , at last I could meet your home pages after many many trial and error.   I was so glad to find the inferior mirage simulation, because I also used to call it omega- sunrise as you do. I thank you very very much. I want to know much more about it. I'll be very happy to be taught by Dr. Young. Daruma Asahi having no name in English; it was very difficult to find out in the web site. When I met Mintaka, I was happiness itself. My friend Mr.Iuchi Masataka usually takes many  photos of the omega sunrise, 11 prints of them shall be sent to you.Would you please tell me about following questions?
.1. How the omega sunrise occurs ? 2. What's the difference between the atmospheric refraction ( 34.5′arc) and the reflected part of omega sun (6′).? 3. Where can we catch the omega sunrise in the world?I think that @ Everywhere of east coasts in the world and everyday, we must be able to watch the omega sunrise if the omega-sun road opens to watchers clearly through the clouds over the horizon. A Our clear omega road is given by the hot big stream 'Kurosio 黒潮'and ‘the North-West dry cold wind 偏西風’.  B. Omega sunrise isn't mirages but only reflection and refraction.  C. The distance between the horizon and the upper invisible horizon where the omega sunrise appears is about 200 m. Yours sincerely. Sano Yoshitomi    

★32   だるま太陽【Daruma Asahi】の初出
科学の進歩は仮説とその検証によってなされます。昭和52年 "科学朝日"7月号に ダルマ朝日【Daruma Asahi】 のカラー写真が掲載されました。マイナス25度の納沙布岬で "かおる"氏の撮影しただるま朝日【Daruma Asahi】で "科学朝日"の編集者の命名によって ダルマ朝日【Daruma Asahi】が 世に知らされました。その後 半年して1977年12月29日の朝日新聞に ダルマ太陽 が紹介されました( 新聞資料は 高知の角田氏Mr.Tunoda Kazutoshi )。 これが沢田佳長氏 Mr.Sawada Yosinaga の有名な宿毛湾のダルマ夕日です。寒波による珍しい鏡像現象であるとの朝日新聞の解説でした。高知地方気象台でもかって見たことのないものだ とのこと。当時 沖洲や徳島の人々は "どうしてそんなに珍しいの、夕日じゃないが(自慢じゃないが) Daruma Asahiは ここではいつでも見えるでよ"と いっていました。 朝日新聞の解説に直接の光と反射した光とあった。その後27年この指摘は考慮されず、この鏡像現象という解釈は、いつの間にか だるま太陽Daruma Asahiは蜃気楼の一種(inferior mirage下位蜃気楼)と変わって今にいたっています。Moby Dick にも Earnest Hemingway の The Old Man and the Sea にも カモメのジョナサンにもomega-sunriseの 言及は皆無でした。私はDaruma Asahi を見るとよく母を思い出します。母は徳富蘆花 Tokutomi, Roka が、自然と人生を書いた百九年前の明治29年の生まれで、朝朝東に向かって、いつも庭先の井戸端(小林一茶の 朝顔につるべとられてもらい水)に立ちおてんとさん(お天道様)の朝日に細い手を合わせ欠かさず深いお祈りをしていました。横にはずぼらな私の為に金来ダライにつるべから汲み上げた冷たくて暖かい清水と、日本手ぬぐい、缶に入った白い歯磨き粉と、歯ブラシがいつもそろえてあった。母は新山のお大師さんの厚い信者でした。そのころ変声期の私が流行歌を歌うと母は犬吠埼だと笑った。訳は調子が外れているからと、犬吠埼は銚子のはずれにある。やめてけーれ やめてけーれ おお神様 と歌う左卜全 Hidari, Bokuzen のとぼけた顔とともに今も母の笑顔が目に浮かびます。左卜全の声を聞き、ここでひとまず、参萬五千字の駄文に幕を下ろします。 白鯨は あなたのもの になりましたか。そうあることを願っています。                  

★33   終りに質問を一つ
8の字型のOmega sun Ω さんの見える条件はなんでしょうか。 非力をかえりみず15年余Sonyのビデオカメラによる観察回数の多さを頼みの杖にした拙文 どうか誤りのご指摘をお待ち申し上げます。パソコンを県民活動プラザの沢井氏 Miss. Sawai, Takako 、谷口氏Mr.Taniguchi, Tetsuya、中田氏 Mr.Nakata, Makoto 、春本氏 Mr.Harumoto, Mitsuo 、石田氏 Mr.Ishida, Keisuke また市民活力開発センターの種倉氏 Mr.Tanekura, Syun に教わりました。心からお礼申し上げます。そして小中高の子供たちの科学への探求心を呼び覚ます一助にもなればと思います。ご通読に感謝いたします。  
アーカイブ-16[2008年05月04日(Sun)]
 ★27  三体の月
一年一度一秒の邂逅 どことも無く忍者のように現れる 月の出の初光は だるま朝日 【Daruma Asahi】 より難しい。海から遠い四面楚歌ならぬ山々に囲まれた寒村に育った者にとって、初めて見たomega-Ω-sunriseには驚きました。これと似たよりめずらしいものに三体の月があります。戦中戦後の国民学校へいっていたころ旧暦7月27日の午前2時前 草木も眠る丑三つ時 子供には長い長い夜 自然と下がる瞼や目をこすりこすり 宵から待った寝待月( 待てど暮らせど ) の細い三日月( 26夜月 )が 長峰の山端に出る時のその瞬間は 感動をよぶ不思議なもので、切れ切れに三分された月の細く尖った角部が突如として 土柱に程近い長峰の山際に出るや否や 一瞬 まさしく一秒 あっという間に三つの部分が磁石にでも引きよせられたかのように合体して 左右の角を上にした下弦の三日月になります。60年たったいまも忘れられないシーン。いわゆる三体の月 所は脇町大字北ノ庄。裏庭の大きな石榴の木の上に月見の高台をつくって、そこから何度かみた三体の月 今では長峰のその場所には7m道路がつくられ 月を3分していた岩や木はなくなり、三体の月もその感動と興奮も 今はただ遙か60年昔の記憶の中のみになりました。万物流転の思い。室生犀星Murou Saisei の詩に 故郷は遠くにありて思うもの そして悲しく歌うもの よしやうらぶれて 異土のかたい(乞食)となるとても 帰る所にあるまじや 一人都の夕暮れに 故郷想い涙ぐむ ああその心もて 遠き都に 帰らばや 遠き都に 帰らばや。
月といえば 友人Mr. Ohashi Akiraは高濱虚子Takahama Kyosi (正岡子規のホトトギスを主宰した有名な俳人)から贈られた掛軸をもっている。‘月の子はかぐや姫にはあらざりき’ 月は11月の季語とか。たいへん珍しいものです。 東京大学百年史のグラビアに 昭和35年ごろか大学院生の彼が日本初のコンピュータを操作している写真がのっていた。当時のものは大きな部屋にテープの回っている 高さ2mもの ロッカーのような箱がずらりと並んでいた。45年を経て私はいまNECWindows98でこれをかいている。頭の違いはくらぶべくもないが。それでも彼は友人として接してくれる。これも非局所:場の一つだと思っている。中学生のとき、教科書に国木田独歩 Kunikida, Doppo の’非凡なる凡人’があった。独歩という名前とともにこの非凡なる凡人は少年の私の理想であり、あこがれであった。幸いにして友人に多くの非凡なる凡人を持っており、今まで多くのことを教わった。この非凡なる凡人のテキストの出典を40年ぐらい私はずっと気にしていた。先だって後藤氏 Mr.Goto, Yoshihiro にこの話をすると、すぐパソコンで国木田独歩 Kunikida, Doppo の”非凡なる凡人”のテキストをコピーして下さった。ほんの何分かで私の長年探し求めていたものが手に入り、パソコンの威力を実感。ほとんど忘却の彼方にあった記憶がよみがえった。非凡なる凡人は私の人生の指針でした。非凡なる凡人の前後にあったカンチェンジュンガの紀行文も探してみようとおもっています。
昔の年賀状  恭頌新禧  その蜩(その日暮らし)の夢 Zeit ist Gott 万物は光と共に 時の中で生成転化し 森羅万象時が満ちては闇の淵へと埋没する。 人といえども百いくつ  仏と言っても乾しけつ  玄の又玄  色即是空  時は神なり 万物斉同  時は道なり   時は一にて 千変万化  人の世は 夢のまた夢  悠久の世に  慮外の終幕下りるとも無窮の道を奔走す孤独なる至高の造化 いましばし速き歩みをとどめかし。  ダルマさんは見えましたか。望見玉台 清浄句是菩薩位  昭和64年元旦     

★28   カノープス
Omega sun Ω さんと同様に出会いの難しいものに、一目見れば長生きできるといはれる 南極星のカノープスがあり マリンピアから9月より2月まで見ることができます。 11月1日午前3時ごろ 日の峰の柴山(191m)すれすれにちょっと現れます。上にはシリウスとオリオンが出ており、シリウスは全天で一番あかるい星で オリオンはこれまた全天一の美男子狩人であり、シリウスとベテルギウスの 真ん中の真下にあります。

★29   ミンタカ 三ツ星(Mintaka Alnilam Alnitak)
オリオン座の三ツ星は (先頭はミンタカで Dr.YoungのURLの由来と私は想う。この星が天の赤道の上にあるため) 一年中3兄弟なかよく 真東から三つ並んで縦列登場します。そして真西にしずみます。三ツ星(Mintaka Alnilam Alnitak)の下にある 縦に並んだ小三ツ星 そのまた中のM42(the Great Nebula星雲 ) そのまた中の4つの星トラピージアムtrapezium (不等辺四角形) そのまた中では次々と 新しい星ぼしが生れているとか。天は果てしなきもの 次々とスケールの違った世界が パソコンの窓のように展開しています。時間と空間の違った 無限の階層に分かれた ステージ、窓、道、世界、場がひらいています。

★30   剣山から見たOmega sun Ωさん
昭和25年7月女人禁制といわれていた剣山に 大久保さんlate Mrs. Ohkubo Kyoko & Harukaさんの3人で登りました。剣橋から4時間かけて見の越に着き 円福寺に米3合と100円を支払い一泊 朝4時寺をでて 笹に足を濡らしつつ 日の出のご来光を みるべく 頂上に急ぎました。緑こい笹と 雲のなかからでる 日の出と 美しい姿をしたジロウギュウ に心打たれました。帰りは赤帽子の南面を垢離取りへとおり 川上の長い平坦な道をバス停まであるきました。マディソン橋に似た赤い宝珠の欄干をもった屋根のある10mほどの垢離取橋が 大岩のごろごろした水量の多い狭い峪にかかっていました。富士の池への登り口です。これがそもそもの原点 登山のです。おなじ25年8月再度出原さんMr. Dehara Yoshiteru と2人で剣山へ。その時出会った法螺貝の修験者が西島神社の間者牢や行場の不動窟、鶴の舞、鎖場,千筋鉢などを案内してくれました。33年一の森下竹さんの下竹道作りをほんのすこし手伝いました。その時 一の森のヒュッテにはじめて五右衛門風呂ができ 一番風呂の光栄にもあずかりました。1958年、昭和33年7月原菊太郎Hara Kikutaro知事が100万円で三嶺に小屋をつくりました。2代目は1982年千5百万円、3代目は2003年4千万円。どれもほぼ同じものです。その2階の窓から日の出を見た日は 左にまがる土佐湾の細いカーブもはっきりみえました。当時カヤハゲ東熊山の西尾根は山桜が全面にあったとは角田さんの言。剣山から三嶺まで再生した熊笹に四苦ハック8〜9時間もかかりました。 高の瀬の登りから白髪別れの手前まで深い笹で道らしきものはなかった、大汗かいてばてながらついた三嶺の池の水のおいしかったこと。 そのご何度か冬の剣山にいきました。バスは止まってもタクシーが貞光から剣橋まではいりました。冬一人で測候所(徳島地方気象台)のちかくでテントを張れば測候所の人が中に入れと言ってくれて宿賃に代わる土産は徳島新聞だけ、お世話になりました。また夫婦池の西側塔の丸への入り口に立派な神社があり 雪の中テントで寝ていると神社の主が現れて 家にとの言葉をもらって すぐ南面5mぐらい下の家(こんな所に家があるとは誰も気づかない)にも泊まらせてもらいました。春や秋の当時は山伏や修験者に一人ぐらい会うのが関の山で 人っ子ひとりいませんでした。先の戦争で神風もどこかへ消え戦後困窮したのは神社でした。いつか忽然とその神社も家も山伏も消えました。今は駐車場です。東祖谷の村長がテッポウ肩に猟犬と雪の中を うさぎを探していることもありました。話では三嶺中腹ウラジロモミの林ダケモミの丘は60年前には全面草原であったとのこと。夫婦池の周りも同じような感じで大きな木はなく 湖畔の東には風雪に耐えやせ細って骨ばかりになって節だけが飛び出た小さい木の鳥居があるだけでした。丸笹山から夫婦池の湖面に映る太陽が移動していく姿を見るとき 妨げになる物は何もなかった。小学校のとき遠足で穴吹の剣山測候所にいきました。測候所の須藤さん Mr. Sudou Haruchika など、剣山でずっとおれるなんていいなと思ったものでした。 昭和29年6月に熊笹に花が咲き7月夫婦池のあたりの笹にお米そっくりの実がなって山のネズミが大喜びしました。翌年1955年剣山一帯の笹が枯れました。60年周期ともいはれる熊笹の世代交代、一斉枯死です。2015年まであと10年 これは見果てぬ夢かも。昭和29年脇小6年の姪和子を剣山につれていき、そのとき見越にはブナの大木が沢山あって それには仙人の髭と言われていた白い苔がぶら下がって揺れていました。そこで無思慮な私は木にのぼって姪のために それをとりました。神罰てきめん2時間もしない内にお腹のあたりがかゆくなり翌日には爪の中、眼球、以外はどっかの先まで全身余すところなく かぶれてしまいました。その時はじめてツタ漆をしりました。大河Mississippi川の河口New Orleansの美しい西欧風市街には見事な300年も経つオーク樫の大木がいたるところにあり、その木に剣山のブナにあった白いひげがずらりとついていました。いかに霧の多い湿度の高い水の町かをしめしています。ささの枯れてのち3年熊笹に代わって次郎笈北面を緑の草でおおった20cm〜30cmもの細くて長いgreen grass 名前は知らないけれど 臥薪嘗胆 雌伏60年 、その植物のもつ生命力に驚嘆しました。そのあまりの美しさに南正益さんが降りようと言うので次郎の頂上から法螺貝めざして 気持ちよく柔らかい草をふみながら東面を降りていきました。途中で北面をトラバースすることになり やってみて驚きました。頂上では3つ4つと思っていたup-downが15近くもあって閉口しました。その時の次郎笈の美しさに  いまひとたびの あふこともがな です。  "green green grass of home "。
神隠しにあった頃  昭和24年竹馬の友橋本正雄さんMr. Maruyama Masaoと  Don Quixoteのように あちこち遊び回っていた。ある時夕方から千m近い大滝寺へいくことになった。夜半には帰れる積りであったが 寺でとまることに。翌日朝かえると 近所の大人たちが2人は神隠しにあったと大騒ぎしていた。敗戦後まもなくの頃で 田舎では まだまだ迷信がつよくのこっていた。福翁自伝の神宝取替え話などに当時は共感していました。家や学校に黙っておこっつあん高越山千mへ2人で行ったことも。     
                         
アーカイブ-15[2008年05月04日(Sun)]
★23   図解4
地球は曲率半径6,371qの球体、その自転によって太陽は時々刻々、地上隈無く2分余の日の出を日々一回与えてくれる。真空中であれば一本の水平線ですむものが大気をもつ地球上では大気差atmospheric refractionによって、東西に二本の水平線AとDが存在するようになり東:太陽側の水平線Aは 西:観測者側の水平線HやDよりも0.1°ほど高くなっている。この東の水平線Aがオメガライン omega-lineです。東側即ち太陽の側から日の出をみればOmega-sun Ωさんは東側の水平線Aの所にでます、光の直進を信じる人の目には 点Aは35分角上の点 ωにあると視覚上は写ります。 東側からみる点Aは 西側からは点 ω です。西側からは点Aは点Dに隠されてみえません。そのAD間には40qの球面が存在しています。しかし大気差atmospheric refractionによって点Aは点 ω として人の目に届きます。そして太陽の光にはこの水平線Aが光りを通さない物理的障壁となっていて この壁が光を遮断します。夜明け前の太陽の光がこの遮光壁点Aに下からさしかかるとき この壁を乗り越えた 最初の光the ray of the sunlight at the first appearance of the sun on the omega-line 0.1°high above the horizonは 同時に所謂ラドーの大気差atmospheric refractionによって35′(0.5°)持ち上げられup-hoveて 第2の水平線A の上方に新しくできた第3の水平線omega-lineを初めて越える事になり、観察者はこの光を omega-lineの上に第一閃光the ray of the sunlight at the first appearance of the sun on the omega-line 0.1°high above the horizonとして認知することが出来るのです。この第3の水平線 omega-lineは下の水平線Aそのものが0.5°持ち上がったup-hoveもので 水平線Aに達した第一射光the ray of the sunlight at the first appearance of the sun on the omega-line 0.1°high above the horizonが大気差atmospheric refractionで0.5°持ち上がっているup-hoveだけで、第3の水平線 omega-lineは第一射光the ray of the sunlight at the first appearance of the sun on the omega-line 0.1°high above the horizonの高さを示すだけであり、観察者の目にはみえない水平線Aと同じものです、これは水平線Dの上0.1°にあり、空中に浮島floating islandを上下に2分する視準線refraction lineでもあります。
太陽側にある点Aはそれ以下のものをWの人の目から隠す障壁であり、点Aは東西を分ける分水嶺です。ラドーの大気差atmospheric refractionは点Aを浮上させup-hoveて点 ω、omega-lineを作ります。 太陽側からみれば光の行く手にあるのはただ一つの遮光壁である水平線Aだけです。おなじくWの人にも 水平線D即ち水平線Hの上0.1°にある同じ点Aの omega-lineが遮光壁でもあり それはまた東西の分水嶺です。Omega-sun Ω さんの大気差atmospheric refractionは東側の水平線Aを越えると0.5°より0.4°に減衰します, この大気差atmospheric refraction 0.1°が西の水平線Dの西、即ち左側にいる日の出を待つ観察者に関わる光の屈折です。本来7q先の水平線Dより向こうの太陽側にあってこの水平線Dに連なる海面は水平線Dの下にあるため決して西側にいる観察者には見えない海面です。しかしこのDの向こうの見えない海面に映った光がOmega-sun Ω さんの足となっているのです。 足の大小の違いは眼高差の大小に関係します。日没におけるだるま夕日も視点を南から北にかえれば "Omega-sunrise" と全く同じです。太陽側の点Aはここでも不変です。太陽の運動方向が上向きか下向きかの違いだけです。 omega-line を上から下へ通過するのが日没で、下から上に通過するのが日の出です。

★24  文献と映画archives
百余年前の明治29年11月4日、銚子犬吠崎でみた朝日を、徳富蘆花Tokutomi Rokaが、自然と人生の中に書いている。"浮み出でた紅点は金線となり,黄金の櫛となり、金蹄となって、"これはまさしくomega-Ω-sunrise のことであり、当時の明治の海と空は澄んでいた。空は青く雲は白く、大気の汚染は少なかった。もっともっと自然の満ちあふれた世界がそこにはあった。1980年の映画The blue lagoonの ラストシーンで、クリストファーアトキンズ Christopher Atkinsと ブルックシ−ルズBrooke Shieldsが 赤ちゃんと共に ボ−トで南海Fiji paradiseの孤島を脱出するときに 美しい Ω さんOmega-sunがバックシ−ンにありました。また冠雪の連山をバックにしたシエ−ンShane のラストの Come back Shane !! や、1952年の 禁じられた遊びForbidden GamesのフィナーレPoulette!! 、 1949年卯建の町の脇町劇場(吉川氏Mr.Yoshikawa Yoshinori所有)でみた三益 愛子Mimasu Aikoの【母紅梅】等は いまなお 強く心象に焼き付いたものです。

★25  徳島新聞朝刊への投稿文
Y.S-11  【1998/12/27】 【阿波の玉台さん、ダルマ朝日、オメガさん】
沖洲や大神子海岸から、ちょっと変わった台付き朝日がみられます。 冬至から前後一ヶ月の間、 11月20日から1月20日ごろにかけて、 吉野川河口より沖洲、津田、日の峰、大神子、小神子海岸あたりの海辺で、宿毛のダルマ夕陽に 見劣りしない美しい日の出が拝めます。阿波の玉台さん、ダルマ朝日、オメガさんです。 紀伊半島紀州熊野三山の千m余の山々を越えてきた、南太平洋クック諸島に南中する太陽の直射光線は黄金の玉となり、かたや南紀日ノ御碕の海面に当たった反射光線は、紀伊水道40kmの海上を越えて徳島に夜明けを告げる数分間、実に見事な黄金に輝く玉の台を形づくります。 この玉と台とが相接して、直射光と反射光とが交わる時、息をのむ美しい日の出、【阿波の玉台さん、ダルマ朝日、オメガさん】が姿をみせます。全天が厚い雲に覆われている日でも、南紀上空、水平線上が五円玉の穴ほどの 雲の切れ目さえあれば、十分満足する日の出が拝めます。この阿波の玉台さんを一目拝めば長寿間違いなしと、熊野権現が言ったとか 言わぬとか。 お正月 初日の出は一番美しい大神子海岸で迎えてみませんか。望見玉台 清浄句是菩薩位 オーメーガーサン セイセイクシ ホサイー。

★26  クラビウス と 月の日の出
地上の日の出から月面における日の出にご案内。日食のダイヤモンドリングの輝きにも似たものに 月のクレーターでの日の出があります。日の出とともに クレーターのまわりの外縁が 金色に輝き出す様は 漆黒との対比で美しく(マッターホルンの夜明けのシーンも),特に月齢8.3の時のクラビウス(直径240qで四国がすっぽりはいる)では夜8時から9時にかけて クレーターの中心に日の出の光があたり内輪山の峰峰が黄金に輝きだし1時間余で【 O K 】の文字が暗黒のなかに表れる過程はえもいえぬものです、常に地球に顔をむけて自転する月の動きはゆっくりとしたものです。クレーターをキャンバスにして太陽の絵筆ならぬ七色の光をもって描くO Kの文字は天然の芸術です。  ただしこの光景もめったにみられないものです。数年に2度か3度の機会があるだけです。 もしほかに Ω の形の出るクレーターがあればいいのですが。
アーカイブ-14[2008年05月04日(Sun)]
★22   図解3
ここで 場面を和歌山と徳島に移します。 点Aはここでは日ノ御埼に, 点Dは徳島から見る水平線の位置に当たります。WD=7q DA=40q 点 ω 即ちオメガライン omega lineに曙光・が出るとすぐ omega lineの上・下に光点の膨らみがあらわれ次に膨らみをましつつラグビーボールの形状になり ボールの最下部が点Hに達すると(この間の時間は30秒)ラグビーボールを2分する omega line より上の太陽(直射光)が下側の反射光よりも輝度、光度が大きくなり直射光は反射光を飲み込んで 徳富蘆花の言う黄金の櫛から金蹄の形に成長していきます、この間は90秒。この金蹄を上下5:1に2分する線がオメガライン omega lineであり、金蹄はオメガライン omega lineで2分され いよいよこれからOmega sun Ω さんの登場です、30秒経てば完全なOmega sun Ω さんの姿になります。次いで直射光と反射光とは omega lineからともに天と地へ離れていきます。完全な姿のOmega sun Ω さんからOmega sun Ω さんの足が海に消えるまでが30秒です。ここで前後3分間(180秒)の感動の瞬間、息をこらしてみとれる日の出のシーンがおわります。Omega sunΩ さんが omega lineに顔をだしてしばらく この太陽が omega lineをはさみラグビーボール の形となる時、私の小さな古時計、もう そろそろ耐用年数が来そうな体内時計がrefreshされ、リセットされる思いがします。生命秩序の再構築、朝日は生あるものの命の根源です。雲に邪魔されずにこの三分間すべてを蘆花が見ていたら いかなる名文のオメガシーンが描かれていたものか。残念なことに最後の1分間の雲が蘆花からOmega sun Ω さんを隠しました。それともさにあらずして蘆花は積年の大願成就でOmega sun Ω さんを見たものの、余りの感動にペンの先が止まったのでしょうか, 惜しむらくは画竜点睛completing the eyes of a painted dragonならぬ画竜欠睛。また四国霊場八十八ヶ所 最後の結願所、女人高野とよばれる大窪寺 (大窪寺には50年前はご住職 槙野密純,信 ご夫妻がおられ ) この山水画そのもののような霊場、美しい大窪寺の裏山にそびえる胎蔵ヶ嶽で空海は座想された。 ついで阿波の第21番札所 舎心山太龍寺の奥の院 南舎心ヶ嶽の切り立った岩頭に座し 19歳の空海は三教指帰にある仏教儒教道教の本質を思考された。県境四つ足峠の上にある石立山の西峰、 ここには 北に両側が100mほど崩れ落ちた脆い石灰岩の幅15cmのガレ道が 10m位先の西舎心ヶ嶽へつながっています。 恐怖に戦きながら西舎心ヶ嶽に辿り着き、北にひろがる白髪山から三嶺、剣山、一の森、槍戸山等の南面が一望できる200度のパノラマに 恐怖に戦いたことも忘れ ひとときの幸せを感じながらも 下を見ればここは羅生門ならぬ地獄門だと思いました。 一歩誤れば千尋の谷へthe omega. 西舎心ヶ嶽の舎心とは捨心のみならず、心のよって来たる根源である吾が身体そのものの、捨身でもあるとの実感は 唯物論にたつ中江兆民Nakae Choumin の思想に想いを馳せさせ、行きはよい良い 帰りは怖い、怖いながらも通おりゃんせ 通おりゃんせと つぶやくような 鼻歌はすぐさま 半ば天神さんの菅原道真Sugawara Michizane公へのお祈りになります。恐怖心からたちなおり 思うは 明治36年、18歳の藤村操Fujimura Misao が日光華厳の滝に残した巌頭の感を想起しました。 馬島千代への決別の辞。悠々たる哉天壌、遼々たる哉古今,五尺の小躯を以て 宇宙の大をはからむとす。ホーレーショの哲学 竟に何等のオーソリティーに価するものぞ。万有の真相は唯一言にして悉す。曰く、不可解。我この恨みを懐いて煩悶 終に死を決するに至る。既に巌頭に立つに及んで 胸中何等の不安あるなし。始めて知る大なる悲観は かの大なる楽観に一致するを。更にはこの恨みからの連想で、白楽天.白居易の長恨歌には 漢王重色思傾国、御宇多年求不得、楊家有女初長成、養在深閨人未識、、、、七月七日長生殿、夜半無人私語時、在天願作比翼鳥、在地願為連理枝、天長地久有時尽、此恨綿綿無尽期。さて室戸で修行中弘法大師空海はOmega sun Ω さんを見たのでしょうか、天と地、空と海が渾然一体一如となるところが omega lineであり、Ω さんOmega sunが姿を見せるところです。室戸岬にある水平線のみえる、10m余の岩窟 みくろど御厨人窟の奥で座禅修行し、悟りをひらいたといわれる空海がみた  Ω さんOmega-sun、もし仮に空海のだるま朝日のcomment が存在すれば大いなる喜びです。とまれ、点 ω を離れた太陽の反射光 今までOmega sun Ω さんの足であったその反射光は 水平線Dの下に消えると同時に今度は姿をかえて水平線Dを越えOmega sun Ω さんwatcherのいる沖洲マリンピア点Wまで7qの海面を 金波銀波にきらきら染めあげた光の柱(32′の幅を持った光の川)となって瞬時にやってきます。蜃気楼inferior mirageの一種であるといわれるワイングラスの光が数分後に目の前手の届きそうな所までやって来ると思われますか? あるいは太陽とおなじ5円玉の穴の大きさを持つ月の皎々と輝く満月の月の出 の場合に  だるま朝日Daruma Asahi に関して世上いわれる水平線上の海面の温度やその密度の違った空気層によっておこる鏡像現象だるま太陽Omega sun Ω さん(omega-Ω-sunrise)のような"omega moonrise"の蜃気楼inferior mirage現象がそこに起るとおもいますか。太陽のだす莫大な放射エネルギーの反射光、直射光は二次三次四次 N次  ∞次 の漸減的 副次的反射光散乱光とは比較にならない巨大なものです。Omega-Ω-sunriseのもつ 空の雲を見事な錦に染めあげて 自から赤く、黄色く 白く 輝くその温度とエネルギーは とても蜃気楼mirageなどの及ぶところではありません。大気差35′(0.5°)atmospheric refraction は線分ωAで 点Dは点Wからみると点Hに重なっています。点Wからは直線 ωAのうち直線 ωHのみが目にいります。直線AHは水平線Dの下になり Wからは隠されて見ることはできません。Omega sun Ω さんの足は2つの水平線DとAの間の海面に反射した反写像が ωHに投影されたもので 水平線Aの東側に写った反写像ではありません。曲面HD40qの海面は大気差atmospheric refractionで持ち上げられup-hove わずか0.1°の直線 ωHに投影されます。俯角、眼高差によって視界の限界距離WDは変化します。この線分WDは線分DH、AHに反比例します。Omega sun Ω さんの足はこれによって長短ができます。点Hより上は空中にあり総て浮かんでみえます。ここでは大気差35′atmospheric refraction と太陽の視直径32′とはほぼ同じとしました。

アーカイブ-13[2008年05月04日(Sun)]
      

★21   図解2
さて 有島武郎Arishima Takeoのエッセイ'二つの道' にいう "二つの道がある 一つは青く一つは赤い全ての人がいろいろな仕方でその上を歩いている ある者は青い方をおもむろにあるいているし ある者は赤い方をまっしぐらに進んで行くし 更にある者は二つの道の分かれ目に立って凝然として行く手を見守っている、二つの道は途中で松葉つなぎのように入れ違ってしまいに墓場で絶えている、"また福永光司氏Mr.Fukunaga Mitujiの"荘子"の鵬鯤の逍遥遊に "北冥有魚 其名為鯤 化而為鳥 其名為鵬"と。二つの道より二つの水平線を連想し'人'に'ニ'を加えた'天'の字に鵬鯤の天空を洋上高く自由に駆ける鵬鯤の姿を思い この鵬鯤の目になって今一度Omega sun Ω さんを見てみたいとおもいます。 ここでomega lineのご理解をえるため再度 説明します。日の出を横から(南から)見ると考え はじめに  山部赤人Yamabe no Akahitoよろしく、 静岡は田子の浦ゆ うちいでてみると 海上から北に富士山Mt.Fujiが見える(上のdiagramをご参照下さい)。 丁度安藤広重Andou Hirosige の東海道53次の絵や葛飾北斎Katusika Hokusaiの富嶽36景を 思い浮かべてみます この富士山頂の左右の稜線を加賀の人と伊豆の人が富士山を中心にして 左右から同じ太陽を見ていると想像します。先ず富士山頂 右手 東側の浅間神社のある稜線を 点Aと決めて ここに垂線を引きこの垂線上に点Aより下に太陽の直径をとり これを点F、Aより上に同じ太陽の直径を垂線上にとって これを点 ω、2倍の直径をとって点Eとします。ここに串ざしのだんご3兄弟 太陽を3個上下に重ねたものができる。ωA=AF=ωE更にωH:ωA=1:5となる点を EF上にとり これを点Hとします。次いで 富士山の剣ガ峰3,776mがある 左手 西側の稜線を 点D、 加賀の人の立つ地点をW、 伊豆の人の立つ地点をV とします。点Wの人から見る地平線:水平線は点Dにあり 点Vの人のスカイライン:地平線:水平線は点Aにあります。 垂線EF上の点 ω に垂線をひくとき、これがオメガライン omega lineです。夜明け時太陽の曙光が点Aまであがってくると 第一射光the ray of the sunlight at the first appearance of the sun on the omega line 0.1°high above the horizonは大気差atmospheric refractionで35′あがり点Aは点 ω となり ここに最初の光を放ちます。もともと ω=Aです。線分 ωAFや点D の下側は完全なそれぞれ東西から見る場合の遮光壁になります。Omega sunΩ さんが omega lineに顔をだしてしばらく この太陽が omega lineをはさみラグビーボール の形となる時、私の小さな古時計、もう そろそろ耐用年数が来そうな体内時計がrefreshされ、リセットされる思いがします。生命秩序の再構築、朝日は生あるものの命の根源です。雲に邪魔されずにこの三分間すべてを蘆花が見ていたら いかなる名文のオメガシーンが描かれていたものか。残念なことに最後の1分間の雲が蘆花からOmega sun Ω さんを隠しました。それともさにあらずして蘆花は積年の大願成就でOmega sun Ω さんを見たものの、余りの感動にペンの先が止まったのでしょうか, 惜しむらくは画竜点睛completing the eyes of a painted dragonならぬ画竜欠睛。また四国霊場八十八ヶ所 最後の結願所、女人高野とよばれる大窪寺 (大窪寺には50年前はご住職 槙野密純,信 ご夫妻がおられ ) この山水画そのもののような霊場、美しい大窪寺の裏山にそびえる胎蔵ヶ嶽で空海は座想された。 ついで阿波の第21番札所 舎心山太龍寺の奥の院 南舎心ヶ嶽の切り立った岩頭に座し 19歳の空海は三教指帰にある仏教儒教道教の本質を思考された。県境四つ足峠の上にある石立山の西峰、 ここには 北に両側が100mほど崩れ落ちた脆い石灰岩の幅15cmのガレ道が 10m位先の西舎心ヶ嶽へつながっています。 恐怖に戦きながら西舎心ヶ嶽に辿り着き、北にひろがる白髪山から三嶺、剣山、一の森、槍戸山等の南面が一望できる200度のパノラマに 恐怖に戦いたことも忘れ ひとときの幸せを感じながらも 下を見ればここは羅生門ならぬ地獄門だと思いました。一歩誤れば千尋の谷へthe omega. 西舎心ヶ嶽の舎心とは捨心のみならず、心のよって来たる根源である吾が身体そのものの、捨身でもあるとの実感は 唯物論にたつ中江兆民Nakae Choumin の思想に想いを馳せさせ、行きはよい良い 帰りは怖い、怖いながらも通おりゃんせ 通おりゃんせと つぶやくような 鼻歌はすぐさま 半ば天神さんの菅原道真Sugawara Michizane公へのお祈りになります。恐怖心からたちなおり 思うは 明治36年、18歳の藤村操Fujimura Misao が日光華厳の滝に残した巌頭の感を想起しました。 馬島千代への決別の辞。悠々たる哉天壌、遼々たる哉古今,五尺の小躯を以て 宇宙の大をはからむとす。ホーレーショの哲学 竟に何等のオーソリティーに価するものぞ。万有の真相は唯一言にして悉す。曰く、不可解。我この恨みを懐いて煩悶 終に死を決するに至る。既に巌頭に立つに及んで 胸中何等の不安あるなし。始めて知る大なる悲観は かの大なる楽観に一致するを。更にはこの恨みからの連想で、白楽天.白居易の長恨歌には 漢王重色思傾国、御宇多年求不得、楊家有女初長成、養在深閨人未識、、、、七月七日長生殿、夜半無人私語時、在天願作比翼鳥、在地願為連理枝、天長地久有時尽、此恨綿綿無尽期。さて室戸で修行中弘法大師空海はOmega sun Ω さんを見たのでしょうか、天と地、空と海が渾然一体一如となるところがω -lineであり、Ω さんOmega sunが姿を見せるところです。室戸岬にある水平線のみえる、10m余の岩窟  みくろど御厨人窟の奥で座禅修行し、悟りをひらいたといわれる空海がみた  Ω さんOmega sun、もし仮に空海のだるま朝日のcomment が存在すれば大いなる喜びです。とまれ、点 ω を離れた太陽の反射光 今までOmega sun Ω さんの足であったその反射光は 水平線Dの下に消えると同時に今度は姿をかえて水平線Dを越えOmega sun Ω さんwatcher(TOSSの会員たち他) のいる沖洲マリンピア点Wまで7qの海面を 金波銀波にきらきら染めあげた光の柱(32′の幅を持った光の川)となって瞬時にやってきます。蜃気楼inferior mirageの一種であるといわれるワイングラスの光が数分後に目の前手の届きそうな所までやって来ると思われますか? あるいは太陽とおなじ5円玉の穴の大きさを持つ月の皎々と輝く満月の月の出 の場合に だるま朝日Daruma Asahi に関して世上いわれる水平線上の海面の温度やその密度の違った空気層によっておこる鏡像現象だるま太陽Omega sun Ω さん(omega-Ω-sunrise)のような"omega moonrise"の蜃気楼inferior mirage現象がそこに起るとおもいますか。太陽のだす莫大な放射エネルギーの反射光、直射光は二次三次四次 N次  ∞次 の漸減的 副次的反射光散乱光とは比較にならない巨大なものです。Omega-Ω-sunriseのもつ 空の雲を見事な錦に染めあげて 自から赤く、黄色く 白く 輝くその温度とエネルギーは とても蜃気楼mirageなどの及ぶところではありません。大気差35′(0.5°)atmospheric refraction は線分ωAで 点Dは点Wからみると点Hに重なっています。点Wからは直線 ωAのうち直線 ωHのみが目にいります。直線AHは水平線Dの下になり Wからは隠されて見ることはできません。Omega sun Ω さんの足は2つの水平線DとAの間の海面に反射した反写像が ωHに投影されたもので 水平線Aの東側に写った反写像ではありません。曲面HD40qの海面は大気差atmospheric refractionで持ち上げられup-hove わずか0.1°の直線 ωHに投影されます。俯角、眼高差によって視界の限界距離WDは変化します。この線分WDは線分DH、AHに反比例します。Omega sun Ω さんの足はこれによって長短ができます。点Hより上は空中にあり総て浮かんでみえます。ここでは大気差35′atmospheric refraction と太陽の視直径32′とはほぼ同じとしました。

アーカイブ-12[2008年05月04日(Sun)]
★19☆ 私見  omega lineのDiagram. 大気差atmospheric refraction35′のカラクリ

★20  図解1
二つの水平線two tangent lines D&A と第三の水平線オメガラインomega line   このdiagramは 本文3.5万字をimage 図示したものです. 日の出の太陽は3分間で上図の中では左から右へと形を変えて昇ります。 点Aに円Zの頂点が下から近づき日の出を迎えようとする時これは点Aが大気差atmospheric refraction によって点 ω に 近かずくことを意味します。そして円Zが円Yに重なり omega line上にその天頂を見せる時が日の出の時です。 ここにomega-lineと大気差atmospheric refraction35′との相関関係をしめす太陽を 正面/側面/背面から見た図形を添付しました.これは私の描くomega sunriseです。
Wから見てHEは空中にありHFは水平線下にありWの人の目には隠されています。 これまではだるま太陽は海面にちかい空気の温度差によって密度の違う空気の層が出来その結果光りの屈折率の相違がだるま太陽の発生原因である とされてきたがそこでは水平線までの距離は全く考慮されておらず 尚その接線上の接点を言葉通りの点としていますが これは真空中での話であり地上では点は点ではなく広がりのある面積で そこには幅40qもの距離がありこの点が見落とされてきたのです。点Aなる第二の水平線 これに氣がつけば やすやすと一件落着 コロンブスのたまごです。大気も海ものない月面では Ω オメガさんOmega sunは無縁のもの, 起こりえない現象です。      
                    
目に見えないものを見えると主張し、その存在を論証するのは難しいものです。 水平線Aは水平線Dによって隠され 目には見えません 光の屈折で水平線Aは0.5°上の新たなる水平線 ω、omega lineとなります。 当然 水平線A=水平線 ω ですから、水平線 ω は水平線Aと同様に人の目には見えません。 ここでは  新たなる水平線omega line=水平線 ω=omega line=視準線refraction line=折り返し線fold line=消失線vanishing line=the boosted folded ω-line = 水平線A です。   これらは 説明のために使ったすべて おなじ意味の言葉です。 無(omega-line)を有(Omega sun)とせんが為  虚像(omega line)を実像(Omega-sun)にしたい為  あるいは水平線Dに隠されてみえない 水平線Aそのものである水平線ωの存在を  御理解頂きたい為の言葉の敷衍です。 しかし日の出は単純な事なのです。 浮島現象はSeeingのよい 日の出か日の入り 時の特別な現象であって、 日中には出ません。そしてその浮島を上下対称の姿に浮き上がらせているのが omega lineです。日の出の一形態 Omega sunrise : Daruma Asahi : "だるま朝日" : 達磨朝日 : “the up-hove sunrise” への理解は このomega lineにかかっています。 最重要点です。  この小論の論旨の中心です。A=ω だけです。 目に見える リンゴ(Omega sun)と 目に見えない万有引力(omega line)をいかに 関連させるか これからさらに 駄文を連ねようとしています。
  


アーカイブ-11[2008年05月04日(Sun)]
★17   国立天文台からの返答
The reply sent from the national astronomical observatory of Japan先般2月、国立天文台に問いあわせたところ、蜃気楼(inferior mirage)の一種でしょうとの返事。以下にその内容を転記します。(the full citation )。拝啓 日の出時、太陽が水平線より離れる直前に、その一部が水平線上に逆さまに残りワイングラスのような形が見られることと思います。この現象は、特に暖流上に冷たい空気が流れ込んだ時や、寒流の上が暖かい空気におおわれた時など海水温と気温との差が大きくなった時、ワイングラス状の太陽などが見られることが多いものです。これらは蜃気楼現象が関係していると考えられています。大気中の特に海面の近くが熱せられた場合、水平線上の少し上に、ちょうど一つの鏡面が置かれたのと同じ状態になり、鏡面から上に見えている太陽の形を逆さにして鏡面の下にくっつけたように見えます。ちなみに、このような鏡面の働きをする位置を消失線といいます。なお、この件は天文分野から離れていますので詳しくはお答え出来ません。よろしく、お願いいたします。平成17年2月24日   国立天文台広報普及室            

私には太陽光線を受けてそれを反射するのに海面の近くや海面の温度などは関係なく たとえ氷の海でも光が当たれば当然反射する とおもわれます。太陽系すべてに絶え間のない熱エネルギーを注ぎ それらを存在あらしめる太陽光線の直射光とその反射光は 上位蜃気楼(superior mirage)や下位蜃気楼(inferior mirage)などの脆弱でか細い散乱光でつくられる気象現象とは光束スケール、放射エネルギー、温度、熱量、電磁波等々の点で月とスッポンの違いがあります。中学生のころ、光の速さは一秒間に地球7周り半(30万q/秒)するときいて 懐中電灯で空を照らしてみたら アッという間に届いたのはほんの2m先。 Ω さんOmega-sunと蜃気楼(inferior mirage)どこかこれに似ています。 太陽光のエネルギーと電池のもつエネルギーには 同じ光といってもエベレストMt. Everestと弁天山(6m日本一低い)位の違いがあります。夜半新町川沿いの散歩道からは対岸のいろいろな明かりが 赤い灯 青い灯の道頓堀とはいかないが 静かに 川面に短い光柱を描きます。 日亜化学工業のblue LED 青色発光ダイオードの交通信号の青が一際 美しく 川の中程には眉山のテレビ塔等の光も揺らいでいます。これは直射光と反射光である点でΩ さんOmega sun:Daruma Asahiとまったく同じ現象といえます。日亜の白色発光ダイオードは世界に誇る、光輝く徳島の【Only One Tokushima】そのものです。       
                       
★18  ヤング博士
 インターネットのMintakaのホームページで だるま夕日(inferior mirage)を知りました。関連ページも含めてその充実した圧倒的なボリュウムに驚かされ、こみ上げる喜びで、この出会いに大きな感動を覚えました。   Dr.Andrew T.Young     Astronomy Dept.San Diego State University San Diego,CA 92182−1221 U.S.A.     Dr.Andrew T.Youngは、朝日の出る場所は  実際には日の出を見る機会がほとんどないので 夕日とちがって 水平線上に特定の場所を あらかじめ 予測するのは困難だといっています。ヤング博士は米海軍天文台 U.S. Naval Observatory のGeorge Kaplanの 4枚の夕日の写真 を引用して、Green flash とかInferior mirage の説明を シミュレーションで 非常に詳しく解説されていますが、残念にも朝日については ただ日の出の運動方向は日没の逆であるとの外は何も触れられていません。 先年このgreen flashはNHK放映のProject-Xで太平洋にKDDIが光ケーブルを日米間に敷設する工作船上から見事にとらえられていました。         
  
 Dr.Youngのホームペ-ジ
一部の関係箇所をここに転載します。 The inferior-mirage or "Omega" sunset. This is the flash most commonly seen from near sea level. The simulation here is rather extreme: you are unlikely to see such a large and unced (unclouded私注) flash yourself. An atmospheric model was chosen to illustrate the effects about as strongly as they have ever been observed in Nature ; and the observer is placed at a height that maximizes the effects. Nevertheless, such large flashes are seen occasionally, and this example makes all the characteristic features easy to see. The flash seen here is really the green upper limb of the textbook model, but greatly magnified in the vertical direction by the "fold" where the inverted image of the inferior mirage joins the erect image about it .The inferior-mirage or "Omega" sunRISE. This is the same as the sunset immediately above, only the frames are run backwards. There is a little lead-in of a few seconds of empty sky, so you can see how the Sun appears unexpectedly with little or no warning at sunrise. You can see how easy it would be to miss the sunrise flash, especially if you weren't looking at just the right spot on the horizon.       
アーカイブ-10[2008年05月04日(Sun)]
★14  沖洲の特異性the peculiarity of Okinosu
百聞、千聞は一見に如かずとか。極地の一部をのぞけば世界中何処に住んでいようと、毎日一度の日の出は、いや日の出の時間は、地球が一日一回転する限りにおいて、人間誰しも等しく与えられています。秒速30万qで8分20秒かけてやってくる太陽も大気中の水蒸気の多寡によって Ω さんOmega-sunの姿をした水平線上の朝日を見ることの出来る場所は本当に僅かしかなく、徳島県の東部海岸線こそ、その最良の観賞地です。これは飯泉嘉門Iizumi Kamon知事のいわれる【Only One Tokushima】に叶うものだと思います。なかでも徳島市の沖洲が一番のスポットで北へいけば和歌山の山の高さが邪魔になるし南へ行けば次第に水平線上の雲が厚くなって、水平線上に Ω さんOmega-sunのでる日が極端に少なくなります。また高いほうがよく見えるのではと270mの眉山から日の出をみても 水平線までの距離が大きい眼高差のため60qにもなって海上の雲が多くなり 日の出はいつも雲の上です。室戸岬はいいとしてもその海上には雲が多く、足摺岬は高さが50mとすれば視界の限界距離は25qにもなり海岸よりも高い位置になればなるほど また海岸から遠く離れるほど観察は難しくなります。1963年玉井商船で半年間世界を回った友人南正益さんMr.Minami Masayoshiに尋ねたら 海上では2度か3度日の出は見たが一回も オメガさんOmega-sunには会う機会はなかったと。徳島県山岳会の最長老である渡部孝徳大名誉教授は60年間 剣山にのぼっていても omega-sunriseは見たこと無いと言われます。それほど【Daruma Asahi】Ωさん Omega-sunを見るのは難事なことです。カモメのジョナサン Jonathan Livingston Seagull の Richard Bach や老人と海のHemingwayの地Florida (四国と同じ台風銀座) のキーウエストKey West(ここは夕日の美しい所で有名)でも見事なのは雲の色彩です。フロリダの青い空と海、手の届きそうな所にはっきりした輪郭の真っ白い綿毛のような積雲の浮かぶCape Kennedy あたりも日の出は雲の上からとか。とかくに日の出omega-sunriseは難しい。四国では宿毛の地が夕日を見る条件が、また久礼湾が朝日omega-sunriseのこちらとよく似ているようです。豊後水道を挟んで大分県の佐賀の関と日豊海岸あたりからみて 宿毛の沖ノ島辺に朝日omega-sunriseはでないものか。他にあるとすれば鈴鹿にちかい伊勢湾の北東部です。

★15  沖洲から見る47q先の Ω さんOmega-sun 【Daruma Asahi】
東の海上47q先の日ノ御埼 (LN.33°53′,Long.E.135°03′)にある日ノ山がomega-lineを対称軸として上下に浮島 the floating island となって見えるとき、Ω さん Omega-sunの足の高さ(the distance between the horizon and the boosted folded ω- line)は, ほぼ130mで、太陽の見かけの高さ(下端から上端までの長さ)は5倍の650mです。これは西の剣山(Mt.Turugi 1955m high 沖洲から50q)に夕日が沈むころの太陽の大きさと同じです。この時には日中では見えない水平線Dのむこうにある島などが空中に浮上して、視準線refraction lineができ、その距離の測量が可能です。
Floating- island phenomenon浮島現象は一日一回 Ω さんOmega- sunのomega-lineがある、日の出時か日没時のみのSeeingの良い朝夕にでる現象です。太陽の視直径は32′。これは腕を伸ばして指さきにもった五円玉の穴の大きさに等しく50q先での直径は650mです。130m の Ω さんOmega-sunの足は 7q先にみえる 水平線D の そのまた先の, 丸い地球の海面7qから47qに当たった太陽光線が海面に反射して創った反射像です。水平線Dのある7qまでの海上には、沖洲マリンピアからみて手前の、左手に青い円筒の帽子をつけた左舷標識、右手に赤い三角帽子の右舷標識があり、つぎに於亀瀬燈標(孤立障害標識、頭に球形2個縦掲)が3.8qぐらい沖の右手にあって、そのまた先1q北方左に、黄色く塗った南方位標識があり、更に2q、こちらからほぼ7q先あたりが水平線Dとなっており、堤に立ってこの7qの水平線Dまでを100mずつ区切ってみると 先へいくほどその幅は幾何級数的に短くなっています。そして最後には水平線Dに吸収されそこに収斂してしまいます。これと同じように水平線D を越えた部分7qから47qの海面は細く短く圧縮され、この圧縮された部分の海面が鏡の働きをして太陽を反射し Ω さんOmega-sunの足を創ります。1億5千万q離れた太陽は虚像virtual imageとなって ここから見れば50q先の紀伊半島に有るように見えます。光の速度は8分にして いや一瞬で、その1億5千万qの距離を50q に圧縮してしまうようです。Ω さんOmega-sunの現象は決して世にいわれる蜃気楼inferior-mirageや鏡像ではなく、地球の自転と、厚さ8q(このなかに大気の70%が存在する)の大気を斜めによこぎってやって来る太陽光線が地球の引力と屈折によって曲がり、35分角ほど下の物を水平線より上に押し上げてup-hove、そのため本来見えないはずの水平線の向こう側が見えるもので Omega-sun Ω さんは この大気差atmospheric refractionに起因する現象です。

★16   Best Situation  最高の撮影条件  とっておきのOmega-sun Ω さん
数ある中でも見事なOmega-sun Ω さんは,徳島が数日間の好天の後で, 高気圧と低気圧が入れ替わり, お天気の崩れが東に移って 紀州和歌山が悪化し始める日の朝 、全天厚い雲に覆われall over the sky covered with thick clouds ,  これではomega-Ω-sunrise は九分九厘だめだろうと 思いながらも海岸にたつと、 予想外にも海上にうっすらと一条の明るさが感じられ, 有り難やこれは如来 菩薩の光明ならんと, 待つこと30分あまり  そのほんのわずかな隙間がだんだんと 帯状 凸レンズ状に横にひろがって 明るくなり、 その水平線上が、 薄明かりの中、日の出前の放射光による反射光、散乱光の多様な色彩 白、黒、橙、柿、黄、赤色のそれぞれが 濃淡取り混ぜて 複雑な縦縞模様に 色づき始め、その模様が omega-line で上下にほぼ二分され、それは燃えさかる紅蓮の炎のような 西陣帯を横に広げたようでもあり、JR高徳線の吉野川鉄橋や 魚津富山湾の蜃気楼を カラーで見るようでもあり、その中央部から いよいよ待ちかねた太陽直射光の第一閃光 the ray of the sunlight at the first appearance of the sunが ピカリと光って一息二息するうちに 真っ黄色のOmega-sun Ω さんが姿を見せる時です。その時の Omega-sun Ω さんほど美しいものはありません。(この満足感は 真言宗密教の理趣経十七清浄句になぞらえると )望見玉台 清浄句是菩薩位 オーメーガーサン セイセイ クシ ホサーイーです。こんなOmega-sun Ω さんが今期は2回ありました。その他 なかには 上空の厚い雲に隠されて 長方形の朝日になることもあり、あるいは太陽の 上部が切れたワイングラスの形 をしたOmega-sun Ω さんになるときもあります。雲と風と太陽 この三者の織りなす色と形は千変萬化です。 鴨長明 Kamo no Choumei の方丈記に ゆく河の流れは絶えずして しかももとの水にあらず 淀みに浮かぶうたかたは かつ消えかつ結びて 久しくとどまりたる例なし、世の中にある人と栖と またかくのごとし、と松尾芭蕉Matuo Basyo の奥の細道にも 月日は百代の過客にして 行き交う人もまた旅人なり、 とあります。青い大空を風のなすまま 時々刻々その姿を変える行雲は 人の一生を思い浮かばせ、人、雲、歳月、水 はそこに底通する時空を共有して生きる存在者として 福永光司氏のとく 荘子の万物斉同を 思起させます。老いてなお なだらかな剣山のよさを 理解はするものの 峨峨たる大山Mt.Daisenの北壁に今も強くひかれます。  時には老いて生きることの難しさを あの北壁に重ねています。

アーカイブ-9[2008年05月04日(Sun)]
★9  本論 まとめ
光の性質(太陽光線)には目的地に最短距離というより最短時間で届きたいという気の短い気質があり、 空中や水中では光の速さは遅くなります。 そこに光の屈折がおこり大気差atmospheric refraction がうまれ 蜃気楼inferior mirageならぬ直射光と反射光の織りなすOmega-sun Ω さんが登場します。すべては 太陽光線の 無為自然のなせる為、業、技なのです。 これまでの説明で 大氣差、 浮島現象、 omega-line の3点 を御理解いただければ "だるま朝日" : Omega-sunrise : Daruma Asahi : Omega-sun : 達磨朝日 : 浮き上がり太陽 : “the up-hove sunrise” or "the upheaval sunrise”はすでに あなたのものです。Moby Dick は手中にあります。  以下を割読されて結構です。

★10  時期the time or term of the year
毎年11月20日(及び1月24日)は 紀州山地が Ω さんOmega-sunを上下に分けて、 日の出 の太陽は丁度大蛤のような二枚貝の形になりこれから 沖州マリンピア( 徳島市 東沖洲2-14, 光が当たるとドームの屋根が美しく黄銅色に輝く)ではomega-Ω-sunriseの観賞の季節にはいります。太陽は右上56度の角度でのぼります。クック諸島に南中した太陽の光は同時に北西遠くの日本に夜明けを告げます。元日の 日の出時刻は7時7分ごろです。これは沖洲と北海道札幌をむすぶ線が同時線で 南東から北西にこの同時線 日の出前線は移動します。千葉県犬吠埼が一番早く 長崎県対馬がいちばん遅いようです。  出現率は 秋も深まって だんだんと天たかく馬肥ゆる頃 空気が乾燥し大気中に気体の水蒸気が増えて 空気が澄んでくる11月が一番よく(80%)、次いで12月(50%)、寒くなる1月(40%)と、厳冬にむけてだんだん悪くなります。これは海上に液体の水蒸気が多くなるためです。1月25日以降は(11月17日以前も)紀州のたかい山々(1000m余)にさえぎられるため、ここ沖洲ではOmega-sun Ωさん の季節はここで終わります。その後の季節は山や雲の上からの日の出です。 太陽は東北東31°から東南東29°を夏至から冬至にかけて移動します。史記に"海傍蜃気象楼台"とあり大蛤の吐く氣が楼台をつくる との意味ですが11月20日と1月24日の大蛤は 気を吐くかのように大口を上下に開けて現れ 数秒後には口をとじます。まるで我輩は猫である いや蜃気楼inferior mirageである と言わんばかりです。果たしてΩさんOmega-sunは蜃気楼(inferior mirage)なのか、はたまたファタ モルガーナFata Morganaでしょうか。 

★11  水平線D
視界の限界距離 the critical distance of view seen from 3.5m high above the sea level   海面から高さ3.5mの視線で東の方をみると沖洲マリンピアの防波堤から7q(視界の限界距離)ほど先に水平線Dが、更に東へ40qの紀伊水道の向こうに、和歌山の日ノ御埼にある 日ノ山(202m)がみえる (この三角山は Ω さんOmega- sunの中に黒く写る)  また日ノ山(202m)が omega-lineを挟んで浮島floating islandの姿を見せるとき大阪湾や日ノ御埼から徳島市をみればきっと 日の峰の柴山(191m)がそっくり同じ姿で見える ものとおもいます。20q、30qの彼方を行く船は、水平線の上の方を水平線から離れ まるで空中を飛んで行くように、水平に黒い影となって動いていきます。西を振り返れば、ちょうど50q先の剣山や丸笹山、赤帽子山がみえ、雪に輝く白銀の峰峯の美しさは県内では他に比べ様もありません。 西に銀嶺、東にomega-Ω-sunrise, まさに 柿本人麻呂Kakinomoto no Hitomaroの ひむがしの 野にかぎろひの たつ見えて 顧みすれば月かたぶきぬ 、 これは万葉集の世界です。  かって井伏鱒二Ibuse Masujiが描いた 戦時中の多甚古村である沖洲 そのマリンピアは恐らく世界一のomega-Ω-sunrise の観察地です。 海岸から水平線までの距離即ち視界の限界距離は10年ほど前に海上保安庁の哨戒艇に体験乗船したとき淡路の沼島、友ケ島まで行き 途中航海士の方に教わりました。ピタゴラスの定理
Pythagprean theorem D=視界の限界距離(km), h= 眼高(m), r= 6,371(km地球の半径)   
                 
★12  気象条件the weather conditions
沖には世界最大規模の海流である黒潮が流れる紀州東方海上は 海水の蒸発量が冬期世界一で、平均海面が日本の近海よりも10mほども高く、また紀州沿岸は世界一海面が低いといはれています、ここでは3°〜5°以上暖かい黒潮から出る水蒸気を, 高気圧のシベリア寒気団から吹き出る季節風の冷たい乾いた偏西風が吹き払い、この北西の風が200qに亘って,細くて狭いomega-path , Ω ロード、Mosesに扮するCharlton Heston主演の "十戒" The Ten Commandmentsの特撮シーンである 紅海が割れる場面the parting of the Red Sea  のように 旭のトンネルを切り拓き Ω さんOmega- sun はここを通ってやって来る。高野, 吉野、大峯, 熊野の神や仏のありがたい祝福と お告げをもって,人の世に幸あれ, 早起きは三文の得と、真言密教の理趣経にも、望見玉台 清浄句是菩薩位 望見玉台 清浄句是菩薩位と。黒潮は昨年から大蛇行の時にはいっています。紀伊半島から南東へ100q以上も流れをかえていきます。この大蛇行時には エベレストMt. Everest 8.8km highのある  ヒマラヤ山脈Himalayasよりも深い日本海溝から 冷水塊が東本州南岸と蛇行本流の間に吹き上がってきます。水蒸気には気体と液体、個体があり見通しの良さSeeingシーイングはこの水蒸気の液体固体が影響します。液体の水蒸気は重さや体積で気体の1万倍から10万倍もあり空が青いのは気体の水蒸気が多いためで( レイリー散乱Rayleigh scattering ) 液体の水蒸気が多くなれば波長によらない全反射 ( ミー 散乱 Mie scattering )によって空は白くなるか水滴が多くなれば空は雲によって光の透過が妨げられて薄暗くなります。
地上では青い山脈ならぬ青い連山が幾重にも連なるグラデイシヨン濃淡の違いをみせ白雲なびく山々の風景は 分子状態である気体の水蒸気や酸素、窒素などのきれいな大気の満ちた空気の存在を示し上方ばかりでなく横への透明度が高く気体分子に当たった太陽光線によって 大気が青く発光し 100qの先は大気の背景放射によって淡いブルーの山並みの青はすこしずつ薄められ 完全に空のあなたに吸い込まれてみえなくなる。このシーイングの良さは陸上の方が高く液体水蒸気の多い海上ではとても望むべくもないことです。美しい夕焼けも 気体の水蒸気 が多い印であり,これは明日の晴天を約束してくれます。徳島市に住む人々の幸せは偏西風と黒潮の生む特別な地理的条件下の海の近くに生活する事ですが、人間すべて塞翁が馬 Inscrutable are the ways of Heaven ,とりもなおさず これはまた巨大な津波の地震源である東南海地震帯の近くにいる事でもあります。

★13   希少価値
the property of Okinosu   今まで Daruma Asahi Ω さんOmega-sunはworldwide な 天下に普遍的な日常茶飯事の自然現象である と 私は疑うことはなかった。ところが意外にも意外 インターネットで調べると不思議な事に世界中で Ω さんOmega- sunは本当に 珍しいものであることを 知って驚きました。地球上の陸地はすべて海に囲まれている。地球上の水の97%は海にあります。砂漠以外の陸地も海も大部分はいつも水蒸気や雲に覆われている。地球が水の惑星といわれる所以。このため水平線からの太陽光線は この雲で隠されて,  Ω さんOmega-sunの姿を目撃できる場所は限られています。日の出はいつも5分,10分後の雲の上から、十日の菊 六日の菖蒲 すべてあとの祭  a day after the fair , the doctor after death です。 私はカモメ(ヤ チャイカ)とか地球は青かったという名言がありますが、 私はむしろ 地球は白かったと想像しています。高い山から日の出をみてもいつもきまって雲の中やら雲の上です。日の出、月の出の正確な時刻は 季節場所を問わず何時でも何処でも新聞や理科年表等によりすぐわかりますが 日の出や月の出の目に入る実際の時刻は いつもかつも雲にさえぎられて遅れるばかりです。海のあるところ Ω さんOmega-sunは地球上すべての場所に一日一回一年中変わりなく現れているけれど 気温が高くなって大気の水蒸気の含有量が大きくなりこれが雲となって Ω さんOmega-sunを隠してしまいます。気温がたかくなるほどΩさんOmega-sunはみられなくなります。真夏でも Ω さんOmega-sunはでています。日本の太平洋岸はほぼ日の出の方向は海ですが 洋上はいつも雲におおわれ Ω さんOmega-sunの観察地は西日本の一部だけに制限されます。 
アーカイブ-8[2008年05月04日(Sun)]
★7  本論
オメガライン omega-line  一般に日の出は水平線の上から出るといはれていますが、これはすこし正確さに欠けます。 日の出は水平線の上 0.1°から現れます。Sonyの千o位の望遠ビデオカメラで 日の出をみると第一閃光first flashは水平線の少し上 0.1°のオメガライン omega lineにでます。 オメガラインomega lineとは光の屈折、大氣差atmospheric refractionによって浮上した太陽が 我々に 最初の光 the ray of the sunlight at the first appearance of the sun on the omega line 0.1°high above the horizon を放つ点で、水平線の上0.1°にあります。 この点が第三の水平線 (オメガライン)omega line であり、The Third Man第三の男(Orson Welles)ならぬ the Third Horizonです。 この第三の水平線の下に 太陽はその反射光が作る倒立像を写しだします。
見れどもみえず 聞けどもの、目にはみえないこの第三の水平線をあえて私は オメガラインomega line( ω-line)とよびます。朝夕だけに存在できる儚い 命短きカゲロウ線です。 これを国立天文台は消失線vanishing lineといい Dr.Andrew T.Youngは折り返し線fold lineといい、 あるいはまた カゲロウ線 視準線refraction lineとも いわれます。朝夕の太陽が水平線上近くにある時のみ存在する(と私は思っている)第三の水平線です。この omega lineの存在は 未だ一般には知られていません。 これは太陽が下から上に地平線に近づく時に 水平線が0.1°上にあがったup-hoveものですが 実際には目前の水平線の 更に遠い彼方の水平線に達した光が0.5°大気差atmospheric refraction によって持ち上げられたup-hoveものです。これが omega lineです。 

★8  浮島現象the floating-island phenomenon 
浮島現象the floating-island phenomenon は "だるま朝日"とともに 一種の蜃気楼であると 一般に信じられ、そう言われています。 これはちょっと違います、いやいやまったく違う現象です。浮島現象と だるま朝日とは同じ現象です。 この浮島現象とだるま朝日に通底するものがオメガラインomega lineです。浮島現象は一種の蜃気楼であると言われるのは、 無(存在しない島)が  有(浮き島)だからです。  あるいは有(ないはずの島)が  無(浮き島)だからです。 禅問答ではありません。 無(浮き島)と思われているものは実は存在している有 (島ではなくて大きな半島の上部)です。徳島と和歌山の日ノ御埼を例にとって説明します。平塚雷鳥Hiratuka Raityoの “元始、女性は太陽であった”に習い、太古、眉山や柴山、城山は海に浮かぶ島々であったと。しかし今日においても 観察場所の視点を徳島から離れ 東方海上40km 彼方からに移せば、 それらは同じように海に浮かぶ島々に見えます。夜明け前、薄明(日の出の60分前)から星が消えはじめ、Civil Twilight である日の出前 30分頃から次第に海上も明るくなって、和歌山の日ノ御崎にある日ノ山(202m)がみえ始め、左右に7つほどの岩礁か島が並ぶ浮島現象the floating-island phenomenon が起きる。 和歌山県の地図や海図をどう調べてみても 虫眼鏡を出すまでもなく 日ノ御碕には現実にその近くに岩礁や島々は存在しない。 そこで世間ではこの現象を蜃気楼(inferior mirage)の一種でしょうといいます。沖を行く大きな帆船の最上部だけが見えて、たとえ一見それが ヨットのように見えても実は大きな帆船 、目に見えるものは氷山の一角であって、下部は水平線の下に隠されています。この錯覚は大氣差(atmospheric refraction光の屈折)によるオメガラインomega-line が半島や大きな帆船を上下に二分した結果です。
1億5000万km離れた太陽(有であり実像)は、50km先の日ノ御埼に存在しているようにみえます。この太陽(虚像であり無)は時空を異にしていますが、この有と無を同時に存在させる場が福永光司氏のいう湯川秀樹博士Dr. Yukawa Hidekiの非局所、場の理論に通じるものかとも、考えます。二つの太陽に底通するものは人間の知覚能力を超えた30万km/secの光の速度です。西田幾多郎の場所の哲学にも合い通じるものとも私はおもいます。 蜃気楼inferior mirageという西洋的思考ではなく巨視的な東洋的思考でだるまさんを捉える私の考えも結果は同じものかもしれません。さて、これら7つの岩礁ないし島々は紀伊半島 日ノ御碕を高さ130m 角度0.1°で水平に切り取った結果生まれたものです。よく菱形の三角山は日ノ山(202m)だと言っても 人は眉に唾をつけたそうな顔で小首を傾け私を見るばかりです。 反応は 陛下のお言葉 あっそう のみです。日の出の時日ノ山(202m)は上部70mと下部130mとにomega-lineできりとられます。これが無(島)が有(浮き島)であり有(島)が無(浮き島)である珍問答の意味する所です。ネパールでは北に ヒマラヤの8000m 級の山々が 東から カンチェンジュンガ、チョモランマ、ゴザインタン、マナスル、アンナプルナ、ダウラギリ と6座並んでいますが 高さ 8000mの雲海に覆われれば6座はちょうど海(雲)に浮かぶ松島です。日ノ御埼です。

          
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