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相談員養成講座12/2(日) (12/11)
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草取り [2012年03月30日(Fri)]
草取り、あったかくなってきました。2011.4.10-1.jpg
3/24成道寺はな片付け [2012年03月24日(Sat)]
3/24成道寺のお花片付け
IMGP0140.JPGKMさん、いつもお世話になります。一輪車があるとはかどります。
IMGP0141.JPGご苦労様です。
IMGP0147.JPGお茶ありがとうございます。
美作地域不登校支援ネットワーク [2012年03月23日(Fri)]
美作地域不登校支援ネットワーク
「美作地域を中心とした相談・支援機関のご紹介 2012/3/15現在」
美作不登校支援ネット一覧-1.BMP
美作不登校支援ネット一覧-2.BMP
関連ページ 美作高校の事務局関連記事
3/22トトロの家[不登校支援ネットワーク」の [2012年03月22日(Thu)]
3/22トトロの家
今日はちょっと暖かくなってきました。
IMGP0120.JPGYKさんが、草取りをしてくださっています。
IMGP0127.JPGお向かいの方もちょっとお茶のみに・・・。
IMGP0135.JPG美作高校の宮田先生が、「美作地域不登校支援ネットワーク」の
「相談・支援機関紹介一覧」を持ってきてくださいました。
もっといろいろな所と連携できたらいいですね。
どこに相談したらいいのかな〜と悩んでいる人の道標になったらいいな〜。
第三講座佐藤和喜雄先生 [2012年03月15日(Thu)]
2012/3/4(日) 「不登校・ひきこもりに関する支援講座」
〜みんなでつながって生きていきたい〜

2012.3.4-3.jpg
第三講座: 「こころにはこころで、生活には行動で」
講師: 佐藤和喜雄先生
(「NPO法人福祉会菩提樹」理事長・臨床心理士)


ちゃんと歩きましょう。
こういう風に、両脇に腕を付けて歩くと姿勢が良くなる、と聞いてやっています。
津山にちょっと早く着いたので、有名なホルモンうどんの店に連れて行ってもらいました。
たいへん美味しかった。
精神医療・保健福祉(心のやまい)関係の仕事にずっとかかわってきましたが、ひきこもりの人とのかかわりはあまりありませんでした。
心のやまいがある人が、つながりの中で生きていけるように、少々病気が悪くても病院に行かなくてもいいように、居場所・作業所を運営してきました。
学校に行きたくない児童や 居場所が無い本格的な不登校・ひきこもりの人とは、そんなにかかわわってきていないので、不安ですが聞いてください。
浅口市金光町でスクールカウンセラーや精神保健メンタルヘルスの仕事もしました。
こらーる岡山の山本昌知先生が、みんなの溜まり場、活動できる場を作りました。
山本先生は、岡山精神衛生センターや、スピーカーズビューローの立ち上げも応援されました。
スピーカーズビューローで、当事者が自分のことを話すのを聞きました。
躁うつ病とうつ病の二人の女の人の話でした。
自分のことを認めてもらうために話をする。
みんなから、避けられ、分からんのに分かったように思われ、敬遠されるなど・・・、大変、迫力のある話でした。
専門家の話は一番つまらない。
不登校・ひきこもりの専門家で、自分で体験している人は少ない。
体験者からの話を聞くことが重要です。
金光教の子供のための雑誌「わかば」に 生まれてから74歳まで生きてきて、体験したことをエッセーとして、12ヶ月にわたって書きました。
金光教のある町で生まれ育って、大事なところをいただいて今があります。
金光教色が出ていて、各宗教とかいろいろあると思いますが、
今回は、許していただいて、その心「因と縁が大事だ」ということを、分かって聞いてください。
臨床心理学を学んでも、若い頃は迷いがありました。
NHKの課外授業という番組でラグビーのトッププレイヤー大畑大介さんのどうしてか分からないが、理屈ぬきの「根拠の無い自信があった、なんかやれる!」という言葉を聞いて、根拠の無い自信をもらって、今日ここに来ました。
2/19大阪の宗教者の会合、社会的ネットワークをつくる「支縁のまちネットワーク〜縁(えにし)をささえる〜」に、出ました。
2/29にも旧友との出会いがあり。
これも因縁だと思い、何も出来ないが一生懸命聴かせてもらいました。
自分が育ってきた、育てられた、ありがたかった、よかったことを思い出しながら。
若い人たちに伝えたいと、「わかば」に、書きました。
第1回  仕事の歩みを振り返って。
大学で心理学を学び、国の心理職公務員として少年鑑別所や少年院で働き、次に精神科病院で21年勤めました。
しかし地域で支えていかなくてはダメだと思い、イギリスに2年留学して地域福祉を学びました。
帰ってから大学で教えながら、お金も無かったのに古い家を買って、精神障害の人たちの作業所を立ち上げました。
非行少年・精神障害の人たちは心が苦しい。
ひきこもり・精神障害とさげすみ、差別されたり、隠されたりという目にあっています。
彼らに対する、心のケアと生活の支援を第一に行動してきました。
子供のときからの教えが、自分の機軸を形成するものでした。
「あいよかけよでたちゆく」 お互いにかかわり合って成り立つ。
一人では、成り立っていない、「因縁生起」 「天が下に他人というものは無い」
「人を軽く見るな、軽く見るとおかげはなし。」
優しいまなざしを大切にしよう。
金光護佑先生は少年少女の育成に力を入れられた。
どの子にも優しいまなざしで、必ずほめて下さる。
「御用に立てさせていただきましょう」という姿勢で対して下さる。
第2回  夜の木綿崎山大冒険
小学生のとき、夕方5時半ごろみんなと山に登り。
二つの隊に別れ、あっちの山とこっちの山で敵の宝を取ったら勝ちというワイドゲームをした。
弱いから捕まってすごすご帰る。
帰り道、暗いので誰かがツボケ(肥溜め)に落ちた。
今の子はそんな野山を駆け回るゲームは、なかなか出来ない。
遊びがもたらす成長と停滞。
遊びという模倣(ままごと・・・)、めまい(熱中の極限)、競争、偶然を楽しむこと。
ルールによって、勝ち負けを競う。
遊びは成長の為ではないが、学び、成長をうながしていく。
テレビゲームは一人なので工夫がいる。
成長の要因を上手に使って遊ぶことが必要です。
ひきこもりになった時に、親とかと、何かの活動を一緒にする機会を作ることが大切です。
第3回
金光教の環境で育ったので、一応の知識はあったが、若いときには宗教に懐疑的になった。
宗教的なことについて、「そんなことはおかしい論理的ではない」と友人に言われ、説明できなくて悩みました。
宗教に納得いかないと、親に宣言し、参拝もしなくなり、離脱した。
背を向けていても、周りに支えられていることが、後で解る。
今はそうゆうことが大事と、話を聞かせてもらっている。
仙台の少年院に2年いてから青森に転勤になりました。
岡山育ちだから雪を知らない。
夏から薪がいっぱい積んであり、冬は横なぐりの雪、野菜は雪の中で冬越ししています。
3月になって、時々晴れる、雪が解けて土が見えるとうれしいので、野草取りに行く。
春の光の中、庭で子供二人が遊んでいるのをくつろいでみていた。
弟が竹垣に上って飛んだ、姉もまねして飛んだ、そのとき電撃が走った。
「こんなに元気でいるじゃないか」 岡山から1500K離れた青森でも、
縁(えにし)―これが神様のおかげでなくてなんだろうか、
教祖の言葉「信心はせんでも おかげはやってある」
ああ、信心もしないで、おかげはある、参りました。
宗教に目覚めた、瞬間です。
「ありがたい」を忘れていた。
すぐに金光教の教会を探して行った。
教会長と気持ちも合って、信仰に回帰した。
心の問題から生活が乱れてくる。
次は、勉強は何の為にするのか。
勉強が出来るできない、いい大学いい学校という、常識との関係なんですね。
平和を願う人も教育に対しての態度は各々違う、勉強をどうするか。
競わせるか、良いところを伸ばすのか。
優劣を意識させる教育の行き着くところはどうなるのかという反省ですね。
臨床心理士の協会の役員をしていて、その頃は遅れている人・知能の低い人は別の学校へ行け、という方針だった。
その頃親が反対して、これには異議を唱えた。
今は変わってきている。
知能指数だけで、普通ではなく、特別に行ってくれという。
そういうことをあたりまえと思っているシステムとの戦い。
別けた後、ずっと馬鹿にされ差別され、どこでいっしょになるのか、いつ社会に入れるのか。
それぞれの特色を認めて、一緒に生きて行くほうが、いいんじゃないか。
学力が足りないのは、工夫によってどうにかできる。
発達障害、知的障害なども、受け入れる社会。別けていくと社会がおかしくなって行く。
世界でノーマライゼーションが広がってきた〜障害のある人もない人も、一緒に生きていく。
勉強できる―優秀な子いい子、出来ない―低い子、という考えが大人の中にあると、子供にも伝わっていく。
親が思っていると子どもは敏感に反応する。
それが不登校や、ひきこもりのきっかけになることもある。
勉強は何の為にしているのか。
青森弁のつづり方の本「けがづの子」より
勉強して、丈夫な稲を作るには苗に冷たい水を掛ければいいと分かった。
そこまで行く為に勉強する。
分からないこと知りたかったことが分かった。
「勉強って面白えもんだな〜」
平和に生きていくことことは、ひきこもっていようと、大人も子供も一緒になって、関心を持っていくことことが大切です。
科学の行き過ぎを止める、大人が核兵器の無い世界を達成しないと、子供も平和に一緒に生きていく事が出来ない。
勉強もそのために役立つものを見つけていかなくてはいけません。

以上
2012.3.4第四講座修多羅正道先生 [2012年03月14日(Wed)]
2012/3/4(日) 「不登校・ひきこもりに関する支援講座」
〜みんなでつながって生きていきたい〜
2012.3.4-4.jpg
第四講座: 「こころ健やかの為に〜メンタルヘルスの視点〜」
   講師: 修多羅正道先生
(「郷奉メンタルクリニック北園」所長・精神科医師)

親友を得るのが大切です。自分の欠点・長所を全て理解して、受け入れてくれる人。
親・先生・夫婦も親友であるべきです。
大学受験のとき、雪が降っていた、岡山駅前は焼け跡でした、
津山地域は箕作 阮甫(みつくり げんぽ)という秀才の家系があります。
津山からは、出 隆(いで たかし)「哲学以前」教科書を書いた哲学者や、法然さんも出た。京都では法然院によく行きます。
法然院では、念仏の原点に返る実社会の奉仕、悩みを聞く活動をしています。
その近くの哲学の小道は趣があってすばらしい。
私の氏は、修多羅 「SUTRA」―お経という意味です。名前は、「まさみち」正道です。
祖先は宗教関係の人だったのでしょう。
父が国鉄に勤めていたので、あちこち転勤しました。
ミュンヘンの大学に行っていたとき、病院のナースが尼僧で、患者のお世話をしていました。
その病院は、教会に付属で400年の歴史があるそうです。
なぜか、宗教は人の苦しみ悩みを救うためだからです。
その心は、キリストも釈迦も同じだと思います。
心の苦しみは、宗教で、身体の苦しみは、薬草などの治療で治し、人を救う。
唐招提寺を創った、鑑真和上は日本に仏教と医学をもたらしました。
人間とは何ぞや、教育とは、人間を育てることです。
精神医療は、崩壊した人格をもう一度再構築することです。
高見先生は、なぜ精神科医になったのか。
「人間を学ぶ為に精神科医になった。」
その言葉に感動して、病院をお手伝いするようになった。
病院の新しい名前を考えてといわれて、
よく行く津山市小田中の白加美神社の伝説を思いうかべました。
美しい五色の虹が輝き渡ったので、掘ったところ、とても美しい璽(たま)が出た。
その時「我はこの月輪田原に居る神である。」とお告げがあって神社が出来た。
月の輪―まさに希望の輪だなと思い、「希望ヶ丘」
「希望ヶ丘」みんなに希望を持ってもらおう。
ドイツ語のホスピタリティ、手厚くもてなす、から取って「ホスピタル」と名付けました。
患者さんに希望をあたえるのではなく、自ら希望を見つけ出そうとしている、患者をサポートする。
そういうことを大事にしていこう。
皆さんも、ひきこもりを支援している、サポートしている、サポーターなんですね。
人生の流れの中でひきこもった人が、自ら立ち上がるのをサポートしていくことは大切です。
人間とは、心と身体の統一体です。
心と身体を結び付けているもの、―ホルモンの調整を自律神経が行っている。
大脳生理学から見た、人生論を話したいと思います。
金属バット事件―青年が浪人していて、両親をバットで殴り殺した。
父は一流会社の部長、母は女子大出、兄も早稲田の理工科というエリートの家庭だったのになぜでしょうか。
思春期に問題が起こるのは、3歳までの幼児期に問題があるのではないか。
保育園のお母さんたちが僕を勉強会に引っ張り出した。
原点は3歳までの接し方が重要です。
子供を育てる、自分の人生観も子供によって育てられる―大人も育てられている。
心とは何か、社会に適応する為の機能です。
科学が発展して、月に行く時代でも、人間の仕組みはまだわかっていない。
脳の中―ドーパミン、セロトニン等の神経伝達物質の働きはまだわからない。
脳の中は小宇宙である。
独立した誰も入ることが出来ない世界です。
「ミクロの決死圏」という映画で、小さくなって体の中に入り、病気を治すという話がありましたが、そんなに簡単にはいきません。
他の人の脳の中は分かりません。
内界と外界の調和の仕方、どういう仕組みになっているのか。
知・情・意、3つの働きがあります。
内界は外界から刺激を受ける。
刺激を受けセンサーが働く―感情に基づいて→意思→行為を起こす・受ける→適応・行搥。
寒い―暖かいものを飲もう。
それがうまくいかなくなると病気、統合失調症などになる。
スムースに行くように、治療する。
認知症は、知能の働きが阻害されている。
五感の中では耳が一番発達している。
人体の感覚の中で、最後まで残るのは聴覚です。
闇の中では、音が頼り。
聴覚―音が聞こえなくなっても、頭の中で音を作り出す、それが幻聴です。
人から何か言われるのではないかと考えていると、頭の中で作ってしまう―本人には、非難する声が聞こえる。
視力は、目から入り、網膜―視神経―後頭葉で受けとります。
中心性の半網症になって、人が半分しか見えないという女の人がいました。
目は正常なのに、脳の血管が詰まって発症する。
情報を溜めておく、記憶には3種類ある、
記銘力―新しいことを覚える。16歳が最高で、だんだん衰えてくる。
把持力―覚えたものをつかんで溜めておく。
想起―思い出す機能、感情に支配される。嫌なことは思い出せない。
認知症―ぼける、右脳(イメージの記憶)と左脳(論理的、数字的な)の記憶が混乱する。
山下清は絵が上手でした、3年前の景色も再現できる。しかし数字は苦手でした。
死んだ人の脳の培養実験では、左脳はダメだったが、右脳は育つ力を持っている。
俳句は、右脳の文学、イメージによって、最少の文字数で表せる。
絵を描く―絵画療法を行うと、知的障害でも、すばらしい絵を描く人がいます。
目に入ってきたデータによって判断する。
たとえば、鳩の判断力、回帰性―東京から津山まで帰ってくる。
人間ははるかにおよばない、しかし人間には、
思考―動物にはない力、知能の最高の力があります。
「人間は考える葦である」と言う言葉がありますが、知能を育てる教育は大切です。
感情―価値判断(排除するべきものかどうか)
情動(原始的感情)―快か不快か。
植物人間になったお年寄りでも、感情はある。
目は心の窓、赤ちゃんは瞳を見て感情を読み取っている。
情緒―5,6歳までに発達します。
私は笑顔を大事にしています。
看護婦さんは笑顔の美しい人を選んでいます。
笑顔の美しい人には、思いやり、心のゆとりがあります。
「郷奉メンタルクリニック」の郷奉と名付けたわけは、ふるさとの人間関係を、大切にすることが大事だと思ったからです。
津山はすばらしい、―健やかに育つ。人情のあつい、その町の川を見ると解ります。
ゴミがあるか、川をきれいにするのは自然に対する思いやりです。
内海を育てる大きな要因にもつながります。
世界の文化は川辺で繁栄しました、粗末にすると滅んで無くなってしまいます。
人間は感情の動物と言われています。
感情―恋愛結婚のとき判断するのは情動です。
見合い結婚のとき、3高という条件を付けても結局判断するのは情動です。
あの人といると安らぐという―感覚で決まります。
中高年の悩み、自殺が年間3万数千人になっています。
気楽に相談にこられるように、メンタルクリニックを始めました。
人を愛することは人間の生きがいです。
脳は5,6歳までに急速に発達する、400gが1500gぐらいになる。
しかし神経細胞の数は増えないが、樹状突起が複雑化し、増える。
情緒―喜怒哀楽のレベルが上がる。
情操―真、善、美、人間の持っている価値観の根底にあるもの。
冬の空に輝くオリオン、その三ツ星を、ギリシャの人は、真・善・美、の星としていた。
価値観
真―勉強する、勉強して分かる喜び。
善―良心
美―音楽、絵を見る喜び、なごみます。
大原美術館は昭和5年大恐慌の時代に、大原孫三郎が、関西の財界人に
「田舎にあんな美術館を作って。」と言われたが、
「田舎だからこそ必要なんだ。」と造りました。
死体解剖やレポートで疲れると、大原美術館に行きます。
ソファーに座って、エル・グレコの「受胎告知」を見ているといやされました。
芸術は心をいやす。
認知症の患者さんに絵を描かせると脳が活性化する。
善とは何か宗教なんです、3大宗教とかいろいろありますが、ひとつの事を教えているのではないか。
人間は自分本位のとき、不幸である。
イスラム―砂漠で迷ったとき、人は助け合わないと生きて行けない。
お釈迦様は、赦す、慈悲の心。
法然―敵を恨むな。
聖徳太子―和を持って尊しと言われました。
我々は、意思を持っている。
欲動―赤ちゃんが持っている欲動、基本的な、飲み、寝て、排泄するの3つ。
欲求―より快適、より美味しいものを求める欲求をコントロールする。
創意工夫する―コンピューターの発達で便利になったが、人間の健康は損なっている。
津山市の産業医として、職員の健康調査、―コンピューターを使うと疲れる、目がかすむ、いらいらする。
人間の脳はコンピューターを使うと疲れてくる。
直すには1時間したら、お茶や雑談をすることが大事です。
お茶や雑談は魂のマッサージになる。
次に、自律神経―心と体は一体である。
不安―緊張すると血圧が高くめまい動悸がする、心電図を採っても異常はない。
随意神経―脳に従う神経。
不随意神経―意思に従わない神経、心臓・肺の微妙な調整。
自律神経―感情、不安・緊張の影響を受けると問題が起こる。
自律神経には、2つある。
交感神経―心臓が早く打つ、混乱を乗り越えたり、闘争時に働く。
副交感神経―心臓がゆっくり打つ、休息、安静時。
陣痛は、交感神経と副交感神経の絶妙なバランスで、縮んで赤ちゃんを押す、ゆるむの繰り返しを行います。
交感神経は、一日の中でも変動して、朝は低く昼は増えます。
副交感神経は、反対に夜に増え昼に少なくなります。
1年の中でも変動し、木の芽立ちには、ホルモンが、冬型から夏型に変わるので、変調を起こしやすい。
血圧変動で、不機嫌になったりします。
整えるには運動、夕方1時間のウォーキングなどをすると安定します。
禅宗のお坊さんが、座禅をするとき、不眠不撓でするとノイローゼ・幻覚が出る。
それを防ぐ為に、途中カンカンと鉦を鳴らす、すると、立ってグルグルと回廊を回ります。
これをやらないとノイローゼ状態になる、自律神経を安定させる為に歩く。
ベルリンの大学のそばには、思索の森があり、疲れたら小道を歩く。
そこからひらめきが生まれ、たくさんのノーベル賞受賞者が誕生しています。
ホルモンと人生、生物としてのリズムはホルモンに影響されている。
脳の発達の理解が必要。平安時代と脳は変わっていない。
紫式部の「源氏物語」は今でも乗り越えることが出来ない豊かな文学です。
文明の利器が発達しても、紫式部の時代と感性は変わらない。
赤ちゃんを産み育てる生殖ホルモンは人生の中で3回大きく変わります。
誕生、思春期、更年期。
3歳と老人は、同じことを繰り返す。
うるさいと思わず、相手をして下さい大事なことです。
繰り返しながら、新しいことを覚える、お年よりは今のことを忘れない為に。
どう話せば、心が結びつくのか。
子育ては、母親、両親が主役です、祖父母が主役になったり、争ったりすると子供の心がいびつになります。
祖父母は脇役に徹してください、争わず支えることが大切です。
第一―人を信じ、自分を信じる子供になるには、―母乳をじゅうぶん与えること。
母の存在、私を必要とする存在。
お母さんは、いとしいと言う思いで、乳をあげましょう、怒った顔ではダメですよ。
欲求・欲望には、物欲、愛欲がありますが、贅沢に物を与えることは愛ではない。
愛欲―愛は物では満たされないのです。
愛を満たすには、3歳までにしっかりスキンシップが必要です。
肌は脳とつながっているのです。
思春期には、精神的スキンシップが必要です。
子供が親に難問を投げかける、その反応で、親を判断しているのです。
小さいときしっかりスキンシップをしていないと、問題が起こります。
物を買い与えるのではなく、おもちゃがほしいなら、「自分でこづかいを溜めて買いなさい。」
などという風に、きちんと筋の通った対応をしましょう。
親と子供の価値観は違います。
親がこうしろ、こっちのほうがいいと指図すると、子供の欲求が奪われる。
子の選んだ物を、「ああ、いいものだね、良いものを買ったね」とほめてあげる。
認容の姿勢、ほめてあげることが大切です。
自律性―自分の意志を貫徹する自主性と、自分がしてはいけない欲求をコントロールすること。
両方が大切です、自分をコントロール出来ないと、わがままになる。
3歳ころまでは物欲と愛欲、5,6歳ころからはエディプスコンプレックスが問題になります。
エディプスコンプレックスは、文学の永遠のテーマです。
シェイクスピア―「ベニスの商人」は物欲と愛欲がテーマ。
「ハムレット」は、エディプスコンプレックスがテーマ。
エディプスコンプレックスを乗りこえるには、5,6歳時からの両親の対応が大事です。
父←娘 女の子はお父さんが好きになる。
母←息子 男の子はお母さんが好きになる。
そして同姓の親にライバル心をいだく、そこが心の危機なんです、
スーパーエゴ―超自我、良心、罪の意識―が芽生えてくる。
そういう時、両親のあり方が大切です、お互いに相手を尊敬していることが、子供に伝わるように。
7年目の浮気など両親の愛情が混乱していると乗り越えられない。
酒を飲んでなど、暴力を振るう父親は、男の子にも女の子にも嫌われる
母親の愚痴っぽいのも嫌われる。
両親が信頼しあい感謝しあう関係ならば、子供たちはエディプスコンプレックスを乗りこえ、思春期の危機も乗り越えられるでしょう。
思春期の問題は幼児期にあるといわれ、思春期の問題は更年期に後を引くと言われています。
ひきこもり、人を信じることが出来ないとき、言葉掛けが大切です。
挨拶は、コミュニケーションの基本です。
「おはよう」「ただいま」返事が無くても、声掛けしていれば、だんだん良くなります。
町内でも挨拶出来る、関係を作りましょう。
泥棒は入る前に、町内を回って、声掛けの無い、無視する所に入るそうです。
挨拶があるところには入らないそうです。
感謝する、「ありがとう」 両親が、感謝の言葉を掛ければ、関係が変わってきます。
社会、世の中でも同じことではないでしょうか。
東日本大震災でも、「絆」人とのつながり大切だと思いました。
ドイツザルツブルグの案内の女性が電車が止まるとすっと立って何気なくバッグを持ってくれた。
そして「ダンケシェーンと言って下さい」というので「ダンケシェーン」と言いました。
その後降りてお客さんがいなくなってから、「さっきは失礼しました、あの客車にはドイツ人イタリア人などたくさん乗っていましたその人たちに日本人は人に何かしてもらっても感謝できない国民なのかと思われないように『ダンケシェーン』と言ってくださいと言いました」と聞きました。
すごいですね、その思いやりの心に感心しました。
感謝の言葉は、我々の人生を豊かにします。
以上
「トトロの家」開所式、3月17日(土) [2012年03月13日(Tue)]
会員各位  
日程表では食事会となっていますが
開所式もしたいと思います

3月17日(土)は一品持ち寄り食事会を予定していましたが、
折角ですから、矢山さんにもご挨拶していただき、
保健所や津山市や社協にもお声を掛けさせて頂きました。
会員は11時ごろには集まって頂き、11時半には開所式をしたいと思います。
どうぞご都合をつけてご参加下さい。
ご案内を矢山さんと行政関係に届けました。よろしくお願い致します。  川島

津山市小桁137番地ー2   トトロの家
TEL  0868−23−0028 (FAX兼)
3月17日(土) 11時半
2012年3月定例会 [2012年03月13日(Tue)]
2012年3月定例会 NPO法人津山・きびの会

2012/3/4(日) 「不登校・ひきこもりに関する支援講座」
〜みんなでつながって生きていきたい〜
は、74人の受講者で好評でした。
理事長の尊敬する先生方に来ていただき、いいお話でした。
が、ちょっとタイトルとずれたところも・・・。
聞きたかった話とは違ったな〜という声もあり。
次回開催できたら、そのあたりを良くしていきたいな〜。
理事長―助成金申請いろいろしています。
メールで内容を送っていますので、気が付いたところは遠慮なく、ご意見お送りください。
KZさん―ヨーガ教室、参加者が増えてうれしいです、いっしょに楽しくやりましょう。
ANさん―居場所に若者が来てくれるように何をすればいいか・・・、
出かけて誰かと話をする場、ちょっとしたお手伝いなど。
何かの役に立っている、ささやかな喜び、自己有用感が持てる場になれたら。
KZさん―動き出すには時期がある。
5年間やってきて、いろいろな若者がここから他につながって行った。
トトロの家は若者も、定年退職した人も、家の中にひきこもっている人なら誰でも・・・、みんなのちょっとした居場所、止まり木になれば。
TWさん―竹炭作り、竹切り、畑耕しなど応援お願いします。
KZさん―トトロの家に、「泊まりたいな〜」の声もあります。
子育て支援など、いろいろな会合にも実費で使ってもらったら、会の維持費の足しになるかも。
総会で議題にしましょう。
玄間の左側の部屋を、相談室にして、面談中の札をかけます。
人権尊重の会だよりに、きびの会のことを載せてもらいました。
3/4(日) 「不登校・ひきこもりに関する支援講座」その1 [2012年03月04日(Sun)]
2012/3/4(日) 「不登校・ひきこもりに関する支援講座」
〜みんなでつながって生きていきたい〜

成道寺 服部常信住職

M&Y記念館 歯医者の豊福先生が作った、棟方 志功(むなかた しこう)の美術館です。
500円で入れます。
メインの作品は「釈迦十代弟子」です。
10人の弟子の中に1、2、3はありません、みんな1番なんです、○○第一の誰々、××第一の誰々・・・それぞれに1番だ。
釈迦は弟子のいいところだけを引き出す、ほめる達人です。
(学校のクラスでも勉強一番、運動一番・・・とそれぞれに得意があるでしょう。)
弟子の中でも知恵第一といわれた、舎利弗(しゃりほつ)を跡継ぎに考えていたが、先に亡くなってしまいました。
その人が 釈迦の最初の弟子馬勝(アッサジ)が街を歩いているのを見て、「ぜひ弟子にしてください、あなたの師匠は誰ですか、お釈迦様とはどんな人ですか、」・・・歩いているのを見ただけで、すごい人だと分かったそうです。
仏像には後光が付いていますが、・・・仏様は全身が輝いているそうです。(美輪明宏ぐらいになると、オーラが見えるらしい)
お釈迦様の教えは「 これあるとき かれあり・・・これ滅するとき 彼滅す」
(こっちがなければ あっちもない)
因縁生起・・・物事は 因(直接的原因)と縁(間接的原因)で起こる。
因は種、・・・縁は光、水、土、栄養、温度、・・・間接的原因はいろいろあるので、これが・・・と特定は出来ない。
瀬戸内の海苔養殖で 色付きが悪いと、苫田ダムの放流を依頼する。
山の落ち葉の栄養が 雨で川から海まで流れてくる、でも色が悪い原因はそれだけでは無い。
小野田寛郎さん(ルバング島で終戦を知らずに生きていた人)が新聞に載せていた、
「我が母を語る」の中で、ルバング島で母に怒られたことを思い出していた。
何を怒られたかと言うと、人を呼び捨てにしたら怒られた。
「○○様と付けなさい!」 
「人間はひとりでは生きていけないから、呼び捨てにしてはいけない。」
何で言っていたのかが分かった。
自分は一人で生きてきたと思っていたが、
ひょっとしたら敵がいるせいで生きてこれたのだ。
昔から大事な言葉には、様が付いている。
ご馳走様、おかげさま、全てにさまを付けてみる・・・さま見を心がけることが大切です。
ざま見・・・濁ってはいけません。
タイトルと違ったので聞きたい人は寺までおいでください。
以上
2012.3.4-2.jpg服部常信住職

第三講座: 「こころにはこころで、生活には行動で」
講師: 佐藤和喜雄先生
(「NPO法人福祉会菩提樹」理事長・臨床心理士)

第四講座: 「こころ健やかの為に〜メンタルヘルスの視点〜」
   講師: 修多羅正道先生
は もう少し待ってください 3/14,3/15に載せます Y
3/10 津山市主催の「家族交流会」 [2012年03月03日(Sat)]
家族交流会が開かれます。

津山市の障害福祉課(32−2067)と健康増進課(32−2069)の主催で、
精神障害のある本人を支援している家族の方の
「家族交流会」が行われます。

下記の日程で行われますので、ご都合のよい方はご参加下さい。
お知り合いの方にもお知らせしていただければ幸いです。
  
                    記
     日時:平成24年3月10日(土) 14:00〜16:00(受付13:30〜)
     場所:津山市役所 東庁舎1階 E101会議室(選挙の時不在者投票をする所)
     内容:「家族の思い〜今までとこれから〜」 
        ふりこの会        雨宮悦恵先生
        「経験家族による家族相談支援」   
         いかれんピアサポート   鳥越 忠先生
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