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ヨモギの活動も今年8年目に突入します。
体力の衰えを気力で補いつつ・・・相変わらずの旺盛な好奇心と上手に付き合いながら、今年も一歩ずつ進んでいきたいと思います。
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地域とともに[2013年01月17日(Thu)]
三年前位から商店街や蓬の活動や思いを紹介する「アスティ通信」というミニコミ誌(ほんのB4版ですが)を発行しています。
世の中、IT時代とは言っても、まだまだ高齢者以外でも活字の媒体の方が親しみやすいし、ふと目に付きやすいし・・・というわけで、だいたい400枚位印刷して、アスティの通りの全家庭ほぼ50軒、それと旧平田市の11コミセンに郵送してきました。
が、昨秋から配布方法を少し変えました。
どうも、各コミセンに送っても、そんなに効果ないような・・・手ごたえを感じないからです。
平田コミセンのご協力を得て、平田町の全町内に回覧していただくことにし、他のコミセンへの配布部数を減らしました。
結果、以前は全く反応が無かった他町内の方々から感想をいただいたりするようになりました。
コミセンは、住民自治の要と思ってきましたが、現状はまだまだ一部の方のサークル活動の場であったり、退職者の生きがい作りの場であったり・・・山のように置いてあるチラシに「アスティ通信」も埋もれてしまってたかもしれません。

先日の「この街を歩く君に」も「アスティ通信」に掲載したものですが、この詩に曲を付けて歌ってもいいか?というオファー(?!)がありました。
ほんとにありがたいことです。
この写真の子が、まだハイハイしていた頃お邪魔して一式飾りを指導に行った保育所へ、今日行って来ました。
神話に超詳しい保育園児の話はこのブログにも以前書きましたが、ついに「ヤマタノオロチ」が完成したのです。
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こんな小さな時から自然な形で見聞きしたことが、案外大きくなっても覚えているものです。
今は工作の延長でしかない作業が、「決して元の形を変えない」「切ったり張ったりしない」etc.・・・ほんの少しだけ伝統を踏まえていることに、この子たちは気付いてはいないけれど・・・それで良いと思っています。

蓬の会が一式飾りを作ってみようかな!と思ったのも、伝統の継承や発展などが目的ではありません。
ただ、男が作る一式飾りが「つまらんなぁ」「こんな古っぽい飾り見て子供たちが喜ぶんかなぁ」と思ったのが発端でした。
こうして保育所が地域と一緒に取り組んでくれるようになるなんてところまでは思ってもいませんでした。
ちょっと異端の一式飾りかもしれないけれど、一石は投じられたかな、と思っています。
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Posted by 姫りんご at 21:55 | 活動 | この記事のURL | コメント(0)
年頭所感?![2013年01月04日(Fri)]
謹 賀 新 年  新しい年が明けました!
商店街にとっても新しい局面を迎えそうな年の始まりです。
七福神のように(?!)、それぞれ持ち味の違う理事たちが、個性や能力を活かし合いながら、ナンジャカンジャ言いたいことを言い合い、
より良い方向へ舵を切りつつ前進して行ければと思います。
思えば、この商店街は、時代時代の状況を踏まえ、様々な変革を経つつ発展してきました。
そこにはいつも、前向きに生きようとする住民の真面目な意志がありました。
商店街振興組合と冠してはいますが、最近の当組合は商業の活性化や個店の売り上げを第一の目的に活動しているわけでは決してなく、伝統文化を大切にし、それを活かし、街の賑わいや住民の生きがいややりがいに結びつけ、結果、暮らしやすい街になり、人がやって来る、そんな街になれれば・・・と個人的には考えています。その方向は今や全国の商店街の共通項でもあります。
この街は(もっと小さな視点でみたら、この通りは)、次の世代へ自慢して渡せる安全で美しい街のシンボルであり続けたいと思います。
どうぞ、今後とも商店街活動という名の「地域活動」にご理解とご協力をお願いいたします。

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〜この街を歩く君へ〜

よろよろと ようやく立っていた君が          
今は14センチのお気に入りの靴で           
ちょこちょこと意外な速さで歩いて行く

花みずきの木陰のこの歩道は全て君のもの
この道の先にある未来は全て君のもの

目にするもの全てから輝きをもらいなさい
ころんだ時、手に触れた小さな砂粒から力をもらいなさい

この街の風はいつも君を包んでくれる
胸いっぱいに希望を吸ってこの街を歩きなさい

君をさえぎるものは何もない
この街は君を待っていたのだから          
                
この街は君を待っていたよ

この詩は孫に対してだけ歌ったものではありません。
朝、小学校へ集団登校する子供たちが通ったり、自転車の中学生や高校生が北へ向かう姿を見る度に思うのです。
この道の向こうに、ずっと未来への希望があって欲しいと・・・
夕方、今度は朝とは違った解放感ある子供たちの下校姿がこの通りにはあります。
何げないこの光景が平和に続いていくことを願わずにはいられません。

ああ、私はこの通りが好きなんだなぁ・・・とつくづく思います。
この街で暮らし続けていくこと。
この通りで自分らしく暮らしていくこと。
どんなに忙しくジタバタしているように見えても、心にはいつもシンとしたものを持っていたいと思います。
去年、ブランド市民委員会でインタビューした方々には、それぞれお気に入りの言葉を書いていただきました。
私なら何て書くかなぁ・・・と思ったりしても、すぐにそのことは忘れてしまってたけれど、シンかな、と思います。
シン・・・真も好きだし慎も好き、信、芯、親、心、進、清、伸、賑、森、深・・・etc.どのシンもそれぞれ好きな意味が込められています。
今日のシンはどれでいこうか?!というのもアリかもしれません。
Posted by 姫りんご at 22:51 | 活動 | この記事のURL | コメント(0)
やりたいことは、やったかも[2012年12月28日(Fri)]
今年もあと4日になりました。
ようやく、お正月用のタペストリーが完成して、年賀状にプリントアウト出来ます。
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ほんとに忙しい日々だったなぁ・・・年賀状を書きながらツラツラ思い起こせば、心残りは多々ありますが、結局いつも傍には針と糸と布があり、いつも何かしら作っている日々でした。
手より先に、作りたいものがドンドン生まれて、追いつかないジレンマに陥りながらもどうにかクリアしてきたのが現状ではあるけれど、ま、こんなもんかなぁ・・・

1月の東京国際キルトフェスティバルを皮切りに、春の大阪、秋の横浜と次々にキルト展に出かけ、良い刺激を沢山得ました。
その結果、教室の生徒さんにも新しい作風を伝えることができましたし、蓬のメンバーにも「おいしいキルト」や「蓮」など、テーマを絞った作品づくりをしてもらうようになりました。
フーフーいいながらも、皆よく付いて来てくれたなぁ、と感謝でいっぱいです。
作りたいものが山ほどあっても、1日は24時間、体力気力にも限界があります。
いろんな人の協力がなければ作品展など出来ません。

春の「イザナキ・イザナミの国生み」夏の「アメノウズメ」など、神話にテーマを絞った一式飾り製作にも、ずいぶん時間がかかりました。
あまり知らない世界を描く訳で、「古事記」も沢山読みました。
結果、あまり好きではなかった神話の世界も、いろんな示唆に富んだ興味深いものだということがわかり好きになりました。
来年は「ヨモツヒラサカ」を一式飾りで作ってみようと思っています。
その前に、一式飾りでお雛様を作る構想もあります。

結局、蓬はこうして「手作り」で地域づくりをしていく団体なんですよね。
手法はパッチワークであったり、一式飾りであったりしても、自らが発想し、自らの手で「作る」、そしてそのことで人の輪や和を作り地域を活性化する。
私が時々行く手芸店の若い子が「パッチワークを単に趣味の世界に留めず、社会性を持ってやってることがすごい」と言ってくれたことがあります。
手芸店にとっては、手芸人口が増えることが売り上げ増になるわけで、それは大事なことなんでしょうが、もっと大事なのは一過性のブームではない、手芸がライフワークのような存在にまでなれば素晴らしいということなんだと思います。
雨や雪、曇りの地の山陰で、ことに寒い季節を鬱々と過ごさないためにも手作りや手芸は大切な世界だと思います。
そんな時間を持てることの幸せを時々感謝しながら、来年もコツコツやっていくことでしょう。

4月4日、平田本陣記念館で、「謳う作品展」を開催します。
歌う、詠う、謳う・・・さまざまな「うたう」があるけれど、「うたう」をいろいろな人が楽しみ発表できる場になれたらと思います。
年明けから合同作品「天使がラブソングを」の製作が始まります。
これは、あの有名な映画「天使にラブソングを」をもじったもの。
可愛い天使たちが合唱している作品です。

「謳歌」をもじった「桜歌」も考えています。

こうして、来年も自らが忙しくする日々になりそうです。
Posted by 姫りんご at 07:23 | 感謝 | この記事のURL | コメント(0)
もう12月?![2012年12月11日(Tue)]
なんとなんと、11月は1度も更新することなく12月になってしまいました・・・アクセスして下さった方々、ほんとにすみませんたらーっ(汗)

11月は「蓮」の作品つくりに追われたり、横浜へ出かけたり(横浜パシフィコでキルト展があったのです)、一式飾りでサンタクロースを作ったり・・・パッチ合宿してみたり・・・etc.つまり本業が忙しかった訳です。

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原図は一緒ですが使う布を変えるとこんなに印象の違う「蓮」になりました。
それぞれ違うグループがイベントのために頑張って作ってくれました。

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これは蓬の会の有志が作った「蓮」の一式飾りです。
「蓮」のパッチワーク作品展に合わせて作りました。

余談ですが、「蓮れん」って昨年の男児の名前NO.1だそうですね。
一昨年生まれた我が家の孫も「れん」です。
ただし、字は「廉」です。説明する時、「滝廉太郎の廉です。」って言っても伝わらないのは少し残念ですが・・・

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これが一式飾りの「サンタクロースとトナカイ」です。
あんましリアルに上手にできたせいか、前述の廉くんは手を横に振り「ワイ(コワい)ワイ」と言って逃げます。

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パッチ研修合宿は多伎町のキララコテージで行われましたが、お互いに会得したデザインや手法を交換し合い、作品作りや指導に活かします。
暮れなずむ日本海を見下ろしながら、とても充実した良い時間が持てました。

その他も、出雲大社へブランド市民委員会で行き、神在月に出雲を訪れた方々にインタビューしたり、万九千神社で講義を受けたり、草間弥生展を観たり・・・充実したひと月でした。
まとめて書くから、こんなつまらないブログになっちゃいますね〜
12月も文字通り走りぬけて終わりそうですが、少しはこまめに書きたいな、と思います。
Posted by 姫りんご at 21:49 | 活動 | この記事のURL | コメント(0)
筑後の土蔵[2012年10月16日(Tue)]
今年で26回目になる「筑後の土蔵」なるパッチワーク展に行ってきました。
出雲からは、岡山経由で九州新幹線に乗り約5時間の旅で久留米に着きますが、そこから約1時間西鉄甘木線に揺られ、北野天満宮のある小さな町に着きます。
その町の「庭の鶯」という造り酒屋で毎年10月いっぱい開かれる作品展は、奥さんである山口怜子さんが、自宅に眠っていた古布を活かそうと始められたパッチワークが発端です。
今では、九州はもとより、東京から教えを乞いに来る方もおられるとか。

その作品は、自由でモダンでありながら、どこか懐かしさとおおらかさを感じさせる作風・・
酒蔵を解放しての展示にも惹かれ、是非一度行ってみたいと思っていました。

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こんな大きな梁が幾重にも組まれた大きな蔵で大作が何十点も貼り廻られ、とても見ごたえがありました。

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これは大きな鯉のぼりの腹開き(?)です。
子供が小さい時着ていた服を解き、鱗にしてあります。
なんて斬新なアイディア!

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蔵の入り口には大きな「ベツレヘムの星」が吊ってありましたが、藍染の古布と酒袋が使ってあります。
酒を搾るための酒袋はとても丈夫で厚いので、とても縫いにくいのです。
それをこんなに綺麗に繋ぐなんて・・・

何冊かの作品集は既に完売していますが、便利な世の中、ネットの古書販売で3冊をゲットし、事前に作品を見ることが出来ました。
作品集の中で、今回どうしてもこの目で見たかった作品がこれです。
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「福田衣」フクデンネと読みます。
仏教の僧侶の式服である「袈裟」の別名ですが、「袈裟」も元々は小さな布を剥ぎ合わせて作ったもの、パッチワークの原点です。
「福田衣」は、浄土宗の開祖、法然上人の同題の袈裟と同じ縦横区分にデザインされ、これは釈迦の法衣の区分と同じです。
物の節約を諭した釈迦の教えが反映されているとか・・・
我が家も浄土宗なので、よけいに見たかったのかもしれません。
小さな三角や大きな三角だけで構成された田んぼが、確かな実りを表し、大きな月が森羅万象のシンとした営みを見つめているかのようでした。
この作品は30年前、米国立キルト連盟キルト大会で、いきなりブルーリボン賞をとった作品でもあります。

「筑後の土蔵」は今期限りで秋の開催は幕を閉じ、来年はお休み。
次回は2014年の春の開催になるそうです。
地球温暖化の影響により、酒の仕込みの段どりを早めねばならなくなり、10月にはその準備に入るとか・・・
次回は新酒が出来てからの開催でしょう。
これだけの作品を展示する準備も大変でしょうし、1ケ月間の開催は並大抵のことではありません。
たった2日間の展示から始まったこの作品展が今や1ケ月!
1日の入場者数は平均2,000人!
東京、大阪、横浜、神戸・・・大都市で開かれるキルト展にはない「個性」がここにはありました。
それは、山口怜子さんの温かく人懐っこい人柄が醸し出す、掘りごたつにあたって番茶を飲んでる感覚に似ています。

「サインお願いします!」
「一緒に写真お願いします!」という私たちに気軽に応じて下さり、「出雲からいらしたの?!
私も御縁をお願いしたいわ!」と明るく仰ったのですが、ご主人が4年前にお亡くなりになったとか・・・
今は息子さんが立派に跡を継いでおられます。
日本酒離れの進むご時世ですが、「庭の鶯」は来年から増産体制に入るそうです。
きっと、この「筑後の土蔵」が大きな力添えをしてきたに違いないと思います。
自分に出来ることを信じてやっていけば、必ず次の道へ続いていく筈。
そう確信出来た旅でした。





Posted by 姫りんご at 22:08 | お出かけ | この記事のURL | コメント(0)
神童?![2012年10月11日(Thu)]
今日は、出雲市立みなみ保育所へ一式飾りの指導に行って来ました。
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地域の人や行事に触れ合う、という方針で5−6年前から夏祭りの際の一式飾り見学を始め、製作にも挑戦中です。
卵パックやプリンカップで「もったいないばあさん」を作ったり、牛乳パックで一畑電車を作ったり、昨年はCDの鱗の魚も作りました。

年長児担任の先生は時々人事異動され、しかも1度も飾りは作ったことのない人ばかりなので、工作とは全く違う点、「材料を決して切ったり曲げたりしない、まして色付けしたりはしない」という一式飾りの約束事をまず説明しなければなりません。

今年のテーマは「ヤマタノオロチ」
卵パックを使うそうです。
卵パックだらけで作るとゴチャゴチャして顔や尾っぽの区別がつきにくいから、顔は大きなペットボトル、尻尾は小さなお茶のペットボトルにしたら?!とアドバイスしました。
小さな物をくっ付ければそれなりの様子にはなりますが、一式飾りは「見立て」が命です。
慣れるとヤカンが顔に見えてきたりします。
壁には今年、蓬の会で作った「アメノウズメ」の写真が飾ってあり嬉しかったです。

「何か質問ある?」と尋ねたところ
「天照大神はイザナキのどっちの目から生まれたんだった?」・・・@
「スサノウノミコトってどこから生まれた?」       ・・・A
「アマテラスとスサノウの他に生まれたのは誰だった・?」 ・・・B

「エエ?ええっ?」これって保育所の子がする質問?
まるで大人のクイズ番組みたい!

アメノウズメを作るに当たっては沢山の本を読みました。
まだ記憶に残っていたから良かったようなものですが・・・
答え @ 左目です。
   A 鼻です。
   B ツキヨミノミコトが右目から生まれています。
だいたい島根県のどこにこんなに古事記に詳しい子供たちがいるんでしょう?!

もうホントにビックリしました。

毎日のように神話の絵本を読み、CDを聞いているんだそうです。
「神々の国しまね実行委員会」の人たちに、この子たちを紹介したい位です。
きっと、小さい頃から神社のある風景が身近にあったりするから、自然に興味が沸く世界なんでしょうね。

絵本のなかに、イザナキとイザナミの永遠の別れ「黄泉比良坂」のページがありました。
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「これって夫婦げんかだよ!」
もう、ホントに参りました (@_@;)

最後に「みんな頑張って一式飾り作る?」って聞いたら元気よく「はぁ〜い」と手を挙げてくれました。
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出来上がりが楽しみです!
Posted by 姫りんご at 22:33 | ボランティア | この記事のURL | コメント(0)
お食事会[2012年10月08日(Mon)]
女性は小洒落たランチが大好き!
先月は出雲市生涯学習委員の女性メンバーで会議後の初ランチがありました。
会議のその日まで全く知らない方々がほとんどでしたが、会議の顔とはまた違い、「素」の会話が出来る気がします。
もっとも、私自身は会議中であろうが、アフターであろうが、本当に思ってることしか言わないので、常時「素」ですが・・・

出雲ブランド化推進市民委員会が午前中あれば必ず女子会ランチもあります。
この会も3年目に突入し、ようやく気心が知れてきた感があります。

気が合うとか合わないとか、瞬時に感じる時もあるけれど、時間を共有しないとわかりあえないことも多々あるとは思います。

普段よりちょっと気取っておしゃれして出掛けるのは気分転換にも有効です。

私が所属(?)している近所の女性グループ二つ、アスティママとYY会
前者は商店街のおかみさんの会で、街の活性化を目的に活動していますし、後者は近所の若妻会(誰もが最初から古女房ではないので・・・)です。
何人かは私のようにダブっています。

どちらも少額ながら会費を徴収していて、半期に1度、会食やレクリエーションして親睦を深めています。
長年の付き合いになるので、もう新しい発見はないけれど、子供が小さかった頃はいろいろ助けてもらったり、これから歳とっていくのに、ご近所は仲良くしておくにこした事はないと思います。
美味しいものを食べに行く罪のない会です。

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これは先日YY会で行った玉造のレストラン、結婚式場です。
宍道湖をバックに式を挙げる素敵な所でした。

最近は人前婚が多いとか・・・自分を大事に思ってくれている人々に立ち会ってもらうのも良いのではと思います。
出雲ならではの神在月にこんなこというのも何だか・・・ですが

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3人の娘も結婚して、こんな晴れがましいところに行く機会も無くなったなぁ・・・
ミュージックベルの仲間の結婚式に出た4年前が最後かな・・・

きっと、ささやかな晴れがましい気分を味わいたくて女性はお食事会が好きなんでしょうね・・・男性が飲み会が好きなように・・・
Posted by 姫りんご at 23:23 | お出かけ | この記事のURL | コメント(0)
読書[2012年09月04日(Tue)]
古事記にまつわる一式飾りの参考にと沢山の本(漫画多し)を読みました。
その結果、あまりにも正直者の神々たちに共感しきり、そして古事記っておもしろいなぁ、と思い、特にイザナミとイザナギの永遠の別れ「黄泉比良坂 ヨモツヒラサカ」のシーンは印象的で、来年の一式飾りはこれで決まりです!

本を枕に寝る習慣がついたせいか、暑くて他のことはしたくないせいか・・・古事記マイブームが去った後も本を読み続けています。
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角田光代や三浦しおん、有川浩など若い女性作家のものが多く、男性作家のしかもミステリーなどあまり読んだことはなかったのですが、美しいパッチワークの表紙に惹かれて買ったのがこれ

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なぜ、この表紙なのか?
読み進み納得しました。
鉄壁のアリバイがある被害者の妻が有名なパッチワーク作家なのです。
このパッチワークの作者は蜷川宏子さん。
蜷川マクベスなどで超有名な蜷川幸雄氏の奥様で、元女優の真山知子さんです。
最近は娘の写真家、蜷川実花さんも有名です。
「アジアの花」と題されたこの作品は、強烈な生命力と可愛らしさとアジアのジャングルを思わせる妖しい色彩の魅力が溢れていて、見た瞬間、真似したくなりました。
長らくパッチワークしていて、最近ではもう他人の真似したいとは思わなくなっていたのに、です。
で、さっそく一区画を真似して縫ってみました。
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うーん。やっぱり凡庸な人間には凡庸なものしか出来ないのかなぁ・・・
でも、このパターンは好きなので、コツコツ作れば何とか大作にまで持って行けそうです。

目を酷使する毎日なのに、最近またおもしろい本に出会いました。
内館牧子氏の「十二単を着た悪魔」です。
これは、あの源氏物語に登場する「弘徽殿の女御」に肩入れした物語で超おもしろかった!
桐壷の更衣や藤壺など、なよなよと男にすがったフリ(と牧子は見ている)をして実はしたたかでずるい女たちを蹴散らし、本音100%で生きたハズの桐壷帝の正妃を、平安時代、しかも源氏物語の中にタイムスリップしたフリーターの若者の目を通して描いてある。

現代の女性に言いたいことを弘徽殿の女御の口で語らせていると思えます。
日本人の持っていた礼節や日本語の美しさや・・・その他、もう一度取り返さなければならない日本の秩序みたいなものも考えさせる本でした。

源氏物語のアラスジは何となく知っていて、暇な貴族のお遊び物語としか印象になかったけど、こんな読み方があったんだぁ?!と目から鱗が落ちたみたいでした。

目を酷使し、目から鱗を落とす?!
これから、いわゆる「読書の秋」が来るというのに今からこんな状態じゃ老眼の度が進む??!
オット!
Posted by 姫りんご at 21:08 | 趣味 | この記事のURL | コメント(0)
笛のお話[2012年08月26日(Sun)]
5月から出雲市市民活動支援課が主催する「平成24年度生涯学習講座 出雲国コース」に参加しています。

第1回目は出雲古代歴史博物館の森田喜久男学芸員の古事記にまつわるお話、第2回目は長田染工場の長田社長の手ほどきで筒描きの体験
蓮の図案を筒描きしたハンカチです。
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第3回目は出雲市文化財課の宍道年弘さんの出雲風土記の話し・・・と少しマニアックな講座です。

今日は斐川町在住の樋野達夫さんの「神楽の笛、世界の笛、ロマン紀行」と題した笛の演奏を交えた講演でした。
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縄文時代の石笛、これはまるで鳥の鳴き声のようでした。
弥生時代の土笛、ダチョウの卵位の大きさの塊に6−7個の穴を開けて素焼きしたもの・・・でも奥深い音色が出ます。
私たちにはとてもこんな音色は出せないでしょうが・・・

古事記編纂頃、大陸から日本にやってきた様々な笛たち、䔥(しょう)や篳篥(ひちりき)のように雅楽に使うようになるものや、神事に欠かせなくなる竜笛や、それぞれの地域で独特な音域を持つ神楽笛・・・たった30センチ内外の竹筒からあんなにも多彩な音色が生まれることに感銘しました。

最近は神楽囃子の横笛を吹ける者が少なくなり、簡単にマスター出来る横笛型リコーダーで奏でるチームも出現しているとか。
ところが、本物の竹製の笛は音が遠くまで響くのに、リコーダーは音が小さくてマイクが必要なんだそうです。
なかなか吹けるようにならない笛は、その修練の過程にこそ意味がある、と仰っていたのが印象的でした。
ヒューヒューと擦れた音しか出なかったのが、ある時、素晴らしい音を掴んだ時、何にも代えられない喜びになる。
そんな濃い喜びを得ることが少なくなってきているような気がします。
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何年か前、「篠笛と琵琶のコンサート」を2回ほど主催したことがあります。
篠笛も竹製の横笛ですが、ファとシの出ない旧来の横笛の穴の間隔を変え、西洋音階に合わせてあり、高音用から低音用まで10種類以上あります。
だから、音色は日本的なのに、楽譜さえあれば、どんなジャンルでも吹くことが出来ます。

田舎の小さな町で、良質で安価なコンサートを開くことは結構大変です。
チケット収入だけで費用を賄うことは到底無理で、どこかの助成金なしでは到底無理です。
それでも呼んでみよう!と思うには、その演奏家に傾倒しているかどうかが鍵です。
そして、いざ実行すると主催者はあれこれ忙しく、演奏に浸っている場合じゃない・・・

韓国のディグムによる「アリラン」、中国の明笛の「草原情歌」、ギリシャのパンの笛による「ローレライ」、そしてアンデスのケーナによる「コンドルは飛んでいく」
様々な笛の音色を楽しみながらそんなことを考えてしまいました。
Posted by 姫りんご at 21:43 | 学習 | この記事のURL | コメント(0)
百徒歩トホホ[2012年08月25日(Sat)]
今年も夏の一番暑い時に実行される平田青年会議所主催の「百キロ徒歩の旅」の炊き出しボランティアに行って来ました。

通称「百徒歩」は、強い心や体を養うという目的のもと、出雲市内を徒歩で5日間かけて歩き、学校の体育館などで寝泊まりします。
約40名の小学4〜6年生の児童が対象で、島根大学の学生サポーターが約同数付きます。
6月の募集開始と同時期から事前の研修や試歩もあり、準備も当日もなかなか大変な事業です。
詳しくは平田青年会議所のHPで見れます。

我が蓬の会は当初から第一日目の宿泊先の夕食作り(カレーライスと決まっています)を担当しています。
国富小、北陽小・・・など毎年、歩くコースによって場所は変わります。
今年は斐川町の中部小でした。

思い違いもあり、集合時間に遅刻したのは、こちらのミスですが、到着してビックリ!
三つの大鍋に上までタップリのお湯が沸き、中でじゃがいもやニンジン玉ねぎが泳いでいます!
そして、その傍に切ってない玉ねぎが山ほど・・・
「スープじゃあるまいし・・・」
「玉ねぎはしっかり炒めてから入れなきゃ・・・」
と到着早々からオバサンパワーさく裂!

ここまでやった女子学生さんの気分をすっかり台無しにしたせいか、彼女らはどっかに行ってしまいました。
しかし、カレーの作り方も知らないんだろうか?と我々の疑問は残りました。

お湯は捨てればいいんじゃ?といった子もいたけれど、それじゃせっかくの野菜の栄養を捨てることでしょ?!
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1時間かけ、汗だくで100人分のカレーは出来たけれど、何とも虚しい気分でした。
去年までは、一緒に作ろうとする学生もいたのに、まるで担当が違う、という学生ばかり。

100キロ歩くのは確かに大変かもしれない。
でも、上げ膳据え膳で、箸を持って待っている合宿なんてあるのでしょうか?
体力作りの基本は食にある筈。
その部分はノータッチで歩くのみ?

他所では炊事をしてる所もあるんでしょうか?
どなたか教えて下さい。
Posted by 姫りんご at 23:29 | ボランティア | この記事のURL | コメント(0)
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