英文法より、英伝法「クリティカルティンキングを大切に」 [2011年10月14日(Fri)]
日本語と英語ではモードが違います。 日本語では、口に出すことが良くない 言わずもがなの文化ですが、 英語は違います。 それは「What do you think?」の文化と言えます。 あなたはどう思っているの? この問いに常に応え続ける言語が英語であると言えます。 その根本にあるのは、 クリティカルシンキング(Critical thinking)です。 クリティカル・シンキングとは、 簡単にいえば「論理的かつ構造的に考えること」です。 直訳すれば「批判的に考える」ですが、 ここで批判の対象になっているのは自分自身の考え。 つまり、自分がきちんと論理的・構造的に考えているかを チェック(批判)しながら思考を進めていくことが クリティカル・シンキングの本質です。 そもそも英語はラテン系の言葉。 その特徴は、Logicすなわち 論理性を重んじる言語です。 その一方、日本語では沈黙の美や謙虚さが重要とされ、 恥じらいの文化の上に成り立っていると言えます。 このような言語の構造を知らなければ、 たとえ日本語を英語に訳しても 英語で話しているとは言えないと思います。 そのためにも I thinkやI feelで始まるフレーズを考え、 自らを表現することから始めてください。 |