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八重山環境ネットワーク ブログ

未来に残そう青い海
八重山諸島の海洋環境保全の活動を紹介


海・LoveLoveフェスタ in石垣島2015”開催 [2015年10月18日(Sun)]
平成27年10月18日(日)0900 〜 1200 までの間、石垣島吉原海岸において、八重山環境ネットワーク会員である「海Loveネットワーク」主催によるビーチクリーン「海・LoveLoveフェスタ in石垣島2015”」が開催されました。
同フェスタは今年で7回目を迎え、約580名のボランティア参加があり、収集された漂着ゴミは、浮玉150個、発泡スチロール63袋、ペットボトル59袋、燃えないゴミ50袋、燃えるゴミ8袋、缶6袋、粗大ゴミ等9個の合計約3トンが回収され、「ビーチクリーンの輪の広がりと芽生え」を題材に参加者と回収したゴミでアートを描き、記念撮影が行われました。
 また、清掃終了後は、昼食として牛ソバとオニギリ、ステーキが振舞われ、ミニライブを楽しみながら、参加者の交流会が催されました。
 閉会式では、主催者から参加者に対し、今後も漂着ゴミの清掃活動を通して、不法投棄やポイ捨て防止の普及啓発を行っていきたい旨と、感謝の言葉が送られました。
 なお、同フェスタは、地元新聞記事でも大きく取り上げられ、海洋環境保全に係る啓発活動に大きく貢献しました。
開会式 (8).JPG
開会式の模様
漂着ごみ拾い (2).JPG
漂着ゴミ回収
分別作業 (9).JPG
回収ゴミの分別作業
ゴミのリレー (4)_R.JPG
回収ゴミのバケツリレー
アート&記念撮影.jpg
回収ゴミと参加者でアートを作成し記念撮影
西表島鹿ノ川海岸ビーチクリーン [2015年10月12日(Mon)]
八重山地区の海洋環境保全推進活動にかかる官民連携のネットワーク「八重山環境ネットワーク(会長:上村真仁、会員35団体・8個人)」では、海洋環境保全思想の普及啓発活動の一環として、平成27年10月12日(月)午前10時〜午後16時までの間、海ガメの産卵地でもある西表島鹿ノ川海岸の海浜清掃活動を行いました。
今回の海浜清掃は、普段、石垣と西表のそれぞれの地区で活動している八重山環境ネットワーク会員等総勢66名が連携のうえ、交流しながらビーチクリーン活動を実施したものです。
2週間程前に、台風21号が先島地区を通過した影響により、大量に海草が打ち上げられており、同海草の中に紛れ込んだ漂着ゴミは非常に回収しづらい状況にあり、また年1回の清掃のためか、プラスチック類、漁網・ロープ等が大量に打ち上げられていましたが、炎天下のなか、参加者が精力的に汗を流して作業したことにより、約3トンの漂着ゴミを回収し、砂浜は見違えるほど綺麗になりました。グッド(上向き矢印)


写真:西表島鹿ノ川海岸で漂着ゴミを回収する参加者
漂着ゴミ回収作業の様子
写真:回収した漂着ゴミを選別する参加者(1)
選別作業の様子
写真:回収した漂着ゴミを選別する参加者(2)
選別作業の様子
写真:回収したゴミの前で海をバックに記念撮影
回収ゴミの前で記念撮影

西表鹿ノ川地区は、西表島の南西端に位置し、背後を比較的緩やかな山ふところに抱かれた内湾状の地形となっている地で、はるか昔には村落がありましたが今は住む人も無く廃墟が残るのみで、交通手段はチャーター船に頼る他は無く、石垣港からは約50キロ、1時間以上を要する西表島でも秘境と呼ばれる陸の孤島です。
今回の海浜清掃に参加する人員の輸送も、石垣島からは「巡視艇あだん」がパトロールを兼ねて実施、西表島からは民間チャーター船2隻により行われました。

ビーチクリーン結果記録

○海浜清掃距離:約300メートル
○参加人数:66名(石垣地区38名、西表地区28名)
○回収ゴミ総量: 216袋(45リットル入り)、約3トン
内訳と量:発泡スチロール5袋、漁具・ロープ47袋、ブイ31袋、ペットボトル10袋、その他プラスチック119袋、ガラス製品1袋、電球0.2袋、缶類0.1袋、危険缶類0.1袋、そのた金属製品0.1、布製品0.5袋、ゴム製品1、紙製品0.1袋、雑ゴミ1.5、その他(廃油ボール6.5kg、ライター19個、注射器6個、薬ビン1個)

○ペットボトルラベル国別調査結果
合計509本〔ラベル無し410本、ラベル有り99本〕
国別内訳
・ベトナム 32本、
・中国 20本、
・台湾 10本、
・マレーシア 9本、
・フィリピン 5本、
・日本 4本、
・韓国 1本、
・ガーナ 1本、
・その他国 6本、
・ラベル有りバーコードなし 11本、