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2025年12月19日

連携シンポジウム 実施報告

 本研究所では、令和7年12 月6 日(土)13 時〜 17 時に、奈良県立万葉文化館との共
催で、連携シンポジウム「世界文学としての万葉集――万葉歌碑とその英語翻訳――」を
開催しました。対面式の講演会場を奈良女子大学S棟2Fダイダンホールとし、リモート
にて奈良県立万葉文化館とを結ぶハイブリッド形式にて行いました。また、奈良県立万葉
文化館ホワイエでは、同時に「近世の万葉歌碑タペストリ展」が開催されました。

 日本最古の歌集である万葉集の和歌は、歌碑を通して多くの方々に親しまれてきました
が、近年、それを英語に翻訳して世界に発信する事業が様々に進められています。本学に
おいても、令和7 年度、宮路淳子教授を中心に「万葉歌碑・史跡ワークショップ」が始ま
り、古代学・聖地学研究センターHPの「万葉歌碑データベース」の和歌とその解説の英
語翻訳に向けて、様々な取り組みが行われてきたところです。今回のシンポジウムでは、
奈良という地域特性に深く根ざした万葉集の和歌が「世界文学」の一つとして広く認知さ
れるにはどうすればよいか、長年、全国の万葉歌碑のデータ収集とその構築を続けてこら
れた奈良県立万葉文化館の方々とともに考えてみることを目的としました。

 基調講演の、ピーター・J・マクミラン氏(翻訳家・詩人)の「千年の万葉歌を次の千年
へ〜『万葉集』全訳への挑戦と観光資源の創出」では、マクミラン氏の万葉集全歌の英語
翻訳への取り組みや万葉歌碑の英語翻訳・解説など多彩な活動が紹介されました。続いて、
阪口由佳氏(古代学・聖地学研究センター協力研究員・元万葉文化館研究員)の「万葉歌
碑と訪日外国人−魅力発信へのこころみ−」、井上さやか氏(奈良県立万葉文化館企画
・研究係長)「情報伝達媒体としての万葉歌碑」の講演があり、本学の「万葉歌碑データ
ベース」の発案者・創始者でもある坂本信幸氏(奈良女子大学名誉教授・高岡市万葉歴史
館名誉館長)の講演「万葉歌碑データベースと英訳万葉歌碑」では、万葉歌の地理的研究
に始まる全国の万葉歌碑のデータ化の歴史とそのネット上での情報公開の現状や、英語訳
を進めるにあたっての課題について詳しいお話がありました。
 さらに講演の後、講師の方々の間で討論を行い、万葉歌碑を通して日本文化の精髄を世
界に発信し、より深い理解に繋ぐことの意義があらためて確認されました。
 参加者は対面式会場、リモート会場とをあわせて約120 名でした。

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posted by 大和・紀伊半島学研究所 at 08:46| Comment(0) | TrackBack(0) | シンポジウム

2025年10月21日

令和7年度 奈良県立万葉文化館× 大和・紀伊半島学研究所 連携シンポジウム

毎年自治体と連携して行うシンポジウムが令和7年度も実施することが決まりました。
以下のとおり開催しますので、ご参加をお願いします。

  日 時:令和7年12月6日(土) 13:00〜
  テーマ:世界文学としての万葉集
       ―万葉歌碑とその英語翻訳―

  基調講演:ピーター・J・マクミラン氏(翻訳家・詩人)
  講演1:阪口 由佳氏(古代学・聖地学研究センター協力研究員・元万葉文化館研究員)
  講演2:井上 さやか氏(奈良県立万葉文化館 企画・研究係長)
  講演3:坂本 信幸氏(奈良女子大学名誉教授・高岡市万葉歴史館名誉館長)

  講 演 会 場:奈良女子大学 S棟2Fダイダンホール(定員:先着200名)
  リモート会場:奈良県立万葉文化館(定員:先着150名)

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posted by 大和・紀伊半島学研究所 at 09:41| Comment(0) | TrackBack(0) | シンポジウム

2025年05月12日

なら学研究センターの廃止

 大和・紀伊半島学研究所発足時に発足した なら学研究センターは、
令和6年度をもって廃止となりました。
 奈良県という一つの地方の各市町村に住まいながら、
専門性の高い研究を粘り強く続けてこられた方々を協力研究員としてお迎えし、
本学教員との共同研究の機会をご提供しながら、地方における研究ネットワークを
作る試みは皆様に喜んでいただけたと同時に、地方における国立大学の役割を
一時的にせよ実現できたこと、皆様に心より感謝いたします。

 なら学研究センターの志は、共生科学センター、古代学・聖地学研究センター
に引き継がれていくこととなります。これからも奈良にある国立大学として、
奈良女子大学をどうぞよろしくお願い申し上げます。
posted by 大和・紀伊半島学研究所 at 09:34| Comment(0) | TrackBack(0) | 報告

2025年01月30日

ヤマキイサロン「書簡」の回の案内

令和6年度最後のヤマキイサロンの「書簡」の回を以下の日程で行います。
 皆様、ご参加ください。
 詳細はこちらをご覧ください。

  日 時:2月20日(木)16:30〜18:00
  場 所:奈良カレッジズ 交流テラス
  形 式:対面及びZoom
  講演者:奥村 和美
      磯部 敦

 ヤマキイサロンの他の回についてはこちらをご覧ください。
posted by 大和・紀伊半島学研究所 at 14:04| Comment(0) | TrackBack(0) | ヤマキイサロン

共同研究成果発表会

大和・紀伊半島学研究所で応募している一般共同研究の成果発表会を
以下のとおり開催します。

 日時:2025年2月20日(木)
    13:30〜15:45
 場所:奈良カレッジズ交流テラス

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posted by 大和・紀伊半島学研究所 at 13:59| Comment(0) | TrackBack(0) | ヤマキイサロン

2024年12月03日

令和6年度 リカレント教育プログラム報告

 令和6(2024)年10月5日(土)、奈良県三郷町にて、本研究所と三郷町共催による、「『総合流域学』に基づくリカレント教育プログラム」が開催されました。

 このプログラムは、大和・紀伊半島を、それぞれ独自の歴史・自然・社会環境を有する河川流域の集積空間と捉え、流域を分析単位とし、3センターの専門性を活かしつつ、その連関、ダイナミズムを流域から読み解き、地域を総合的に解明し、その成果を社会還元する「総合流域学」の社会人向け現地授業です。
 昨年度、東吉野村で第1回を開始し、その有効性を確認したため、第2回目を、大和川流域で開催することとなりました。

 三郷町は、奈良盆地の河川が合流し大和川となり、盆地外(大阪側)へと流れ行く地点に立地しています。県境は、亀の瀬という名称で知られる地すべり地帯があり、災害を食い止めるために国を上げての取り組みが行われてきました。三郷町では、そうした取組みと共同しながら、川を意識したまちづくりに取り組んでおり、大和川流域における総合流域学学習の適地です。

 授業は、三郷町図書館会議室において、「大和川の歴史と自然」と題して、三郷町ものづくり振興課の大塚氏が概論を講じたあと、受講生はバスで龍田大社に移動しました。龍田大社は、風を治める神をまつるお社としても知られており、たしかにその立地は、盆地内の風の流れと深い関係にあることを龍田大社の稲熊禰宜が地図を示しながら講じてくださいました。
 龍田大社からふたたびバスに乗り込んだ一同は、亀の瀬地すべり歴史資料室へと移動しました。ここは、上述にように国土交通省が地すべり対策を行っている現地に建てられた資料室です。大和川河川事務所の田尻建設専門官が、資料室を案内しながら、亀の瀬と災害、そしてその対策の歴史、治水の意義を講じてくださいました。
 3つの学習を終えた一同はふたたびバスで、三郷町図書館に戻り、そこで3センター長が司会をしつつ総合討論、質疑応答を行いました。参加者からは、河川に軸に近隣の様々な場所やモノを連関させて捉えることの重要性・魅力がわかったという意見が出ました。それはまた、総合流域学の重要性や魅力をあらためて確認することができた機会ともなったと思います。

 最後に、プログラムの最初から終了まで、三郷町長がご参加くださったことを感謝とともに記しておきます。

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posted by 大和・紀伊半島学研究所 at 09:20| Comment(0) | TrackBack(0) | リカレント教育プログラム

2024年10月23日

令和6年度 三郷町×大和川河川事務所 連携シンポジウムの案内

 毎年自治体と連携して行うシンポジウムが令和6年度も実施することが決まりました。
 現在決まっていることは以下のとおりです。
 その他のことについては決定次第、このページを更新していきます。

  日       時:令和6年12月7日(土) 13:00〜
  テ   ー   マ:大和川から見る総合流域学の試み
             〜大和川 風と水を治める〜
  講   演   者:高田 将志(奈良女子大学 学長)
            長田 明日華(奈良女子大学 協力研究員)
            樋口 俊夫氏(広瀬大社 宮司)
            細川 晋氏(大和川河川事務所 所長)           
  講演・主視聴会場 :三郷町文化センター文化ホール
              申込み不要
              定員:430名
  副 視 聴 会 場:奈良女子大学奈良カレッジズ交流テラス
              要申込み(12月5日(木)まで)
              定員:20名
              こちらから申し込みください

   ※副視聴会場の定員が少ないため、
    講演・主視聴会場での参加をお勧めします。
 
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posted by 大和・紀伊半島学研究所 at 16:34| Comment(0) | TrackBack(0) | シンポジウム

2024年08月01日

ヤマキイサロン「食品」の回の案内

令和6年度に3回予定しているヤマキイサロンの「食品」の回を以下の日程で行います。
 皆様、ご参加ください。
 詳細はこちらをご覧ください。

  日 時:9月26日(木)16:30〜18:00
  場 所:奈良カレッジズ 交流テラス
  形 式:対面及びZoom
  講演者:前川 佳代
      高村 仁知

 ヤマキイサロンの他の回についてはこちらをご覧ください。
posted by 大和・紀伊半島学研究所 at 13:25| Comment(0) | TrackBack(0) | ヤマキイサロン

2024年06月04日

ヤマキイサロン「木」の回の案内

 令和6年度に3回予定しているヤマキイサロンの「木」の回を以下の日程で行います。
 皆様、ご参加ください。
 詳細はこちらをご覧ください。

  日 時:6月18日(火)16:30〜18:00
  場 所:奈良カレッジズ 交流テラス
  形 式:対面及びZoom
  講演者:西村 雄一郎
      藤平 眞紀子

 ヤマキイサロンの他の回についてはこちらをご覧ください。
posted by 大和・紀伊半島学研究所 at 08:43| Comment(0) | TrackBack(0) | ヤマキイサロン

2024年05月15日

ヤマキイサロンの案内

 当研究所では、3センターを横断して共通のテーマで語り合い、知の総合を目指すヤマキイサロンを定期的に開催することとしました。
 令和6年度は「木」の回、「食品」の回、「書簡」の回の計3回実施します。
 詳細はポスターをご覧ください。


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posted by 大和・紀伊半島学研究所 at 16:06| Comment(0) | TrackBack(0) | ヤマキイサロン