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ESCAP/APCD会議 [2010年08月20日(金)]





8月19日、バンコク国連会議場でESCAPとAPCD共催による「障害とビジネスセクター」をテーマにした会議が開かれた。 ※ただし、会議の主題は上の写真の通り南南協力で、ビジネスのミーティングはこの会議に合わせ開催されて。

この会議には37のショッピングモールを有し、全店舗合わせ一日350万人が利用するというフィリピンの巨大小売企業SMショッピングモールや躍進著しいマレーシアの格安航空会社Air Asiaなど、4?カ国合計6つの企業が参加した。ESCAP(そしてAPCDも?)にとっても障害に関してビジネスセクターを招いての会議は初めてのことらしい。

財団にとってもビジネスセクターとの協働は重要なテーマの一つであるが、この会議で印象に残ったことは、beyond CSRという言葉である。 これは、CSRが何らかの社会貢献活動をその企業の本来活動以外に「課外活動」的に行うのではく、企業活動そのものを以下にインクルーシブにするかということである。

仮にこれをInclusive Businessと呼ぶことにしよう。Inclusive Businessには、大きく分けておそらく二通りの側面がある。 一つは障害者の雇用。 もう一つはその企業が提供する財・サービスがバリアフリーなものであるかどうかである。

参加した企業の多くは直接消費者に対面している業種であり、様々なきっかけはあるにせよ、より多様な顧客のニーズに応えることから、積極的に障害の問題に取り組む様に発展してきたようだ。

既にSMショッピングモールは、フィリピンの同業他社との連携を深め、障害のある顧客への対応を進めているとのこと。 私が思うには、このような水平の連携から、更に仕入先との連携、つまり販売している商品のバリアフリー度などについての情報をメーカーへフィードバックするなど垂直方向への展開を図れば、より広くいずれは産業化全体へ波及するようなトレンドを作ることも可能かもしれない。

これらの企業との関係を着々と築いて来られ、実際に前に進めておられるAPCDの二ノ宮所長。 出席するよう声をかけて下さって「感謝!」。
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