２月２１日土曜日、ダイシン百貨店３階山王倶楽部にて「大田北高齢者見守りネットワークをつくる会」主催の第１１回「地域つくりセミナー」が開催されました。前日は強風が吹き荒れ当日の天候が心配されましたが見事に晴れ、１年で最も寒い時期で高齢者の方々の出足が心配されましたが会場は椅子を増設するほどの大盛況になりました。その熱気が当日の女性講師陣に伝わり会場は笑いの渦に巻き込まれました。
　「訪問介護のプロが教える在宅介護の知恵」というテーマで訪問介護クオレの加納久美子さんと向井順子さん、管理栄養士・元気プロデューサー二本木ゆうこさんから「衣・食・住」の三つについての大変役に立つお話がありました。

（加納久美子さん、向井順子さん、二本木ゆうこさん）


「衣」についての知恵
�@素材は綿・シルクが体に良い
�A厚手１枚より薄手２枚の重ね着が機能的
�B着方は、締め付けない、引きずらない
�C冷え対策は首、手首、足首を冷やさない
�Dウエストに両手を入れて楽なくらいが良い

「食」についての知恵
�@欠食をしない
�A太り過ぎない、しかし必要以上に痩せない
�Bバランス良い食事とは・・食堂の定食
�C果物は生のまま食べられてビタミン豊富
�D３日から一週間の献立でバランスをとる

「住」についての知恵
�@生活導線を短く
�Aベッドはトイレの近くに
�B掃除には白手袋、ワイパーを利用（１００金にある）
�C転倒しない環境作り
�D便利なものは元気なうちに準備して慣れておく（ホットプレート・携帯電話・手すり・電気ポット等）

自宅に帰ってすぐにできそうなヒントが盛り沢山でした。

　次回は３月２１日（土）午後２時よりダイシン百貨店３階山王倶楽部にて「大田区民でよかった街作り」というテーマで大田北地域行政センター高齢者支援係係長の新田一茂さんのお話を予定しています。（文責・おおた市民活動推進機構　久保田充）