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ソフトボールを通じておじさんパワーを引き出す やるじゃん!な人 吉田一博さん [2012年10月08日(Mon)]

 9月15日(土)、16日(日)、大田スタジアムを中心に開催された日野原カップ。101歳の医師、日野原重明さんの名を冠したメイジャ・マクレ・14リーグの大会で、日本全国や台湾から25チームが参加しました。今年8回目を迎えるこの大会で、初回から大会運営を務めるのが、大田区在住の吉田一博さん、64歳です。
1209meijamakure2.JPG
(日野原カップ)
 メイジャ・マクレ・14リーグは、中高年でも怪我なく楽しくプレーできるようにと、米国で考案されたスローピッチ・ソフトボールに、さらに日本人向けの改良を加えたスポーツ。10年前、これを大田区でも普及させたいと吉田さんが動き出したとき、大田区での競技人口はゼロ。チーム作りは仲間3人からのスタートでした。
 男性は定年退職を迎えると、人間関係のつながりや生きがいを失ってしまうことが少なくありません。吉田さんも50代半ばまでは仕事一筋、地域やボランティア活動とのつながりはありませんでした。それが、小学校の同窓会で恩師から「そろそろ地域の役に立つこともやってみないか」と、合唱団の写真係を頼まれたのをきっかけに、地域のいろいろなイベントに手伝いとして参加するようになりました。10年前、仕事上で知ったメイジャ・マクレに惹かれ、特に中高年の男性の仲間作り、健康作りの一助となるのではと、チーム運営に着手。区報や大田フェスタなどを通じた地道な広報活動を続け、現在では大田区に、60歳代、70歳代あわせて6チーム、約80人が在籍しています。
1209meijamakure3.jpg吉田一博さん(右)
(日野原さん(中)、メイジャ・マクレ大田立ち上げメンバーの一人、剣持さん(左)と)

1209meijamakure1.JPG




 チーム運営の一貫した方針は、勝ち負けにこだわりすぎず、まずは楽しく参加してもらうこと。中には下手な人に文句を言ったり、下手な人は参加させないでほしいと言う人もいます。しかし、上手な人や経験の長い人が偉いわけではありません。年上を敬い、皆同じソフトボールを楽しむ仲間だという気持ちをもつことが、仲間作りの第一歩なのです。
 吉田さんは10年間運営してきて、やめたいと思ったことは一度もないそうです。「自分も含めて、皆ボールを追いかけると少年に戻るんだよなあ」と。メンバーは皆、戦後の厳しい時代を生き抜いてきた世代。手作りのボールを原っぱで追いかけた記憶が甦り、練習を見ていたら吉田さんに声をかけられて、50年ぶりにボールを握ったというメンバーもいます。最近ではジャパンユニバーサルスポーツ・ネットワークとのつながりが生まれ、昨年、今年と多くのメンバーが、おおたユニバーサル駅伝大会に選手として参加しました。互いに違いを認め合い、皆同じスポーツを楽しむ仲間として参加する精神は、メイジャ・マクレもユニバーサル駅伝も同じです。メイジャ・マクレをきっかけに、地域の元気なおじさん、おじいさんたちの活躍の場は、これからさらに広がりそうです。【写真・文:小川明日香】

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