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みやけボランティア体験記 (09/23)
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地域のつながりをつくりたい〜今田麗さん [2009年06月22日(月)]

 6月7日、平和島公園で行われた「第2回おおたユニバーサル駅伝」。大会本部で、ファンファーレの合図出しに、くじ引きの補助にと忙しく動いていたのは今田麗さん。「やっぱり当日はバタバタです」と言いつつ、60人ほどのボランティアにテキパキと指示を出す、大会の運営マネージャーです。
 今田さんがユニバーサル駅伝に関わり始めたきっかけは、自ら企画、運営する区民大学に参加した河合良治さん、佐藤悟さん(いずれも大会副実行委員長)との出会い。
第2回おおたユニバーサル駅伝は、24チーム、240人が参加し、約500人が来場。「1つのチームは社会の縮図」という李さんのあいさつのとおり、小学生や高齢者、障害をもつ人、中学生の伴走サポーター、大学生といった異なる立場の人が1つのチームを作り、ゆっくり話したり、ホワイトボードを使って筆談するなどコミュニケーションを取りながら、それぞれのペースで走りきりました。
 実行委員長・李節子さんの「ユニバーサルなつながりをつくる」という理念の魅力について、今田さんは次のように語ります。
「普通に暮らしているだけでは、障害をもつ人も含めて地域にどんな人がいて、どうやってコミュニケーションをとったらいいかわからないまま終わってしまう。ユニバーサル駅伝のようなイベントは、そのちょっとしたやり方を教えてくれるいいきっかけになると思います」。
 小学生のときから大田区ジュニアリーダークラブに参加し、子ども達と何かを一緒にやる楽しさ、支えあう楽しさを感じてきた今田さん。現在、大田区教育委員会の社会教育指導員として、講座づくりに取り組んでいます。
5月から始まった「水先案内人養成講座・六郷用水に学ぶ」(全29回)は、六郷用水マスターになろうということではなく、六郷用水を通じて、地域に愛着をもつ人を増やしたいという思いが込められた企画です。
 あちこちからイベントの手伝いなどを頼まれることも多い今田さんですが、それでつながりが広がっていくのが楽しいと言います。地域のつながりを作り、誰もが住んで楽しいと思える大田区を目指して、これからもパワフルに動き続けます。
「大田北高齢者見守りネットワーク第14回イベント」開催 [2009年06月14日(日)]

 5月16日土曜日の午後2時、ダイシン百貨店3階山王倶楽部にて「大田北高齢者見守りネットワークをつくる会」主催の第13回イベント「地域つくりセミナー」が開催されました。

 2年目に入りました「見守りネット・・・」の第1回セミナーは大田区福祉部長の中山正昭さんをお迎えして、「住んでよかったと思える大田区に!」というテーマでお話がありました。
 中山部長は昭和53年東京都庁に入庁され、子ども関連部署と高齢者関連部著をご担当され、平成19年6月より大田区保健福祉部に赴任されました。
 大田区では昨年10月の区議会において大田区10ケ年基本計画として「おおた未来プラン10年」を議決し、「生涯を健やかに安心していきいきと暮らせるまち」をつくるため3つの基本目標が掲げられました。
@生涯を健やかに安心していきいきと暮らせるまち。
Aまちの魅力と産業が世界に向けて輝く都市(まち)。
B地域力と行政の連携がつくる人と地球に優しいまち。
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第2回おおたユニバーサル駅伝〜副実行委員長・佐藤悟さん [2009年05月29日(金)]

 5月16日〜18日、おおた文化の森にて「笑顔がいっぱい 第1回おおたユニバーサル駅伝写真展」が開かれました。
 写真を見ながら、「みんないい顔してるでしょ」と話すのは、第2回おおたユニバーサル駅伝副実行委員長の佐藤悟さん。「この笑顔に至るまでに、チーム内では相当コミュニケーションがあったはず。その機会が1日でもあることが重要だと思うし、みんな同じように社会で生きているのだから、違いを認め合って楽しく生きなきゃ」。
 佐藤さんは、昨年文化の森で開かれたイベントをきっかけにユニバーサル駅伝の企画を知り、第1回から副実行委員長として参加。企業の協賛集めや参加者の名簿作りなど、裏方に飛び回っています。
 2回目となる今回は、オリンピック・パラリンピックの誘致活動とも連動した大田区教育委員会との共催事業。チーム数も20から25に増やしたいのですが、移動手段のことや、ガイドヘルパーを頼まなければならないことを考えると参加したくてもできない人も多く、視覚障害と車椅子の参加者は思うように集まらないそうです。ただ、佐藤さんは、「障害者がイベントに参加するにはまだまだハードルが高い社会だが、そういうことも逆にこの機会にアピールしたい」と語ります。
(第1回ユニバーサル駅伝写真展)
 趣味では、1日1句の写真付き短歌をブログで毎日更新中。そのほか、池上長寿園の傾聴ボランティア、定年後の生き方を提案するシニアライフ研究会など活動は多彩です。
 趣味でやりたいことはまだまだ山ほどあるけれど、ユニバーサル駅伝のような活動に参加することで、社会の問題も考えていきたい、と言う佐藤さん。「前回は忙しすぎて大会自体を見られなかったから、今回は笑顔が生まれる現場を見て、自分も楽しみたいですね」と、はつらつと笑う姿が印象的でした。

 第2回おおたユニバーサル駅伝は、6月7日(日)、平和島公園にて、11時20分開始、12時10分スタート予定です。
安曇野より [2009年05月10日(日)]


ゴールデンウィークを利用して、農業体験に行ってきました。
長野県安曇野市の「ナカムラフルーツ農園」。
これまでに何人もの新規就農者を送り出し、現在従業員4人、研修生2人を抱える農業生産法人で、短期研修、WWOOFerなどいろいろな人を受け入れています。
オーナーの中村隆宣さんは、大学卒業後から様々な国の農場で住み込みで働き、世界の農業を学んできました。
現在ルーマニアにもりんご農園をもっています。
(りんごの花)
お話をきいてわかったこと・・・
@海外の農業を支えているのは、人件費が安い国の人。アメリカならメキシコ人、ヨーロッパなら東欧。もしくは、中国など全体として人件費が安い場合、日本は競争力として不利。
A日本の農産物の流通システムには、中間マージンが多すぎる。
B農業で会社をやるのは、月ごとの収入が保証されないという意味でとてもリスクが高い。だからどうしても家族経営になるが、それで耕せるのは4haが限度。しかもあまり利益は出ないが、皆「代々耕してきた土地だから」という思いでなんとか続けている。
中村さんは農家のそんな思いを無駄にしたくないと、「自分達の代わりに耕してくれないか」という農家から土地を借り、農園を大きくしてきました。現在10ha強。少量多品種栽培、減農薬、直売など収益を上げる様々な工夫をしていますが、生産性(りんご1kgあたりの収益)をもっと上げていかないと厳しいそうです。

都会の価値は「物より思い出」。でも今の生活、「物」からはなれた部分があまりに大きすぎはしないか。
農業体験に行ったのは、そんな考えがきっかけでした。
安曇野で作業をしていると、時折漂ってくる牛豚の臭い、聞こえてくるのは鳥のさえずりと時折通る車の音だけ、夜には四方の田んぼから牛蛙の大合唱。
「口に入るものを作る仕事って、素敵だと思って」という農園スタッフの言葉通り、ここにはきちんと「物」に根ざした生活があると実感しました。
その反面、とうもろこしの種まきと畑の草取りを1日やっただけで筋肉痛。週末農業やIターンなど、やはり考えるほど甘くはないなあとも思いました。

とりあえず、農家から直接農産物を買うことは自分にとっても農家の方にとっても良さそうです。
ということで、ナカムラフルーツ農園から、名古屋の人気ケーキ店「カフェタナカ」にも卸すりんごを直接買うことに興味がある方、又は、りんごの木オーナー制度に興味がある方は、ぜひご連絡を。
Posted by やるおた編集部 at 23:55 | 取材日記 | この記事のURL | コメント(0) | トラックバック(0)
子育て家族応援わいわいEXPO2009 [2009年05月06日(水)]

 6月14日(日)、キッズな大森とエセナおおたにて、子育て家族応援わいわいEXPO2009が開催されます。
 テーマは「子育てするなら大田区で」。今年はリラクゼーションなどのお楽しみに加え、@試食や販売など、「食」に関するブースが充実 A大田の産業にふれられる B子育てやワークライフバランスについての相談体制がある などが特徴で、幅広い分野から40を超える団体が出展予定です。
 実行委員長の菊池さんは、大田区大森山王在住です。地元ではじめた、小学校高学年(「ギャングエイジ」とよばれる年代)の子ども達に放課後の居場所をつくる「ギャングエイジ・シェアリング・キャンプ」の活動をきっかけに知った「わいわいEXPO」。「イベントを通じて、大田区の子育てをよりよくしたいと思う人が連携していける関係をつくりたい」と意欲を語ります。

(実行委員会の様子)

 実行委員には、子育て中のお母さんの他、ふぼれんや保育所、子育てに関する情報発信をしているNPOなど21団体が参加。4月18日の実行委員会には、「普段多くの人に支援してもらっているので、今度は自分達が何かのお役に立ちたい」と、発達障害児の親&サポーターの会から2人が実行委員に参加するなど、メンバーの顔ぶれは多彩です。
 また、区内の参加企業からは「お母さん達の視点を商品開発につなげたい」という声もあり、「イベントに来ることで、普段不便に思っていることなどを伝える機会になるのでは」と菊池さん。
 「子育てしたくなる大田区」の主役はお母さん達一人ひとりです。お楽しみあり、お役立ち情報あり、アピールチャンスありのわいわいEXPOへ、ぜひおいでください。

 実行委員会では、現在協賛企業・団体を大募集中。フルカラーのパンフレットに広告掲載可。「パンフレットを子育てに関するイエローページにしたい」とのこと。お問い合わせはwaiwaiexpo@yahoo.co.jpへ。

開催概要は以下のとおり。
とき:2009年6月14日(日)10:00〜16:00
ところ:エセナおおた キッズな大森
参加費:無料
詳細はこちらへ(http://www.kodomokosodate.net/)
Posted by やるおた編集部 at 14:39 | イベント情報 | この記事のURL | コメント(0) | トラックバック(0)
「大田北高齢者見守りネットワーク第13回イベント」開催 [2009年05月06日(水)]

 「大田北高齢者見守りネットワークをつくる会」の活動が2年目を迎え、この4月から、毎月2か所で高齢者向けのイベントが開催される事となり、4月16日(木)には新企画「みまーもレストラン」が、有料老人ホームNRE大森弥生ハイツ(大森西)にて午前10時半より開催されました。
 ダイシン百貨店では講師の話を聞くセミナー形式ですが、新企画は「体験講座と食事を楽しむ会」で、記念すべき第1回は「資生堂美容セミナー」と「春、お花見バイキング料理」という豪華な内容でした。約30名の参加者の方々は時の経過とともに美しく変身、心が晴れやかになり、楽しい食事の時間を迎え弥生ハイツの栄養士さんが腕によりをかけた料理を満喫し、楽しい時間を過しておられました。
(弥生ハイツでの「お花見バイキング料理)

 来月は5月14日(木)「リラックス法」と「寿司職人による、お好みにぎり寿司」の予定です。
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働きやすい社会にチェンジ!第2弾 「お役立ち!精神障がい者のための就労セミナー実践編」開催 [2009年04月11日(土)]

 3月8日日曜日の午後2時から大田区立消費者生活センター2階において、精神障がい者のための就労支援シンポジウム第2回が開催されました。精神障がい者が就労する時の面談や履歴書作成に役立つポイントについて戸部太貴さん(潟qューメント・障がい者雇用支援事業部長)のお話を聴いてきました。
(戸部太貴さん)

 会場には現在すでに就職されている障がい者の方、就職活動中の方、転職を考えている方、様々な方十数名と、施設の経営者の方を含めた22名の参加者がお見えになり、開会直後から活発な質疑応答の形で会が進行していきました。以下、主な質疑応答についてまとめました。

@質問(以下・Q)求人情報が最も多く得られる所はどこですか。
答え(以下・A)ハローワークが一番です。街で見かける情報誌にもたくさん載っていますが健常者に特化しています。ただし毎年9月は「障がい者月間」で多少情報は多く載ります。

AQ.採用面接の際、障がい履歴をオープンにした方が良いですか。
A.病歴はあまり詳しく公表しない方が得策です。聞かれたら「今は落ち着いています。」と答えて下さい。面接者は医者ではないので、詳しく話しても理解できません。

BQ.病名をクローズ(障がいであることを告知しない)で入社してしまった場合、病院に通院の為の休みが取得しにくいのではないでしょうか。
A.土日に通院できるよう工夫して下さい。病院に行く時は病名は言わないで行きます。実際に、そのようにして通院している方が何人もいます。

CQ.履歴書に転職記事が多いと不利になりませんか。
A.特に上場している大企業は転職歴にこだわりますが、あまり気にしない企業が多いのも現実です。転職暦の多かった事は変えられません。変えられない事を前提に対応しましょう。ハローワークで転職が多くても採用してくれる会社を教えてもらいましょう。
     
DQ.オープン(障がいであることを告知する)で応募の場合「うつ」とか「統合失調症」と履歴書に書くべきでしょうか。
A.病名はあまり公示しないほうが得策です。

 時間が足りないほどの質問の嵐でした。障害を持つ皆さんが安定した職場に就き、充実した生活を送りたいという熱い思いが伝わってきました。

「戸部太貴さんからのワンポイントアドバイス」
面接に行く前に、しっかりと確認しておくこと。
@自分は何を求めているのか。(収入・働く時間・生きがい など)
A自分の状態を整理して、他人に説明できるようにしておく。
B病歴を公開する(オープン)か、非公開(クローズ)にするか、はっきりと意思決定をしておく。
C働ける時間、時間帯、日数(週何日)、環境への要望などを明確にしておく。(特に大手企業希望の場合は週20時間以上勤務が必要)

 何とか仕事を始めよう、何とか自分がより力を発揮できる職にチャレンジしよう、という参加者の強い情熱が支援者の方々にも伝わった2時間でした。(久保田)

「大田北高齢者見守りネットワーク第12回イベント」開催 [2009年04月05日(日)]

 3月21日土曜日の午後2時、ダイシン百貨店3階山王倶楽部にて「大田北高齢者見守りネットワークをつくる会」主催の第12回イベント「地域つくりセミナー」が開催されました。今年は桜の開花宣言が一週間も早く、外も明るく足取りも軽くなる午後になりました。「見守りネットワーク」のイベントは昨年4月から始まりました。いくつもの業態の方々の協力で12回目を迎え、いよいよ来月からは2年目に入ることとなりました。

 今回は「大田区民でよかった街つくり!」というテーマで大田北地域行政センター高齢者支援係係長の新田一茂さんのお話でした。
 高齢化対策が叫ばれるなか、皆さんの暮らす大田区は「いくつになっても、介護が必要になっても、安心して住み続けられるまち」なのでしょうか。
高齢化によってどんな問題がおきているの?
区の高齢者のための構想は?
快適に暮らすために利用できるものはあるの?
などなど、高齢者の不安に思っていることの解決に役立つ数々のアドバイスがありました。
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女性の視点で災害対策を エセナおおた [2009年04月01日(水)]

 3月24日、大田区立男女平等推進センター・エセナおおた(大森北)にて、「女性の視点をいかして『災害に強いまち』をつくる!!」と題した防災セミナーが開催されました。
 主催したエセナおおたでは、阪神淡路大震災などの経験から災害後に起きる女性への被害に対する備えが重要だとして、女性の視点をいかした防災計画を作ろうと昨年より検討を始めました。
 災害支援ボランティアとして経験豊富な福田信章さん(NPO東京災害ボランティアネットワーク事務局長)の講義の後、グループワークを行いました。

(日ごろから地域防災に取り組む福田さん)
 福田さんは、救急車は大災害時に来ない、即時に行政が対応できることには限界があり、生死を分けたのは近隣住民が救助しあえたかどうかだったと先の震災を事例に強調しました。「今、住居の半径500m以内で安否を気遣ってくれる人がいると思う人は手を上げて」と参加者に尋ねると半分以下しか上がらず、「では、半径500m以内に安否を確認しようと思う人がいる人は?」と尋ねると半数以上が上がりました。
 これは、災害時に必要なのは生存するために自分の身を守ることですが、災害直後に体が動く人は可能な限り救出に力を貸すことが必要で、そのためには近所に誰が住んでいて、誰に手助けが必要なのかを認識しておく必要があることを認識してもらうための問いでした。大災害時には、発生直後15分以内に救助することで被害を最小限にできるといいます。
 また、被災後の問題は“すでにある社会問題”がむき出しになる傾向があると指摘しました。社会的な活動者(ボランティアやNPO)は課題ごとのつながりはあるが地域のなかにつながりを持っていないため、課題と地域をつなぐことが防災活動の第一歩だと提起しました。そのために、各活動者が「できること」に気づき、取り組んだ例として、「防災のまち歩き」「防災マップ作り」など自分たちで情報を出し合って共有するとりくみが紹介されました。

(熱心に聞き入る参加者のみなさん)

 後半は3つのグループに分かれて、
・今、私たちにできること
・今、私たちにできないこと
・これだけはしなくてはならないこと
を出し合い、グループごとに上がった意見を発表しました。
 最後に、近所の人と顔見知りになる、「171」災害伝言ダイヤルを試す(毎月1日)など、私たちにできることからはじめてみようとの挨拶で終了しました。
 参加者からは、「避難所は不便な空間であることに変わりはなく可能ならば家で過ごすのが一番」という指摘に”目からうろこ”の発見があった」「自分たちの活動拠点が災害時に役立つ方法はないのか考えるきっかけになった」「地域の情報を得るにはどういう方法がよいのか疑問がわいた」などの感想があがり、防災への備えに対する重要性をあらためて認識する機会となったようです。

(区の防災課が取り組みを説明)
 約30人の参加者の中には自治会のメンバーや災害支援ボランティアなど地域防災活動に参加している人もいました。
 大切なことだと感じていながらも、日ごろから防災に心がける機会は限られています。いざというときのためにどんな状況がありうるのか、何が求められ、何ができるのかを時々は見つめて、備えておくことでお互いに命や暮らしの危機から身を守ることはできるのだと実感しました。

エセナおおたでは8月までに同センターとしての防災機能について試案をまとめ、発表する予定。男女平等推進センターなどにおける防災機能は全国でもまだ例がないとして、実現に向けて取り組んでいる。
*区では地域防災計画があり、防災安心手帳を作るなど、防災に関する取り組みが行われている。
区民生活防災課(http://www.city.ota.tokyo.jp/naruhodo/soshiki/gyoumu/bousai/index.html
子どもたちが手話で絵本の読み聞かせ バリアフリー絵本展 [2009年03月26日(木)]

 3月14日、池上会館にて開催された「世界のバリアフリー絵本展」で、玉田さとみさん(NPO法人バイリンガル・バイカルチュラルろう教育センター(略称、BBED)ディレクター)、京谷幸子さん(同センター総合学習プログラム講師)による講演、「“ろう”って何?〜日本手話にふれよう!」がありました。

(玉田さとみさん)

 玉田さんは、聴者に文化があるのと同じように、ろう者にはろう文化があること、ろう文化とは日本手話を母国語とする文化であることを紹介。日本手話は日本語とはまったく文法が異なる自然言語で、手の動きは表現の3分の1にすぎず、表情や上半身全体を使って表現するそうです。一方「手話ニュース」などで見られる手話は「手指日本語」といわれるもので、日本語に手の動きを付けた造語とのことでした。

(BBEDで開発した手話DVD)

 学校法人明晴学園では、日本手話を第一言語、日本語を第二言語とする教育を日本で初めて行っています。BBEDで開発した、絵本を見ながら手話の読み聞かせを見られるDVD「のっと君と絵本を楽しもう」や、ろうの子どもが手話を見ながら日本語を学ぶための「ハルミブック」が紹介されました。
 今まで、ろう学校では聴こえる子どもが使うのと同じ教科書を使っていましたが、例えば国語の教科書に「ザーッという音」という表現が出てきたとしても、ろうの子どもにはわからず、お話の表現になじめないところがありました。「ハルミブック」はろうの子どもの日常を描いているため、これを通じて、子ども達は日常起こるトラブルへの対処法や、聴者の文化を学ぶことができるそうです。

(京谷幸子さん)

 京谷さんは、ろう者は拍手をするとき手をひらひらさせること、朝起きるときはバイブレーター式の目覚まし時計を使うことなど、聴者とは違う日常を例を挙げて紹介しました。生まれつき耳が聞こえないながら特別不便を感じることはなく、「大変ですね」などと言われるのはかえって不思議に感じると話していました。
 講演に続いて、明晴学園小学部低学年の子ども達3人が、手話による絵本の読み聞かせを披露してくれました。

(五十嵐君による「11ぴきのねこ」)

特に「11ぴきのねこ」を披露した3年生の五十嵐君は、絵本のページめくりと上半身全体を使った表現で、たくさんの拍手を集めました。会場からは、ろう文化において拍手にあたる、手をひらひらさせる動作が自然と沸き起こっていました。

BBED・・・日本手話と日本語(バイリンガル)、ろう文化と聴文化(バイカルチュラル)による教育を行う学校法人明晴学園を、2008年4月に開校。ろう児が明るくありのままに成長できる社会を目指す。
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