インドネシアの海洋安全保障
[2007年01月11日(Thu)]
海賊日誌
1月14日から海洋研究財団が主催する日本・インドネシア海洋安全保障ダイアログが始まる。
多島国であり、海洋国家を自負する両国の共通懸案事項である海洋安全保障を海事有識者同士が直接対話をする場である。インドネシア側からは元国軍参謀長クラスが参加する。
日本側は、秋山海洋政策財団会長、白石政策大学院大学副学長、山本元海上幕僚長、縄野元海上保安庁長官などが参加する。私も海賊問題の専門家として発表を予定している。
インドネシア側の代表の一人にスマルヨノ海軍中将がいる。スマルヨノ氏は、インドネシアで新設された海上治安調整機構(BAKORKAMLA)の初代事務総長である。インドネシアでは海洋安全保障を担当するセクションが海軍、海洋警察、運輸省海運総局警備救難局などにまたがっている。この機関相互の調整を行うのが海上治安調整機構の役割であり、ユドヨノ大統領の肝いりで作られた。将来は、コーストガードの役割を担うことになる。スマルヨノ氏は、穏健派の軍人であり、今後、日本とインドネシアの海上安全保障における協力において重要な役割を果たすことになる。
1月14日から海洋研究財団が主催する日本・インドネシア海洋安全保障ダイアログが始まる。
多島国であり、海洋国家を自負する両国の共通懸案事項である海洋安全保障を海事有識者同士が直接対話をする場である。インドネシア側からは元国軍参謀長クラスが参加する。
日本側は、秋山海洋政策財団会長、白石政策大学院大学副学長、山本元海上幕僚長、縄野元海上保安庁長官などが参加する。私も海賊問題の専門家として発表を予定している。
インドネシア側の代表の一人にスマルヨノ海軍中将がいる。スマルヨノ氏は、インドネシアで新設された海上治安調整機構(BAKORKAMLA)の初代事務総長である。インドネシアでは海洋安全保障を担当するセクションが海軍、海洋警察、運輸省海運総局警備救難局などにまたがっている。この機関相互の調整を行うのが海上治安調整機構の役割であり、ユドヨノ大統領の肝いりで作られた。将来は、コーストガードの役割を担うことになる。スマルヨノ氏は、穏健派の軍人であり、今後、日本とインドネシアの海上安全保障における協力において重要な役割を果たすことになる。
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