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阿部恭子
阿部恭子のすべらない話 (09/04)
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ねこまつり [2011年07月15日(Fri)]
マニアに大人気のねこまつりが今年は復興支援をテーマに開催されます猫



ワールドオープンハートも会員さんから提供していただいた手作り作品を中心としたバザーを行ないます。

是非遊びに来てくださいね音符



サバイバーズギルト〜被災者のための人権相談B [2011年06月03日(Fri)]
  先月まで「被災者専用人権相談ホットライン(日本財団ROADPROJECT)」に寄せられた

相談について、6月1日、当団体特別顧問の若島准教授にスーパーヴィジョンを受けてきまし

た。

  最近、目立つ相談は、宮城県内で被災地支援に従事している「支援者側」の悩みです。

  震災後まもなくは、誰もが食料を求めて長蛇の列に並んだり、避難所に非難したり、とに

かく先が見えない不安を抱えて寄り添いながら生活していました。

  しかし、時間が経過し、ライフラインの復旧から元通りの生活が戻った人もいれば、すべて

を失い先が全く見えない状況の人々もいます。

  被災地における「格差」は、人間関係にも亀裂をもたらしている部分があるようです。

  先生は、「サバイバーズギルト」という言葉を使われました。

  飛行機事故など、大きな事故や災害により、生き残った人々が、罪悪感により自分を責

める心理状況です。

  また、現場では、震災以前から続いてきた問題が震災により浮き彫りになっている側面も

あり、各種手続きの遅れや義援金配分に関する平等の問題についても複雑化しているよう

です。窓口を担当している人などは、「なんとかしてあげたいけど自分の力ではどうにもなら

ない」といった無力感に苛まれ苦しんでいる人も大勢います。

 しかし、「できないこと」に目を向けるのではなく「できること」を創り出していかなくてはな

らないと思います。

 否定から幸福は生まれません。

 大災害の前では誰もが無力です。

 どんな小さなことでも、できることできたことを見つけて行きましょう。

 業務を継続できていること、それだけで十分世の中の役に立っていて、素晴らしいことだと

思います。

 

  

  

  

 
フェアトレード東北田植え [2011年05月23日(Mon)]
 5月21日。

 石巻にて、田植えに参加してきました力こぶ

 フェアトレード東北主催のイベントです朝日

 自立支援の一環なのですが、

 スタッフやマスコミ関係者などいろんな人々が毎年参加していますクローバー

 今年は震災の影響で開催が危ぶまれましたが、

 無事終了できたことに感謝拍手

 次の稲刈りが楽しみですおにぎり 

 被災地支援で休む間もなく働いている布施代表をはじめ、フェアトレード石巻スタッフの皆様本当にお疲れ様でしたカエル

 皆様、引き続き、フェアトレード東北へのご協力お願い致します笑顔

 http://ameblo.jp/fairtrade-t/

5月21日、22日「オープンハートタイム」 [2011年05月16日(Mon)]
 震災のため延期となっていた犯罪加害者家族のための集い(オープンハートタイム)を21日、22日に開催致します。

 参加ご希望の方は、下記の内容についてご了承いただいたうえで、事務局までご連絡ください。

 022−398−7129
 090−5831−0810

 オープンハートタイム(犯罪加害者家族の集い)

1.日時
 
本人(加害者)との関係性によってグループが分かれます。
 「親の会」(子が事件を起こした場合) 
偶数月の第3土曜日 14:00〜17:00
*子の年齢は問いません。
 「家族会」(配偶者や兄弟姉妹が事件を起こした場合) 
奇数月の第3日曜日 14:00〜17:00
* 婚約者・恋人でも参加いただけます。
会場は、参加者にのみお知らせいたします。

2.オープンハートタイムとは
 
 同じような体験を持つ人同士が集まり、お互いの気持ちを話すという「ピア・カウンセリング」です。
 あまりに苦しくて、友達に相談したら全く理解してもらえず、余計に孤独感が増した、「頑張ってね」という安易な励ましに傷ついてしまった・・・など誰しも経験したことがあるのではないでしょうか。
 集いに参加することによって、これまで誰にも話せなかったことや、心の奥底に閉まっていた感情を吐露することで、気持ちが楽になったり、孤独感が和らいだりする効果があるといわれています。
 また、他の参加者の体験を聞くことにより、自分の体験をもう一度見つめ直し、新たな「気づき」を得ることもあります

3.参加にあたって
 皆さんが安心して話ができる雰囲気を作るために、参加にあたっていくつかの約束事があります。会は、進行役であるファシリテーターによって開始され、最初に以下のようなルールの説明を受けます。

・ ここで話されたことは、外には絶対漏らさないで下さい。
・ トーキングスティックを持っている人のみが話をします。
・ 順番が回ってきたとき「パス」をすることができます。話したくなければ聞くだけでも結構です。
・事件の詳細や本名を語る必要はありません。
・他の参加者の発言に対してのコメントは控えてください。
・ 否定しない、批判しない、比較しない を心がけましょう。
* わかちあい以外の場所での、参加者同士のトラブルにつきましては当会では責任を負いかねます。参加者間での個人情報の開示につきましては慎重にお願い致します。

4.参加方法
 022−398−7129までご連絡ください。
 一度スタッフが簡単にお話を伺います。
 当日参加はお断りしております。

5.参加費
 無料でご参加いただけます。
泥棒の疑いをかけられて・・・ [2011年05月15日(Sun)]
【相談】 ホステスをしているA子さん。

 数ヶ月前にお店のお金がなくなるという事件があったようで、その犯人がA子さんだという噂を流されているという。

 ホステス仲間の間から噂が流れ、店長からもあたかも犯人であるかのような質問を何度かされて、仕事を続けにくくなっているという。

 A子さんは、在日韓国人で父親は服役していた過去があった。

 自分が在日韓国人であることや父親に前科があることは、親友だと思っていたホステス仲間ひとりだけに打ち明けていた。

 その秘密がいつのまにか店中に知れ渡っているようで、お金がなくなったことと結びつけて陰で悪口を言われているという。

 給料を下げられたとか、お客さんのいる前で公然と家族の前科を暴露されるというような目に見える嫌がらせはない。


 A子さんは、いつかは自分のお店を持つことが夢で、ずっとこの店にいたいわけではないが、いまお店をやめたらお金を盗んだことを認めてしまうようで辞めたくないという。

 しかし、ストレスはピークとなり、精神科で鬱と診断された。「死んで身の潔白を証明しようか・・・」と力なくつぶやくA子さん。

 遺書を書くから、自分が死んだらそれを店長に届けてほしいという。
 
 
【回答】
 私は、まず、A子さんが家族や民族をとても誇りに思っていること、辛い状況でも遅刻や早退をせずきちんと仕事をしていることを素晴らしいと伝えた。

 そして、小さい店にこだわらず、他の店で楽しく仕事をすることを考えてみてはどうかと提案したが、このまま黙って辞めることだけはしたくないとかなり意固地になっている。
 
 私は店の場所を確認すると、数人の友人にA子さんのお店に行ってみてほしいと頼んだ。

 幸いお願いを聞いてくれた友人は悪くない店だということで、できる限りの人に紹介。

一時的に指名が増えたA子さん。

 店の売り上げに貢献したということで、店長に感謝され店の待遇は変わったという。

 しかし、いつまで続くものでもないし、店長から感謝の言葉をもらったことでだいぶ気が晴れたという。

 その後しばらくしてお店は辞め、現在は違う仕事をしているという。

 お店に行った友人の話によると、A子さんは、とても真面目で几帳面な雰囲気で他の仕事のほうが向いているような女性だったという。
 
 阿部さんより若いのにとてもしっかりしているといわれてしまった・・・落ち込み
被災者の人権相談よりA [2011年05月13日(Fri)]
 WOHでは、今月から被災者のための人権相談を開始いたしました。

 避難所などでのハラスメント、また被災地から非難した子どもへのいじめ、風評被害などに対応していきたいと思います。

 http://worldopenheart.com/news110506.html

 寄せられた相談の中から、相談者に同意をいただいた事例についてブログなどで紹介し、被災地支援を行なう人々などで問題を共有したいと思っております。

 

 【相談者】宮城県在住 Kさん 女性
 
 この3月に仙台に来て一人暮らしを始めたばかりで震災に遭いました。
 
 数日避難所に通っていたのですが、このとき知り合った男性Aさんがとても親切にしてくれて知り合いもいなくて不安だったのでつい頼ってしまいました。

 最近、Aさんから交際を求められていますが正直、恋愛感情はありません。

 しかし、最近、Aさんの言うことにいい返事をしないと急にとても不機嫌になることが多く、きっぱり断るのが怖いのです。

 いただいた物資の分くらいは、お礼をしようとしたのですが突然不機嫌になり受け取ってはくれませんでした。

 とても知り合いの多い人のようで、私は彼を敵に回すのが怖くて、食事に付き合ったりしています。

 他にできた友達も皆、彼の友達なので、独りになるのもこわいです。

  どうしたらよいでしょうか。

 

【お返事】
  
 新しい場所で震災に遭われたということで、大変ご苦労されたことと思います。

 ただでさえ独りで知らない土地で生活するだけでも不安ですから、誰かに頼ってしまうことは仕方のないことだと私は思います。

 この震災で助け合うのはごく当たり前のことで、お世話になったからといってなんでもいいなりになる必要は全くありません。

 Kさんはまだ仙台に来たばかりで友人も少ないとは思いますが、今後交友関係は徐々に増えていくでしょう。

 知り合いも少なく、余震が続き不安定な中で、いまのAさんを中心とする交友関係から離れるということは、とても勇気のいることだとは思います。

 しかし、これからずっとKさんの顔色を伺いながら行動をともにしていくのは相当自分に無理を強いる結果になるのではないでしょうか。

 Kさんのお住まいの近くや職場の近くに、Kさんと同世代の友人がいます。

 彼らをいつでも紹介しますし、嫌がらせなど受けるようなことがあればWOHメンバーが全力で支援しますのでご安心ください。

 ボランティア活動でも友達の輪が広がるので、休日など参加してみるのもいいと思います(ご要望があれば紹介いたします)。


 どうか無理はせずに、これから始まる仙台での生活を楽しんで下さいね!

                                              阿部恭子
加害者の子どもへのいじめを止める [2011年05月13日(Fri)]
WOH流解決

  ある日、知人のA先生からWOH事務局に電話がありました。

  A先生の親友Bさんが知人とトラブルとなり事件を起こしてしまったそうです。

  事件は近所で発生したことから、Bさんの息子さんC君の通う中学校でも噂が広まり、C君は「加害者の子ども」ということでいじめを受けているそうです。

 Bさん夫婦は担任の先生に何とかしてほしいとお願いしたそうなのですが、全く相手にしてもらえず、逆に事件を起こしたことを厳しく咎められたそうです。

 結局、C君は学校にも塾にも行かなくなり自宅にひきこもっているそうです。
 
 

 ・A先生「なんとかならないかな?Bさん夫婦は喧嘩ばかり。奥さんは事件を起こしたBさんを責めるし、Bさんは担任の先生の対応に憤っていて、私に一緒に学校に掛け合っていじめを解決させてほしいといっているんだ。」
 

 ・阿部恭「Bさんが起こした事件はすでに解決しているのですね?」
 
 ・A先生「世間が騒ぐほど当事者同士はもめていなくて、もうとっくに解決してるんだよ。」
 
 ・阿部恭「C君が元の生活に戻れれば、いい方向に向かいそうですね。」
 
 ・A先生「C君の中学校はうちの息子Dと同じ中学校で、C君の担任の先生も知ってるんだよ。うちの息子Dはいま生徒会長で・・・(息子D君の自慢話が続く・・・)」
 
 ・阿部恭「D君は先生に似て背が高くてかっこいいから、女の子にもてるでしょうね。」
 
 ・A先生「まあね。でも、どっちかっていうと後輩の男の子に慕われていて、部活のかえりにうちに友達が大勢来てるよ。面倒見がいいやつだから。」
 
 ・この会話の中で、D君はC君が学校に行くきっかけを作ることができるかもしれないと思った。
 
 ・阿部恭「D君に、朝、C君の家まで行ってしばらく一緒に学校に行ってもらうことは可能ですか?」
 
 ・A先生「もちろん。」
 
 ・阿部恭「休み時間もC君の様子を見に来てくれるとありがたいのですが。」
 
 ・A先生「なるほど。やってみる。」
 
 A先生に頼まれたD君は、C君に電話をして翌日迎えに行き、一緒に登校拍手

 C君も先輩の誘いを断るのも気まずかったのか付き合うという感じで学校に行くようになり、クラスメートとの関係も修復できつつある様子。

 C君が学校を休んでいる間に、いじめのきっかけとなった事件の話題性もなくなっており、C君が不登校となってしまったことでいじめっ子も反省した様子。

 Bさん夫婦もお子さんが元に戻ったことから、喧嘩も少なくなった。
 
 問題解決ということで、A先生から電話があり、「うちの息子はすごい!」とまた自慢話が始まった・・・。

 一応、アイディア出したの私なんですけど・・・落ち込み

ブリーフセラピー〜太陽の法則〜 [2011年05月10日(Tue)]
 WOHがご指導いただいている若島孔文先生が講演で使用したレジュメより、ブリーフセラピーについて紹介いたします。

 1.ブリーフセラピーとは
  
 戦略、システム理論、コミュニケーション理論に基づく家族療法であり、近年では解決志向アプローチが主流。MRI(ブリーフセラピー発祥の研究所)では7回の面接で72%が改善を経験、BFTC(解決志向アプローチを生み出した研究所)では6回の面接で72%が改善を経験。6回、12回、それ以上の面接を受けた肩の予後に違いがないことをフィッシャーは実証的に示している。つまり、10回くらいまでの面接が鍵である。

 2.援助というのは難しいことではない

 問題が複雑であっても援助というのは複雑ではない。逆にどんなに複雑に援助者が考え、複雑な理論を持ち込んでも、それは援助者の自己満足に過ぎない。援助とは、対象者が元気になること以外にない。それは治療場面や面接場面だけではない、そしてこころだけの問題ではない。
 


 3.太陽の法則

 太陽はすべての人を照らす

 光あるところに光をあてる

 ・現実は多面的である。

 ・肯定的な側面を見つけ出す。

  例外探し。リフレーミング(ものの見方を少し変えてみる)
 
 ・それをフィードバックする。

 4.人が変化するとは

 ・自律的でありたい、有能でありたい、他者と関わりたい(デシの自己決定論)

というこころの基本的ニーズに沿っていること。

 ・問題の修正、欠如を補う、という考え方ではなく、それが米粒のように小さくても良い側面やうまくいっている側面を増加することで変化を起こすこと。> 
若島先生の講演から〜被災地支援の課題〜 [2011年05月10日(Tue)]
おはようございます。

 本日は、6時から青葉倫理法人会で特別顧問の若島孔文先生の講演がありました。

 若島先生は家族療法を専門とする臨床心理学者で大学で臨床心理士を育成する教育を行なう傍ら、臨床心理士としてさまざまな領域で活動されております。

 現在は、宮城県臨床心理士会の事務局長をされており、また全国的には海上保安庁第三区特殊救援隊ストレス対策を行なっていることから、今回の震災では大変ご活躍されています。

 その若島先生から、被災地支援について、重要なご指摘がありました。

 忘れがちな役所の人々のケアです。

 窓口となっている役所には、日々クレームも含めてさまざまな問題が寄せられており、職員は対応に相当疲れています。

 WOHにも、行政職員が被災者から感情をぶつけられてショックだった・・・、無力感でいたたまれない・・・といった相談がありました。

 肉体的にも精神的にも限界にきている人々が多いと思います。

 一番問題なのは、一生懸命対応しても役所の場合、「出来て当たり前、できなかったら給料泥棒」といわれてしまうところです。

 マスコミも、公務員を叩くことが一番「無難」ですよね。(これを正義とは勘違いしないでほしい)。

 若島先生は、被災地を巡っている間、取材に来た記者に「頑張っている役所の人々をほめてほしい」と伝えたそうですが、毎日新聞以外書いてはくれなかったそうです。

 以前も、若島先生はマスコミはネガティブな情報を流しすぎることを指摘しておりました。

 例えば、「電車が40分も止まった」

 と伝えるのではなく、

 「40分で動いた!」

 と伝えればよいのに、と。

 実際、今回の震災でも海外からは復旧の速さを賞賛する声がたくさん寄せられていましたが、国内ではそういう報道はなかったように思います。

 やはり「出来て当たり前、できなかったら失格」

 みたいな空気があります。

 これでは、現場にいる人が復興しようというパワーが沸いてきませんよね。 

 皆、すでに限界を超えて頑張っているわけですから、せめてその思いをきちんと受け止めてあげることが健全な復興へ向かうための近道だと感じました。
ホームページリニューアル [2011年05月09日(Mon)]
 WOHのホームページがリニューアルしました拍手

 http://www.worldopenheart.com/