WOHでは、今月から被災者のための人権相談を開始いたしました。
避難所などでのハラスメント、また被災地から非難した子どもへのいじめ、風評被害などに対応していきたいと思います。
http://worldopenheart.com/news110506.html
寄せられた相談の中から、相談者に同意をいただいた事例についてブログなどで紹介し、被災地支援を行なう人々などで問題を共有したいと思っております。
【相談者】宮城県在住 Kさん 女性
この3月に仙台に来て一人暮らしを始めたばかりで震災に遭いました。
数日避難所に通っていたのですが、このとき知り合った男性Aさんがとても親切にしてくれて知り合いもいなくて不安だったのでつい頼ってしまいました。
最近、Aさんから交際を求められていますが正直、恋愛感情はありません。
しかし、最近、Aさんの言うことにいい返事をしないと急にとても不機嫌になることが多く、きっぱり断るのが怖いのです。
いただいた物資の分くらいは、お礼をしようとしたのですが突然不機嫌になり受け取ってはくれませんでした。
とても知り合いの多い人のようで、私は彼を敵に回すのが怖くて、食事に付き合ったりしています。
他にできた友達も皆、彼の友達なので、独りになるのもこわいです。
どうしたらよいでしょうか。
【お返事】
新しい場所で震災に遭われたということで、大変ご苦労されたことと思います。
ただでさえ独りで知らない土地で生活するだけでも不安ですから、誰かに頼ってしまうことは仕方のないことだと私は思います。
この震災で助け合うのはごく当たり前のことで、お世話になったからといってなんでもいいなりになる必要は全くありません。
Kさんはまだ仙台に来たばかりで友人も少ないとは思いますが、今後交友関係は徐々に増えていくでしょう。
知り合いも少なく、余震が続き不安定な中で、いまのAさんを中心とする交友関係から離れるということは、とても勇気のいることだとは思います。
しかし、これからずっとKさんの顔色を伺いながら行動をともにしていくのは相当自分に無理を強いる結果になるのではないでしょうか。
Kさんのお住まいの近くや職場の近くに、Kさんと同世代の友人がいます。
彼らをいつでも紹介しますし、嫌がらせなど受けるようなことがあればWOHメンバーが全力で支援しますのでご安心ください。
ボランティア活動でも友達の輪が広がるので、休日など参加してみるのもいいと思います(ご要望があれば紹介いたします)。
どうか無理はせずに、これから始まる仙台での生活を楽しんで下さいね!
阿部恭子