新百合ヶ丘にて、NECワーキングマザーサロンを初開催しました。
こんにちは。
東京・神奈川夜チームの喜多村です。
新百合ヶ丘にて、サロンを開催しました。
私は今回の開催場所近くのエリアに住んでいますが、普段、地域の母たちと自分の「仕事」それ自体について、話す機会がありません。
「自分の帰宅が遅く、子供の寝かしつけが遅くなってしまう」
「自分が仕事している間の、子どもの安全な居場所を、どのように確保するのか?」
「パートナーの仕事が忙しく、子どもに関わる時間がない」
など、「仕事」をすることによって受けている「子育ての悩みや影響」についての話に終始するのです。
まるで、「仕事」が厄介なもの。「仕事」がなければ、すべて解決するのだけど、仕事があるから…のような「仕事」の扱いなのです。
本当にそう思っているのか、仕事を楽しんでいないのか?
仕事は何のためにしているのか?
生活のためや子供のために仕方なく仕事をつづけているのか?
そんな想いを持ちながら、同じ地域の母たちの話を聞いていました。
私が最近このプロジェクトを通して出会った母たちは、たくさん悩み、情報収集をし、試行錯誤し、みんなと意見を交わしながら、自分らしい「仕事の形」「子育ての形」「パートナーとの形」を模索し、行動し、またみんなと情報交換をしながら、しなやかに生きている母たちでした。
そんな風にいきいきと生きている、母たちがいる。
だからこそ、この新百合ヶ丘エリアの母たちと、どうやったら「はたらく」「仕事」「パートナーシップ」「人生」が充実していくのかを話したいと思いました。
一人で考えるのではなく、みんなの知恵を集結して。
そんな場が、今の新百合ヶ丘にはないし、必要なのではないか。
今回のサロンはまさにそのようなきっかけとなるような場になりました。
実際に開催したサロンでは、
「産前と比べて、自分が思い描いていた形と違う生活になりそう」
という漠然とした不安と、「みんなはどうしているのだろう?」という疑問の声。
「仕事はあきらめている」
「自分には両立できないのではないか?」
「できないかもしれないから、できる範囲から始める」
という声の一方で、
「できなかったから、もう一度始めたい」
「もっとキャリアを長いスパンで考えほうがいい」
「いつまでも私は準備中。いつ準備中は終わるのか?」
「いつでも脳内会議中」
などという
「(仕事を)あきらめたくない」という声が聞こえてきました。
実際、私自身、「あきらめて」いました。
お迎えも、時短勤務も、病児ケアも、私の役割。これも「はたらく」である。
第三者への「はたらく」の役割が思い通りにいかないのは「仕方がない」。
家族の方が大切だから。
私の力は勤務50%、育児・家族50%・・・だけど、「仕方がない」
「仕方がない」とあきらめたことで、「不安」が大きくなり、私が「幸せ」であることがなくなりました。
きっと、今後もいろいろな案件が重なり、突発的なことは起こります。
思い通りにいかないことは、子どもが成長したからといってなくなっていくことはないでしょう。
でも、自分が「幸せ」であることをあきらめたくないし、自分以外の母たちにもあきらないでほしいと思っています。
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(文責:喜多村佳美)