2013年09月20日
【開催報告・番外編】ワーキングマザーサロン@岐阜〜サロンで気づけた新たな「私」〜★WMS東海
こんにちは。
ワーキングマザーサロン東海地区サポーターの坂野恵美子(さかのえみこ)です。
日に日に秋の気配が漂うようになった今日この頃、皆さまいかがお過ごしでしょうか?
さて、先日9月7日に今年度最初で最後となる岐阜でワーキングマザーサロンが開催されました
(その時の様子は、こちら→「 【開催報告】9/7東海・岐阜サロンが開催されました! 」)
今年の岐阜サロンは6月から準備を始め、非公式サポーターの皆様にも多大なる御協力をしていただきました
今回、岐阜サロンにも2名の非公式サポーターが参加者として入っていただき、ご自分の思いを言葉で綴り、語っていただきました。
そんなお二人から、今回ワーキングマザーサロンに参加して思ったこと、感じたこと、現在の自分の気持ちをお寄せくださいました
そして「公式ブログに掲載していただき、自分達の思いがワーキングマザーサロンの魅力として多くの方に伝わると嬉しい」ということで、ブログ掲載も了承してくださいました
早速ですが、この場をかりて掲載させていただきたいと思います。
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ワーキングマザーサロンに参加をしてみて、一番印象的だったのは
職業も出産のタイミングも年齢もバラバラな参加者の皆さんのお話が
どれも必ずひとつ以上は共感できるポイントがあったということ。
言葉にすると当たり前のように感じますが
「悩んでいるのは自分だけじゃないんだな」ということを体感できた
ことが自分にとってなによりも大きな一歩です。
余裕がなくイライラしている自分に対して
「両立してるから、自分の時間がないんだから仕方ない」
と半ばあきらめていた日々でしたが、サロンで自分と向き合い、
対話することで、その現状から脱出するヒントを得ることができました。
働き方や生き方に対する考えだって途中で変わっていい。
無理に自分を決めつけないで柔軟に選択をしていく勇気をもらった。
そんな一日になりました。
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ワーキングマザーは、ロッククライマーなり。
足場をかけるところを探し、少しずつ登るのです。
でも、少なくとも私の場合、登ると決めたのですから、(ただ切実にお金のためだけでなく)ロッククライミングを楽しめばいい。それが今の私の答え。
家族は足場であると同時に、仕事ともに人生を構成している山の一部でもあります。
足場が崩れたと感じたとき、山を登るのをやめるのではなく、ちゃんと足元をならして、山をいたわってから、少し緩やかな斜面を慌ただしくかけ登ってみたりする。
ときに、落石にあったり、何メートルも滑落したりする。
いつでも山を下りてもいい、という決断力と勇気と自由さも、ともにありたい。
(中略)
転職。家族の病気。夫とのけんか。
ひとつひとつはささいな日常で、すでに解決していると思っていたのに。
慌ただしく、ぎゅうぎゅうに押し入れにはいっていた、しわだらけの気持ちが、当日、自分のことを話そうとした瞬間に涙になって、結局まとまらないまま言葉があふれました。
そんなに、我慢していたつもりはなかったのに。
知り合いも多かったので、そんな自分が出てきたことに恥ずかしくてびっくり。
会場では「『今』に無理があるのならば、目標や幸せの形は都度変わってもいい」と、いう意見が出ました。
でもでも、やっぱり、仕事が好きなんだな。
いま、背中にこどもやら老いた家族やらを背負っているのに、その山の上にある景色がみたくて、登り始めてしまうんです。
いま、面白いように、チャンスがチャンスを連れてきてくれる時期で、足はもう、とっても重いけれど、でもあきらめきれない。
(中略)
で、ロッククライミングです。
いつの間にか、足場が小さくもろくても、少しだけ筋力がついて、登れている自分に気づいたんです。
家族の病気などを楽しむわけにはいきませんが、ほんと、何事も経験は無駄にはならない。自分を責めるより、これも山の一部だと思おう。家族の幸せも、仕事の自己実現も、両方のいいバランスをどっちも多めに天秤に…と、あきらめきれないけど、そんな自分を責めるより褒めてやろう。
いまだまとまらない思考ですが、ときどき、こうして「ひとりワーキングマザーサロン」を脳内開催していこうと思います。
今回のワーキングマザーサロンでは、自分がかつて通ってきた「産休からの、復帰したいという思い」にも触れ、あらためて自分が仕事をできていることの幸せにも気づけました。
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私もお二人の感想を何度も読み返しました。
働いていると、日々時間との戦いで、その時に何か壁にぶつかっても、そこから脱出するヒントが、見えなくなってしまっている。
いやもしかすると、壁にぶつかったけど、その時気づかず、後から気づいた…ということも、あるかもしれません。
それを自分ひとりで解決すれば乗り越えられるのか?
私だけが大変な思いをしているのか?
自分に与えられた道って1つなの?
その気持ちをサロンという場で語り、聞くことで、今まで気づかなかった自分の思いや考えと向き合えられるんですね。
お二人の思いを読みながら、私も改めて気づかされました。
自分が現在もがいているという事実と向き合えた…これも新たな気づき。
私って夫や家族にあたっていたけど、じゃ、夫や家族の気持ちって考えた事あったかな? …これも新たな気づき。
自分の働き方・生き方って1つだけじゃないかも…これだって新たな気づきなんですよね。
ワーキングマザーサロンは年齢や生活環境が違う10人の参加者かもしれませんが、十人十色の思いがあるけど、どこかで共有できる所もあるから、きっと新たな「私」の気づきに出会えるのかもしれません。
そんな素敵な思いを寄せてくださった二人に心から感謝申し上げたいと思います。
ありがとうございました
東海地方のワーキングマザーサロン。今後は愛知県・三重県で開催予定となっております。
各日程などは文末の開催スケジュールをご覧くださいませ。
11月まで東海チーム頑張って参りますので、是非ご参加をお待ちしております
【文責:坂野恵美子】
☆ワーキングマザーサロン東海(愛知県・岐阜県・三重県)☆
第1回:6/23(日)名古屋<開催報告です>
第2回:6/27(木)瀬戸<開催報告です>
第3回:6/29(土)大府<開催報告です>
第4回:7/8(月)名古屋<開催報告です>
第5回:7/15(月・祝)瀬戸<開催報告です>
第6回:7/21(日)大府<開催報告です>
第7回:8/8(木)津<開催報告です>
第8回:8/12(月)瀬戸<開催報告です>
第9回:8/24(土) 名古屋<開催報告です>
第10回:9/7(土 )岐阜<開催報告です>
第11回:9/12(木) 瀬戸<開催されました ・開催報告近日アップ予定>
第12回::9/28(土) 名古屋<受付中・9月19日現在残席1>詳細はこちら
第13回:10/9(水) 大府<受付中>詳細はこちら
第14回:10/13(日) 豊田<受付中>詳細はこちら
第15回:10/19(土) 名古屋<9/23受付開始>詳細はこちら
第16回:10/27(日) 四日市<9/24受付開始>詳細はこちら
◆参加費:500円
(資料として『ワーキングマザーの教科書』をお渡しします)
◆参加対象
「母となってはたらく」ことについて、考え、語りたい、
女性の方ならどなたでも!ご参加いただけます。
育児休業中の方、専業主婦の方、ワーキングマザー、学生さん、
結婚・妊娠・出産の経験がない方でも、どなたでも大歓迎です!