こんにちは。
静岡県富士市在住の産後セルフケアインストラクターの伊藤加奈子です。
先月28日(土)に行われた、NECワーキングマザーサロン@富士に参加させていただきました!
普段は東京でご活躍なさっているファシリテーターの八田 吏(つかさ)さんが、
ご実家の伊豆で臨時に復職するということで、
その機会に富士でのサロン開催をご提案くださり、
「ぜひぜひぜひっ!!!!」とお願いして実施に至りました。
『産後のボディケア&フィットネス富士教室』にご参加くださった方々のほか、
地域の子育て支援活動でサロンのチラシを配ったり、メールでお知らせしたところ、
あっというまに定員20名に達し、
子育てをしながら「はたらく」ということへの関心の高さを感じました。
当日は、わたしも参加者としてサロンを堪能させていただきました!
最初の自己紹介では、
「今日、どんなことを話したくて来たのか、一言メッセージを」
ということでしたが、
それぞれみなさん、いろんな思いを持っていて、中には、
「自分が話したいというよりも、みなさんのお話を聞いて考えを深めていきたいと思って参加した」
という方もいらっしゃいました。
ここで発言することで、私自身、サロンに主体的に参加する気持ちがぐんとUPしました。
自分のことを語ったり、相手の話を聞く二人組のワークの後、
全体で想いを分かち合っていったのですが、
みなさん、ほんとにそれぞれいろんな不安や悩みを抱えているんですよね。
子どもが病気になったらどうしよう・・・
今までのように残業できないけど、他の人にめいわくかけちゃうかも;;;
ほんとはもっと仕事をしたいけど、「どうせあてにならないでしょ」って言われ否定ができない・・・
こういう不安や悩みだけでなく、
「はたらく」ことや
それをひっくるめた人生について、語り合える「場」ってあんまりない!
なんとなく友だち同士で話せる人たちもいるかもしれないけど、
限られた時間の中でそのことを真剣に考えたり、話したり、聞いたり
っていうのは「場」がないとあんまりできないんじゃないかな。
それから、不安や悩みがあると、
「いい方法を教えてください」と受身の姿勢になっちゃうってこともあるかもしれないけれど、
このサロンは、先生や講師に何かを教えてもらうものではなく、
自分自身が考える、そして話すっていうことをして、
同じような立場の人たち同士でそれを共有するっていうのがいいんだと思います。
ファシリテーターも同じワーキングマザーですし。
そして、こういう風に語り合うことで、
自分の経験や抱えている問題が、他の方の参考になったり、
他の方の経験を聞いたことが、自分の考えを深めるきっかけになったりする。
“自分が仕事を持つことで、子どもに申し訳ないという気持ちがある”
っていう話があったので、
私も、「はたらく母」の娘として育った自分自身の経験をお話ししました。
生後4カ月から保育園に行っていた私ですが、
母が朝早くから夜遅くまで仕事をしていたからといって、さみしい思いをしたわけではなく、
むしろ保育園の先生や親戚のおば、祖父母に面倒を見てもらった楽しい思い出があるし、
仕事で忙しい中、短いけれど毎日自分との時間をとってくれた母に感謝しているっていうこと。
子どもに申し訳ないと思ったり、職場の人から気を遣われるかもと思ったりするのは、
もしかしたら自分が勝手に思っていることかもしれない。
だからコミュニケーションをとることって大事だなって思います。
もちろん、このサロンの時間内に全員の不安や悩みが解決できるわけはないけれど、
ここで考えたり、話したり、聞いたりすることで、
はたらくことに対する考えが深まったり、不安が軽くなったり、
このあと考え続けるときに何かヒントになるはず。
みんな、それぞれの環境でがんばってるな☆と私もパワーをもらいました。
そして、サロンがきっかけとなり、その後も「はたらく」ことについて考えたり、
夫と話し合ったりしてます。
さて、盛り上がったNECワーキングマザーサロン@富士は、
来年1月23日にまた開催していただけることになりました。
八田さん、よろしくお願いいたします!
次回は定員を10名としたので、よりじっくりお話しできると思います☆
わたしもまた参加させていただきますね!
<文責 伊藤加奈子>