ファシリテーターその後の"はたらく" 〜第3回 神谷直美さん(沖縄) [2012年03月23日(Fri)]
|
こんにちは、NECワーキングマザーサロンメールレター編集部の卜部眞規子です。
『NECワーキングマザーサロン』にご参加いただいた方、 サポーター、ファシリテーターの皆さんにお送りしているメールレターでお届けしている 『ファシリテーターその後の“はたらく”』。 お蔭さまで好評をいただいている本コーナー、第3回目を飾ってくださるのは 沖縄で活動していた神谷直美さん(通称:なおぽん)です。 これまでサロンが開催されていなかった沖縄で、どうしても開きたい!と 強い思いを持ってファシリテーターに応募されたなおぽん。 その活動中に改めて自分を見つめ直したことで、 “はたらく”や自分自身にも大きな変化があったようです。 そんななおぽんの変化のきっかけとは?その軌跡を追いかけます。 ========================== −改めまして、半年間ファシリテーターとしての活動、本当にお疲れさまでした。 沖縄のNECワーキングマザーサロンは、昨年が初開催だったんですよね。 なおぽんがファシリテーターに応募されたきっかけを教えてください! 去年、沖縄で開催された『母となってはたらくについて語る会』のイベントに参加して、 その場の雰囲気に感激したんです。基本はマドレボニータの産後クラスでやっている ワークなのだけれど、“母となってはたらく”というテーマについて自分とじっくり向き合う きっかけになりました。また、同じテーマについて語り合うことで、自分だけでなく 他の参加者も同じなんだなという空気感が安心できたし、刺激にもなりました。 そして、そのイベントでいただいた『産後白書2』という冊子を読んで、 サロンやファシリテーターの存在を知りました。 自分自身に向き合う事を継続したいという気持ちがむくむく湧いてきて、 場を作ること、つまりファシリテーターになろうと思ったんです。 ちょうど、自分自身の病気だったり震災の直後だったりで、自分に何か できることはないかと思っている時でもあったので、挑戦しようと。 −昨年のエントリー期間に、ちょうど東日本大震災が起きたのですよね。 あまりの状況に、日本中がうつむきがちになっていたときでしたが、そんなときこそ 自分ができることをしたい!と、なおぽんのように決意してファシリテーターに応募 した人も多かったと思います。 なおぽん自身も、ご病気などで心身ともに大変だったろうとお察しします。 そんな中、ここで尻込みせずに挑戦しようという姿勢には、頭が下がります。 実際にファシリテーターをやってみていかがでしたか? ご自身にとって良かったことを教えてください。 やはり、同じテーマをいろんな方と共有できたことですね。 さまざまな視点を持って、子育てや働くことについて自分自身が 考えることができました。 実は人前で自分を表現することがとっても苦手だったのですが、 それもできるようになって。でもまだまだですが! そして何より、サポーターとともに活動できたことは財産です。 最初はお互い遠慮しているような感じだったけど、 最近は本音をぶつけられるようになったと思います。 自分自身が変わってきた部分もあるのかな?と。 −サロンを一緒につくっていく仲間と、さらに強い絆が生まれたんですね! なおぽんご自身の変化というのも大きいですね。 自分自身については、自分をもっと開示することが必要だなって 思うようになりました。普段こんなに自己開示することってないし、 周りにもそういう人ってあまりいなかったから…。 でも自己開示すると楽だったり、自分のことがもっと見えたり面白いです。 でもそれによってつらいことに直面することもあるし、 こんなこと言っていいのかしらと逆に悩みも増えたりもしました。 ただ、そうすることで今後の自分の目標もわかってきたんです。 −自己開示が必要だと思ったきっかけは? サロンの中で10秒自己紹介ってありますよね。その時に、いつも自分の紹介もしよう!!と 思って挑むんですけど、なかなかタイミングや言葉かけがつかめずにいたんです。 それがサロンの終盤で、もう今日は何が何でも、タイミングが悪くても、言うぞと決めて 自分も10秒自己紹介に参加したら、なんかサロンの輪への入り方がぐっと近いというか そんな感じがあったのがきっかけです。 −なるほど…!短い10秒自己紹介が、実はすごく大切な鍵を握っていたんですね。 では他に、ご家族との関係や、仕事に対する考え方などに変化はありましたか? 家族との関係については、意固地にならないように気をつけるようになりました。 この活動に参加していなかったら、パートナーシップのことを考えることはなかったし、 夫婦の関係は壊れていたんじゃないかと思います…。 −夫婦のコミュニケーションの大切さに気づいた、ということでしょうか。 そうですね。どちらかというと、話し合いを避けていたので、 感情的に爆発してしまうことが多かったんですが。 話を聞くことの大切さにも気づきました。 仕事については、もっと自分を大切にして働こうと思うようになりました。 どんな環境で働きたいのかを大事にして、今の自分の仕事や働き方について考えた結果、 転職という道を選んだんです。 −ファシリテーターの期間に、ご自身の転機を迎えられた方が実に多かったですが、 なおぽんもそのお一人ですよね。転職を決められた際には、どんな点を重要視されたのでしょう? 会社のモットーが自分に合うか、自分が合わせられるかということとか、 人間関係の風通しの良さが自分にとって重要だと思いました。 −逆に言うと前職はその点で、自身が納得いっていなかったということでしょうか。 現在の職場に移られてからはいかがですか? 雇われているとどうしてもその会社の考えに沿わないといけないですからね。 転職した先の会社も以前と同業ですが、社員の人数が少ないし、 みんな知り合いなので、役職は違えど横1列な関係で、風通しはとてもいいです。 まだまだ、始まったばっかりですが、楽しくやってます。 −今が楽しいと思えること、本当になによりですね! こうしてもがきつつも、“はたらく”とファシリテーターの活動を両立してきた なおぽんですが、期間中大変だったことはありますか? そうですね、やはり時間のやりくりが大変でした。 パートだけど仕事をしつつ、そのほかに何かをするっていうのは実際本当に大変でした。 子どもの体調管理も、サロンの日に熱出たらどうしよう!と気が焦ることも 結構ありましたね。 −うーん、よくわかります!!なおぽんはその点をどう乗り越えていかれたのでしょう? 同期のファシリテーターの中には、朝活といって、朝みんなが起きる前に自分の時間を持つ という人が結構いて。これいいな!と思って活用しました。 ファシリテーターをしていなかったら、朝活する習慣なんてできなかったと思います。 それから、最近記憶力が低下してきて(笑)、朝に今日の予定とかを整理しておくのって すごく有効だなって思ってます。今後も続けたいですね。 今年はちょっと勉強したいこともあるので、そういう活動の時間をとるにも生かせるかなと。 −おお〜!朝活、すごく有意義ですよね。ご自身のたゆまぬ挑戦も素晴らしい! その他にも、乗り越える力になったものはありますか? やはりサポーターチームの仲間力ですね。 初めのうちは遠慮もあったり、なかなか会う時間もなかったんですが、 常にサロンで深いテーマを話しているせいか、会ううちに本当に話がつきなく なってきて、楽しくて頑張ろうと思えました。 そして家族の支えも大きかったです。子どもの保育のことだったり、 応援してくれたりするのはすごく有り難かったですね。 また、全国のファシリテーターの仲間がいることも支えになりました。 サロンを作るという同じテーマで活動している人がいること、サポーターも含め、 そのことが自分自身の背中を押してくれるというところもありました。 −本当にそうですね!このように環境面も精神面もサポートしてくれる 仲間の存在が、どれだけ大きなものかを改めて実感しますね。 最後にひとこと、先ほど『今後の目標』というお話が出てきました。 よろしければ是非、それをお聞かせください! 今後は、超難関のケアマネージャーの資格の受験をしたいと思っています。 ケアマネは、担当した人の人生を左右するような大変な仕事です。 でも、サロンを通して何かを作っていくことの楽しさをとても実感して、 現場よりもさらにケアマネというその人の人生のコーディネートしていく部分に かかわりたいなと思ってます。 −おおお!素晴らしい!!ファシリテーターの経験をへて、ますます 高い目標へと駆け上がっているのですね。 ケアマネージャーへの道のり、全力で応援しています!! 今日は本当にありがとうございました!! ========================== 今回、インタビューに答えてくれた神谷直美さん(沖縄)の これまでのサロンの活動は、以下のアドレスからご覧になれます☆ http://blog.canpan.info/wms/category_38/1 これは!と思ったことは躊躇せずに挑戦し、その都度、周囲や自分自身にも 変化を起こしてきたなおぽん。あらゆる試練を言い訳にせず、常に前向きに ひたむきに取り組むその姿には、本当に力をもらいます! 新しい目標に向かって邁進するなおぽんは、これからもこの底力を発揮して どんどん進化していくこと間違いないでしょう!! (文責:NECワーキングマザーサロンメールレター編集部/卜部眞規子) |











