CANPAN ブログ検索
Loading
  • もっと見る

2012年11月08日

10月サロンのご報告

こんにちは!
岩手サポーターの高橋佳奈です。

10/15(月)、岩手県釜石市にてサロンが開催されました。
まずは、そのご報告が遅くなりましたことを、心よりお詫び申し上げます。



ここ最近の岩手はぐぐーっと気温が下がり、最低気温が1°のこともありました。
ついこの間の暑さが嘘のよう。

南部富士 岩手山にも雪が積もりました。
冬ももう、すぐそこだなぁ。
こたつに入ってあったか〜い鍋が食べたいですね。



さて、岩手5回目のサロンは東日本大震災の被災地でもある釜石市での開催。
今回は3名の方がご参加してくださいました。

ワークでは皆さん緊張している様子でしたが、全員が顔見知りということもあり、お互いに気遣い合いながら、一生懸命話し、耳を傾ける姿が印象的でした。

私個人としては・・・

前回のサロンで絵が思うように書けない、どうにもこうにもモヤモヤしている状態。
今ある自分にも未来にも目を向けられずに、とにかく必死だったんだと思います。

それが、今回はスラスラ、スラスラ、と描くことができ、心も何となく晴れやかでした。

渦中にいると見えないことも、過ぎ去ってみると驚くほどクリアに見えるから不思議。
こうして自分の位置を確認する作業ってとても大切なのだなと改めて感じました。

進んでいないようで、進んでいる。
この経験とサロンが確実に私の力になっています。

そして、全体シェアリング。
今回は、前回、前々回の盛岡サロンで話題にあがった【夢とエゴ】について、ファシリテーター綾さんの投げかけから始まりました。

「独身時代は自分のやりたいことを「夢」って言えるのに、どうして家庭を持つと「エゴ」に変わっちゃうんだろう?」

大きく頷く一同。
ここからどんどん深まっていきます。

【わたしとパートナーシップ】の話題では、パートナーを思いやる気持ちと理解してもらえたら・・・という気持ちの狭間で揺れるような、そんな葛藤が見え隠れしました。

私自身も仕事をする上で、パートナーの理解や支えが必要だと感じています。
今回は高橋家のパートナーシップ事情をカミングアウト。
自分のありのままを語りました。

「どうせ○○だろう」という固定観念、そして正直面倒くさい自分もいて語り合うことを避けていた私。
小さなことの積み重ねが大きな歪をつくる。
わかっていてもなかなかなぁ・・・

でも、「どうしてモヤモヤが晴れたのかな?」って綾さんから投げかけられて、そのとき上手く答えられなかったのですが、一番は「諦めなかった」からだなって感じました。
こうして欲しいという気持ちはゼロにし、私が変わろうという心持ちでした。

「私は何を大切にするか?」、震災で亡くなった家族から学んだ教訓。
迷ったとき必ず頭に浮かびます。

答えが決まっているなら後は行動するだけ・・・それが本当に難しく、時に辛いんだけんども・・・汗

そして、話題は【わたしにとっての仕事とは?】に。
やはりこちらでも自分の想いと、家族への想い、現実との葛藤・・・

社会に貢献したい、収入を得ることが仕事ではないのでは、という想い。
でも、その一方で子どものためには・・・という母としての想いなど。

「家庭を持つと自分がしたいこと一つ一つの決断にも(例えば髪を切るのも!)、一人称で決められなくなるのはどうしてだろうね」とファシリテーター。

そして、「お金」「離婚」「同居」とリアルな話題へ。
土台である部分がとても大切で、その部分がしっかりしているからこそ前に進める。
でも、震災によって傷つけられてしまったその土台。

被災地だからこそ起こる問題であり、自分の力ではどうにもできないこと、そして前に進みたいという皆さんの想い。
「自分がどうありたいか」、理想と現実とのギャップ・・・

全体シェアリングも終盤になり、最後に、3回目サロンでご一緒した参加者さんの「バランスが崩れたら、そのときに修正すればいいんじゃないかな」という言葉が頭に浮かび、皆さんとシェアさせていただきました。

そして綾さんからいただいたお言葉。
「気づかないと向き合えない」
「踏み出す一歩の大切さ」

今回のサロンでの気づき。
私にとっては踏み出す大きな一歩となりました。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

岩手県出身の宮沢賢治。
「雨ニモマケズ」が関東大震災の後につくられたというのは、東日本大震災をきっかけに多くの方に知られました。

その宮沢賢治の作品の一つ、「銀河鉄道の夜」。
(こちらも震災後につくられた作品なのだそう)

主人公ジョバンニが、友人カムパネルラと共に「本当の幸い」を探す旅に出るというお話なのですが、子どもの頃に見たきりでチンプンカンプンだった私。
大人になって読み返しやっとわかってきた気がします・・・^^;

「ジョバンニがポケットに持っていたのは、どこにでも行けるみどり色の切符。誰しもがポケットの中に銀河鉄道の切符を持っている」

「“本当の幸い”とは、探し求めるその過程こそがそのものなのだ」

自分の今のあり方が明日へ、そして10年後、20年後へ。
一期一会の時間、出逢い、そして今あることに感謝。


s-写真.jpg

(文責:高橋 佳奈)
この記事へのコメント
コメントを書く