みなさん、こんにちは。
港区ファシリテーターの石平ちひろです。
1月ももう下旬ですね。
サロンの集大成として3月に行われるワーキングマザーサミットも近づいてまいりました。
そこで、このあたりでファシリテーターとしての活動を総括していきたいと思います。
(こちらの公式ブログでは、これから2期ファシリテーターがリレー式でサロンを振り返ります)
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4月にエントリーから研修を経て、
6月から11月にサロンを開催した昨年がどんな年だったかというと
多くのご縁や、新しい発見のあった一年だったなと思っています。
ご縁で言うと、
各地のファシリテーターの仲間、
港区&八王子のサポーターさん、
私の開催したサロンの参加者の方、
マドレのスタッフの方たち、NECの担当の方、
本当に素敵な方たちにお会いすることができました。
サロンのファシリテーターをさせていただいたことで、
自分の住む港区で子育て中の人・港区での子育てを応援している人
とお会いする機会もありました。
どのくらいの方たちと初めてお会いしたのかな?と数えてみたところ、
100人前後
ファシリテーターをやらずに2010年を過ごしていたら、
間違いなく小心者の私にこんなに新しい出会いはなかったことでしょう(笑)
色々な立場のハハたちの話を聞いたこと、
またボランティアというはたらきかたを経験して、新しい発見も得られました。
まず、サロンを開催しながら、専業主婦の方、現役ワーキングマザー、育児休職中の方、
それぞれの方々の子育てや働くことへのおもいを聞かせてもらったことで勇気をもらい、
視野を広げる機会を持つことができました。
また、サロンの現場やファシリテーターのメーリングリストで、
先輩ハハたちも、子育てにもはたらくことにも色々な迷いや葛藤があって、
それを乗り越えて今にいたっているんだ!!
ということを確信しました。
本やネットを見ることでも、同じように人の体験談を聞くことはできますが、
「私は私なりの選択をすればいいんだ」
と思えたのは、実際にお会いしたことのある方からの発言だけでした。
何より、はたらくことに焦っているだけだった私が少し冷静になれました。
私が働きたいと思っていた理由を冷静に振り返ったときに、そこにあった気持ちは、
「社会との接点がないこと」
「仕事をしていないことへの後ろめたさ
=家族に何も還元できていないのではないかという焦り」でした。
こんな状態でうっかり再就職できていたら...と考えると恐ろしいです。
というのは、ファシリテーターを経験して、
働くにあたって自分にはスキルも経験も足りないことも痛感したからです。
何より、今の私に産前のような働き方はできないし、
そういうはたらきかたを自分が望んでいないこともわかりました。
ファシリテーターは有志での活動=ボランティアでした。
ボランティアという働き方は、報酬はないかもしれませんが、
お金では得られないものをたくさんもらいました。
自分の身近で、顔が見える範囲で活動できるのも良さだと思います。
ボランティアのような仕事をする機会は、
子どもが成長するにつれておそらく増えてくると思います(たとえばPTAとか)。
その役目に対してどうあるかは自分自身の心持ち次第だというのもわかりました。
そして、なるべくならそういうことに前向きな姿を子どもにも見せたい
と思っています。
今までの人生で継続的にボランティアをしたことがなく、貴重な気付きとなりました。
また、子どもが成長していくように、自分も色々学んで成長したい、
という欲も出てきたし、その欲を肯定的に捉えてあげたいなと今では思っています。
周りの友人に既婚者も子育て中の人もほとんどおらず、
港区に子育てのことで相談できるの人もなかなかできず、
何度も「実家の方で子育てしたい!!」と思って(夫にも訴えて!)きましたが、
ファシリテーターを経験して、地域に顔見知りもたくさんできたし
港区で子育てする良さも少しずつわかってきたので、
逃げるように引っ越さなくてよかったです。
長文お読みいただきありがとうございました。
今までサロンにお越しくださった方、ご都合がついたらサミットにもいらしてくださいね!
今年のサミットの内容、またサロンでのリアルな声を集めて現在作成中の『産後白書2』、
どちらもどんな内容になるのか、私もとても楽しみにしています。
公式ブログではリレー形式になっているので、次回はあの地域のファシリテーターが!
今年のサロンを振り返ってくれるそうです。
どんなお話が聞けるのか、私もとても楽しみです☆
(文責:石平ちひろ)
2011年01月26日
ファシリテーターの活動を振り返る 第一回 石平ちひろ@港区の場合
posted by WMSプロジェクト at 15:30| プロジェクトメンバーについて