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2016年12月11日

【開催報告】11/26(土)三軒茶屋サロン〜いとおしき選択の人生〜

こんにちは、世田谷・杉並チーム進行役の山口有里です。

6月から走り続けてきたNECワーキングマザーサロンも、ついに幕を閉じました。
世田谷・杉並チームとして開催したサロンは9回を数え、その全てが全く違った味わいを残して、彩り鮮やかに記憶に刻まれています。
のべ74名のご参加者をお迎えし、
サロンは、自分の人生に向き合おうとする人のためのプラットフォーム」という説明をしてきましたが、そこに集う人には皆、等身大の美しさがありました。
人は多様で、人生も多様で、思いも多様
一人一人の「日常」を見つめたとき、そこには人の数だけ真実のドラマがありました。
言葉に宿る、喜怒哀楽。その全てがいとおしく、輝いて見えました。

さて、11/26(土)に私が生まれ育った町・三軒茶屋で開催された、ラストサロンを振り返ってみたいと思います。

小さめの会場に11名のご参加者が集い、ギュッと密な輪をつくって、ワークが進行していきました。
Good&Newの自己紹介は30秒の合図が聞こえないほどに盛り上がり、話したい!という気持ちの高まりを感じました。
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そして、3分間じっくりと思いを語る、シェアリング
内面に向きあい言葉を紡いでゆくご参加者の表情は本当に美しくて、タイマーを片手に味わうこの時間の空気が、私は大好きでした。
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全体シェアリングは、仕事の話題からスタートしました。
復職後の働き方をどうしようかと悩んでいたけれど、やってみながら調整していけばいいんだ、と思えた。」というご参加者。
転ばぬ先の杖は要らない、最初の選択が将来全てを決めるわけでなはい、という長期的な視点は、心を軽くするな、と思いました。

続いて語られたのは、
育児をしていると未達感がすごくある思い通りに進まない、やりたいことができない。何もしていないような気になる。」
「でも、写真で子供の成長を振り返ったとき、自分は何もしなかった訳ではない、と気づいた。」
というエピソード。
無いものと、有るもの。どちらのフィルターを使うかで、世界は全く変わって見える。そんな気付きの一方で、コントロール可能な自分の時間への渇望を感じました。

「小さな会社なので、産後すぐに、少ない勤務日数で復帰する。」というご参加者からは、
一人目の産後は、それを”仕方ないこと”と捉えて不満も感じていたが、二人目の産後は、同じ形で復帰しているのに、”柔軟な働き方ができて、悪くない”と感じている。」という体験談の共有がありました。
同じ選択肢も「選び直す」ことができる、という発見。
視点を広げて選択肢の存在を知ることで、1択と思っていたものが2択にも3択にもなり、
その状態から主体的に選ぶことで、同じ選択にも、ポジティブなエネルギーが宿るのだと感じました。

他の人の話を聞きながら、いろんな方向に視点が動いて、感情の起伏が激しかった。」と語られたご参加者は、「久しぶりに笑った。」と笑顔を見せつつ、「もっと考えなくちゃと思った。」と発言されました。その背景を尋ねたところ、育休後は将来のキャリアプランなどを会社に伝えるべき、というセミナーでの教えが気になっていたご様子。
でも本心は、「今を楽しんで仕事をしたい。」ということのようでした。
仕事では、「目標」だけをクローズアップされがち。
でも本当は、「目標」というのは「ありたい姿」を実現するための1ツールでしかない。
人生においてはなおさら、「なりたい姿」よりも「ありたい姿」が原点になるはず…。
本音を語るときの晴れやかな表情を見ながら、そんなことを考えていました。

続いては、「会社にキャリアや働き方について相談できる人がいてほしい」という話から、
パートナーに相談相手の役割は期待しておらず、転職も事後報告。」という発言があったことで、会場には驚きの声。
お互いに自由であることが心地よい、というパートナーシップもあるんだなぁ、という発見を経て、
ここから話題はパートナーシップへと移っていきました。

別のご参加者から出てきたのは、
私はなんで夫の機嫌をとるために頑張ってるんだっけ?」という言葉。
「パートナーから言葉の暴力を振るわれることがある。」というご参加者は、パートナーの言動を「おかしい。ひどい。」と感じる自分の気持ちが妥当なのかどうかを確かめるように、体験をシェアしてくださりました。
その時感じたのは、パートナーを優しいと信じたい、ひどい人だと思いたくない、という切なる思いでした。
それでも、自分の中で起こる感情は、全て真実
お互い気持ちよく過ごせたらと思うし、そうしたいだけなのに、それが難しかったりする。
その悲しみに、否定は要らないと感じました。

同時に私は、パートナーの本当の気持ちを知りたい、と思いました。
それは私自身が、本当の望みとは裏腹の態度をとってしまう感覚を知っていたからかもしれません。
「どんな自分でも受け容れてほしい」
本当の望みは、そんな幼い、純粋な望みだったりするのに、まっさらな自分を出して、それを否定されてしまうのが怖いから、その不安をイライラで発散したりして…。
イヤイヤ期の子供が自分に重なって見えたなぁ…なんてことを思い出しながら、
もしかしたらパートナーにも押し込めた思いがあったりして…などと考えていました。

同じくパートナーとのコミュニケーションに悩むご参加者からは、
疲れすぎて、夫に対する感情はわからなくなってしまった。でも、子どものために、父親には居てほしい。だから、パートナーシップを諦めたくない。」というお話がありました。
それを受けて、別のご参加者からは、
私は夫と別れてすごく楽になった。結果として、子供の前で笑顔で過ごせるようになった。」
という経験談がシェアされました。

私は、ドキドキしていました。
パートナーと共に歩むために、苦しみをも力強く乗り越えようとする人。
パートナーと離れることを選び、凛としてその選択に胸を張る人。
パートナーシップに生じた違和感を、勇気を出して見つめようとする人。
パートナーとの違いを認め、自由なパートナーシップを築く人。
多様なパートナーシップのスタイルとステージに触れて、改めて、
パートナーシップに正解はない。ひたすら選択があるんだ。」
というのを感じていました。
アドバイスなど、できるはずがない、と思いました。

価値観の異なる一人と一人が、共に歩もうとするということ
すぐ隣に居ながら見ている世界が違うことに、驚いたり、戸惑ったり…。
対話に向かう勇気がでないとき、そこには、信じているものを否定されること、大切なものをないがしろにされることへの「怖さ」があるような気がしました。
自分にも相手にも、態度の裏には感情がある。そして感情の裏に息をひそめる、本当の望み。
その正体と、それらを満たす選択肢を探しながら、今日も小さな選択を重ねていく。
その一生懸命な営みに、評価なんて要らないなぁ…。
そんなことを考えたサロンでした。
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さて、今期の締めくくりは、NECワーキングマザーサミットです。
パートナーとの参加も大歓迎!
会場でお会いできたら嬉しいです。

最後に、サロンにご参加くださった皆様、サロンを支えてくださった皆様、
ここまでお読みくださった皆様、本当にありがとうございました!


第8回NECワーキングマザーサミット

◆日時◆
2017年1月28日(土)13:30〜16:30 (開場13:00)
◆会場◆
Impact Hub Tokyo イベントスペース
→東京都目黒区目黒2-11-3 印刷工場ビル1階
 https://goo.gl/maps/oLqS4tPzTwo
◆交通◆
JR・東急目黒駅 西口より徒歩10分
◆対象◆
どなたでもご参加いただけます
年齢・性別・職業・状況などに関わらず、「子育てしながら働くこと」に関心がある方。
生後90日以内(※2016年10月30日以降生まれ)のお子様は一緒にご参加いただけます。
◆参加費◆
500円
夫婦・カップル参加大歓迎!!
『産後白書2〜産後から考える働き方』をお渡しします。
※カップルでご参加の方には、『産後白書3〜産前産後のパートナーシップを語る』とのセットでお渡しします。
◆定員◆
70名
要予約/定員になり次第締め切り

サミットバナー.jpg

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問合せ:NECワーキングマザーサロン・プロジェクト
wmsalon.pj@gmail.com
主 催:NPO法人マドレボニータ
http://madrebonita.com/
協 賛:NEC
http://jpn.nec.com/community/ja/resources/mother.html
協 力:株式会社ここるく
http://www.kokoruku.com/

(文責:世田谷・杉並チーム 山口有里)