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2016年01月16日

【進行役を終えて】「サロンってなんだ?!」東京南・川崎チーム 藤居料実


こんにちは!
東京南・川崎チームの藤居料実です。
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2015年度、進行役を務めさせていただきました。進行役を終えて、感じていることをブログに書きます。サロンってなんだろう?と思っている方、来年度の参画を迷っている方などに読んでいただけたら嬉しいです。

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「サロンっていったいなんなんだろう??」

これが2014年6月、初めてサロンに参加したときの印象でした。
「自分を主語に語る」とは即ちどういうことなのか?ここで行われるコミュニケーションは今までであってきたものとはなにやら違うらしい・・・。それは戸惑いと緊張感をともなった、新しい扉との出会いでした。

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(2014年6月、第6期の城南チーム 初サロン 私にとっても初めてのサロンでした)

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あれから2年、
改めて振り返って思うのは、サロンとはサロンにいらしたご参加者の社会復帰を支援する社会貢献活動である一方で、参画している私たち自身が誰よりも「自分を主語に」語ることで、自分自身を見つけ出し、エンパワーメントされる場である、ということです。

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(2015年6月 研修を終えキックオフサロン時 実は不安と期待でいっぱいいっぱい)

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サロンで語られる悩みの多くは、社会や自分の意識から「求められるもの」に対しどう向き合っていくかという視点で始まることが多いです。

それを、ワークやシェアリングの中での問いかけを通して、
自分が無意識に設定している大丸1大丸1べき」をとっぱらい紐解いていくと、自分の中に「実はこう感じている」という感情や「本当はこうしたい」という希望があることを発見していきます。

母となった新しい日々の中で、置き去りになっていた「自分の感情」や「こうありたいという希望の形」を発見し、取り戻して、そして初めて、これからどうしていきたいのかフラットな状態で考えていくことが可能になります。

自分の中から湧き上がってきた「こうありたい」という気持ちは何よりもその人の行動を後押しします。

「ありたい自分」に向かうための第一歩、それが何かもわからない状態にいる人に、寄り添い一緒に見つめにいく時間、それがサロンで行う社会復帰支援の形なのだと感じています。

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(2015年8月 自由が丘サロン 当初伏し目がちで悔しさや怒りを押しこめようとしていたご参加者が最後に「やりたいことを伝えてみたい」と言ってくれた。その瞬間の輝きの尊さに心を動かされる)

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もう一つ、
私たち自身がエンパワーメントされている、というのはなぜか。

それは参画している私たち自身が誰よりも「自分を主語に」語り合っているからです。

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(2015年9月 メンバーのためのサロン 参画する私たちの母となってはたらくを語るサロンを開催 振り返りも真剣そのもの)


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サロンが終わると、プロジェクトメンバーは「振り返り」という時間を持ち、サロンでなにが起こっていたのかそれぞれの見立てを「自分を主語に」語り合います。

これは「ここが悪かったからこうすればよかった」という反省会ではなく、サロンで実際に起こったことに対し、「どんな背景があると思うのか、自分はどうアクションしたか、またはどうアクションしたかったのか」といったことを話していくものです。

そこででてくる言葉は自分自身の、もしくは他者の価値観が反映されたものです。「自分を主語に話す、聴く」という他者の価値観に触れる機会が増えていくうちに、自分の価値観が形を現していく、ということを私は体感しました。

時には「子どもの人生は誰のもの?」など、でてくる話題自体に心を揺さぶられ、葛藤したり、深い闇を発見することもありました。

そうやって自分を「発見」することを繰り返し「自分の軸」を練り上げていくことで、「他者の期待」や「大丸1大丸1︎べき」に無理に合わせようとしなくても自分を自分で承認できるようになっていきます。

自分にOKを出せて初めて、他者を承認できる、大事にすることができるのだということがわかった、その体感覚を得たことが、サロンの活動を通して起こった一番の変化でした。

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(2015年11月 ラストサロン@溝の口 周りの人への愛を伝えられる人でありたいと思った瞬間)

もし、ちょっとでも来年やろうかなと迷って方がいらしたら、まずは挑戦してみることをお勧めします。

目の前のことに本気で取り組もうと思ったら、カッコ悪くても、失敗してもしょうがない。
そう思えるだけのものに出会えたことに感謝します。

2015年度、見守り、支援してくださった方々、サロンに自己を見つめに来てくださった方々、そして一緒に走ってくださったプロジェクトメンバーの方々、本当にありがとうございました。

来年、私も大切な誰かの伴走ができることを楽しみにしています。

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(平日の仕事の合間の1時間 寸暇を惜しんで会うメンバー 志を同じくする仲間がいて、語り合える幸せ)

(文:第7期 東京南・川崎チーム進行役・藤居料実)