こんにちは。
練馬杉並北チームプロジェクトメンバーの竹下浩美です。
このチームでは最初で最後の杉並区での開催。
いつもあっという間に満席になってしまって「語る場」が求められていることを感じます。
「母となってはたらく」について関心がある方が集まる場に今回集まってくださったのは
専業主婦の方、専業主婦を経て新たにフリーでお仕事をされている方(私もここです)、
専業主婦を経て事務職をされている方、産前と変わらぬお仕事をされているけれど
働き方に迷っている方、職種を悩んでいる方、復帰そのものを悩んでいる方...
また、就労中の方もいらしたり、育休中の方も...実に様々です。
迷いの渦中にいるときには、周りの人は何の悩みもなさそうで羨ましいと思うことも...
でも、話していく中で、まず「皆悩んでいるんだな」ということが見えてくる。
ただそこで止まっていては変わらないので、自分の悩みの根本に向き合っていく。
それは、1人で見つめることであったり、人と話すことであたり...
皆に「新しいことやってもいいんじゃない」と言ってもらったことで、
表情がぱぁっと明るくなった方がいらっしゃいました。
「こうするべき」なんてことは、どこにもなくて様々な事柄を私たちは選んで生きている。
母となってもそれは変わることはないのに、どこかで選択の幅を狭めてしまうことがある。
様々な事柄のなかで、何に重きをおいて進んでいくのかは
刻一刻と変わっていくから、その都度「どうするべきなのか」と考えるのではなく
「どうしたいんだっけ」見つめていって、その大事な人たちとすり合わせていければいい。
配偶者がいる方は、大事な人というのが配偶者となるから
『パートナーシップ』についての話がこの日の大半を占めていました。
と言っても...もちろん「うちの夫は何もやってくれない」「話をしてもくれない」と
ただただ不満を述べる会ではありません。
「こうしたい」に近づくために、何をしていくのか。。。
パートナーと家の中のことを共有するための工夫もご参加者同士で沢山あげられました。
紙に書き出してやることを見える化していたり、どうしても手が回らないものは外注したり。
でも、ここで話したいのは手段ではなくて、何が自分の中で引っかかっていることで
その根本的な解決になるのかということ。
「収入バランスの少ないほうが家事をやる?」
「育休明けたら、家事の負担が一気に押し寄せる?」
なんとな〜く不安に思っていることって、
別に2人で話して決めたわけでもないのに何となく思っていたり
相手がどう思っているかということを全く知らなかったりもする。
そして、私は私で、色々やって欲しい!のではなく
ただ今の辛さを分かって欲しかったり、話してくれない寂しさを
分かってほしかっただけなのかもしれない。
人が突っ込んで聞いてくれるから自分の気持ちが見えてくる...そんなこともある。
パートナーである夫自身は全く変わっていない。
でも、子どもができたということで、「今まで」通りではうまくいかなくなって
新たな課題が浮上してくる出産後の夫婦関係。
でも、私たちは2人の人間関係を諦めたくないから、こんなにも熱く語っているんだなぁ。
パートナーシップを話そうと思ったけれど「仕事」をテーマに選んでいた...
という方がいらっしゃいました。ここが課題!と思っても自分自身の仕事のことをつい...
でも、テーマに選ばなくても、誰かがここで話題にすることで
他人毎ではなく自分毎として改めて考える。
誰かの話に耳を傾けることでも「自分はどうだっけ?」「どうしたいんだっけ?」と
考えられる。そんな場だなぁとつくづく感じました。
(文責:WMS練馬杉並北チーム プロジェクトメンバー 竹下浩美)
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2014年10月20日
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