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2014年09月10日

【開催報告:9/6(土)東神奈川にてサロンを開催しました!】 私の本当の"想い"は言葉にできてない…!?

こんにちは。横浜チームメンバーの めいちゃん こと 広瀬恵美 です。
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9月6日(土)、怪しい雲行きの天気のなか、東神奈川で開催されたサロンのご報告です。

今回のご参加者は4名(&赤ちゃん1名)に、メンバー2名(うち一人は千代田チーム!)の計6名とこじんまりした会になりましたが、むしろ参加者それぞれがワークやシェアリングを通じて自分を見つめ直し、そして語り合う時間をしっかり取ることができて、充実したサロンになった気がします。

まずは、さがみんのサロン全体説明や自己紹介からスタート。
「普段は会話でも子どもが主役になりがちですが、ここでは私たちが主役です」
「最近のサロンのキーワードは<ありのまま>。ありのままの自分として、ありのままのパートナーや周りの人とどういう関係を作っていきたいか?みんなで言葉にしていけたらな、と思います」
冒頭のこんな説明に、ふむふむ、と納得の参加者のみなさん。
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10秒自己紹介、Good & New、シェアリングのワークを通じて、知らない方同士でも、話の輪はどんどん盛り上がり、さがみんが「私だけすごい寂しい感じ!」とコメントするほど、会場が笑い声でいっぱいに!
そしていよいよ本題の全体シェアリングへ。

○対等なパートナーって?
「社会人としての経験が自分の方が長く、収入面からも大黒柱だった。産後、自分は育児しつつ仕事をしている一方で、パートナーが最近転職して成功しているのを見ると、応援したいと思いつつも嫉妬してしまう。でも、話をしながら気付いたのは、"どっちが上に立つか"と思うからライバル視してしまうけど、対等なパートナーとして、頼れるところはもっと頼ってもよいのかも、ということだった」
仕事を続ける上でのパートナーとの関係は、その時々で変化していきますよね。

○それは本当に「したい」こと?それとも「べき」と思ってる?
「結婚までは120%仕事の生活で、仕事=全てを投げだすもの、と考えてきた。仕事は責任を伴い、何かあれば駆けつける必要があるが、子育てをしていると仕事第一にできないと思う。仕事の責任と子どもをてんびんにかけると、前みたいに仕事はできない。じゃあどうできる?と悩んでいる。」
<さがみんからの、子育て優先したいというのは、「すべき」と思うから?という問いかけに>
私が(全部を)どうにかしなくちゃいけないんじゃないか、と思ってたかも。「べき」を前提に話をしていたかな…?」

さがみんは続けて「本当の“したい”ではなく、“べき”だから“したい”と言ってると苦しくなる。でも、本当に“したい”ことなら、きっと違う世界がみえると思う。全部を一人でやろうとするとしんどいよね。。。」と。
そうなんです、普段の思考回路のなかでは、実は「べき」と「したい」が混同しがちで、自分が本当にどうしたいのか深めることなく、ついつい流されがちですよね。
それはパートナーとの関係でも同じことで。。。

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○パートナーに『気持ち』を伝えている?
「子どもがケガをして救急車で運ばれた際に連絡がきて、自分が会社を休んで付き添った。気付くといつも自分が休んでいるが、夫が行ってもよいのでは?と思いが募り、『いつも私が行っているよね!!!』ときつい言い方をしつつも、(自分の想いを)伝えてやったぜ!と思ってしまった
<怒りや、いっぱいいっぱい感は伝わったかもしれないけど、本当に伝えたかったことは何だろう?というさがみんの問いかけに>
「確かに、本当は協力してやっていきたい(必ずしも休んでもらうことが目的ではない)と伝えたかったはずなのに、そこまでは伝わらなかったかも。。。」

これ、日常生活のなかでよくありますよね。こちらは言わなくても伝わるだろう、と思っていても、実は相手に全然伝わっていない。身近なパートナーとの間だからこそ、気持ちをしっかりと伝えることは大事なんですよね。

他の参加者の方からは、「伝える前に、どうしたいか分からないというのもある。働き方として、『小1の壁』など考えると職制を下げて、もっと融通して学校に行けるほうがよいか悩む」とのコメントもありました。その時々の状況に応じて考えて、伝えていくということでしょうか。

「夫とは同じ職場同士。妊娠中から夫は飲み会にも行き、仕事もバリバリしている。2人の子どもなのに。。。自分も前と同じように働きたいが、両立できるか不安なので、時短かフルタイムの復帰か、悩む。でも仕事をしたい、という気持ちはあるから、それをパートナーに伝えたい」
<どんな感情や思いを伝えたいのか、という問いかけに>
「思いを共有したい。結婚してから、ついつい具体的な指示になりがちで、伝わらないことがしばしばだったので、思いは伝えていなかったかも」

さがみんからの「思いを伝えるには、自分の感情やニーズが伝わる言葉を選ぶことが必要で、それは意識しないと(そういった言葉が使えているか)気付かないかもしれない。逆に、パートナーの話も、話す言葉だけとらないで、言葉の後ろにどんなニーズがあるのか感じながら対話すると面白い。ブレイクスルーのきっかけになるかも」というコメントに大きくうなずく一同。

最後に一人ずつ感想やコメントを話して終わりましたが、印象的だったのは「ムーミンの名言の一つに、自分と向き合うためには知らない人と関係をもつのが良い、とあったが、まさに今日のサロンで実感した」というお話。
そうなんです、2時間で何が変わるんだろう?と思うかもしれませんが、これってサロンに参加された方なら分かる感覚かも!

また別のご参加者から、「自分の軸を持つ大切さに気付いた。色々な人の意見を思い返して、自分を持つことの大切さを感じた」という感想には、シェアリングの中では全く「自分軸」という言葉は出ていなかったのに(当然大事なテーマではあるのですが)、ご自身で掴みとった感覚に基づいて言葉を紡がれたんだな、と感じました。
これからもご自身の想いを周りの人に伝えていかれるといいなあ、と応援したい気持ちになりました。
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実は私自身、来月に第二子の出産を控えているため、サロンのお手伝いができるのは今回が最後の予定で参加しました。

自分の今のもやもやは何だろう?と事前に考えていたのは、来春の復職に向けて、いかに仕事と子育て(保育園選び)をバランスしていくか、ということでした。(親にとって便利な保育園が子どもにとって良い環境か?とか、この保育園しか入れないなら復職は延期するか?とか。。。)

でも、シェアリングのなかで、色々な方の意見を伺いながら、自分の中で、すとん、と賦に落ちたのは、単なるバランスのとり方ではなく「そもそも自分は仕事を通じて何を実現したいのだろうか?自分にとって、家族にとって、社会にとって。この根っこの部分を考えないで、あたかも仕事を単なる“記号”としてしまっていたが、そこを見つめ直さないと復職してから自分がつらくなる」ということでした。我ながら自分の思いに目から鱗でした(笑)

これまで何度も参加していますが、そのたびごとに自分のなかに湧きあがる思いは異なり、今回のように自分の思いもよらないことが出てくることもしばしばです。それがこのサロンの魅力であり、リピーターの方も、そして周りの方に勧めてくださる方も多い理由なのかなあ、と思います。

9月に入って涼しくなり、これからは出かけやすい季節になります。週末は家族の行事も多い時期とは思いますが、思索の秋、思いもよらない自分との出会いを求めて、サロンにも足を運ばれてはいかがでしょうか?

横浜、そして千代田地区で、みなさんのご参加をお待ちしています!
次回開催日程のお知らせは、今しばらくお待ち下さいね。

お問合せはWMS横浜/千代田へメール下さい。さがみんがお返事します☆

【文責:広瀬 恵美】
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