こんにちは!WMS横浜チーム(さがみんの)サポーターの大浦里絵です。
11月16日(土)に大倉山で第9回横浜チームサロンが開催されました!
今回はファシリテーターのさがみんこと相模志乃さんと8名の参加者での開催となりました。
今回は、私がチャリで行ける近所での開催ということもあり、とても楽しみにしていました。
しかも天気も晴れ。絶好のチャリ日和でした!
皆さん少し緊張(?)の面持ちでサロンのスタートを迎えましたが、
さがみんからの、このサロンは「○○ちゃんのママ」という立場ではなく、
「私」を主語に「自分のこと」を語る場所だという説明を聞くと、
全員が「そういう場所が欲しかったのよ!」と言わんばかりにうんうんと強くうなずき、
参加者の方々の気持ちがぐっと乗り出してきたのを感じました。
そして自己紹介やワークでお互いの距離をぎゅっ!と縮めたところで、本題のシェアリングです。
全員で「母となってはたらく」ことについて、自分の思いを語り合います。
■「パートナーとのコミュニケーション」≠「うまくコントロールすること」
まず盛り上がったのは「パートナーシップ」について。
ある参加者の方から
「パートナーから、どうやって育児や家事への協力を得ようかということばかりに
注力してしまって、パートナーの思いやキャリアビジョンを理解しようとしていなかったかも」
という発言がありました。
そしてさがみんからも、
「人って、誰かからコントロールされるのはイヤなもの。
例えば、わたしたちも「母だからこうあるべき」とか言われるのって、イヤじゃないですか?
どうしていきたいのか2人で考えた方が良いし、そういう姿を子供も見ている」
というコメントが入り、はっとさせられました。
私は2カ月ほど前に会社で担当異動になり、新しい仕事やチームに慣れるのに時間をかけたいし、
もともと自分が希望していた仕事なので精いっぱい頑張りたいという気持ちもあって、
それまでよりも仕事に時間をかけたいと思い、時短勤務をフルタイムに戻しました。
パートナーにも週に2日ほど保育園のお迎えや育児をお願いし、
私が残業できる日を作ってもらいました。
そのお願いをしたときに、何も嫌なことを言わずに引き受けてくれて、とても感謝しています。
ただ、その結果、週の残りの3日間パートナーは終電まで働くことになり、
体力の面でも仕事の面でもかなり負荷がかかっているだろうと見受けられる生活になりました。
でも、パートナーも疲れているだろうということは感じつつ、
このままではお互いにどこかで限界が来るかもとも思いながらも、
でも今協力してもらわなければ私も仕事を満足にできないし、、、
どちらかが限界を迎えるまでこのままにしておこうか、、、と見て見ぬふりして、
どうすべきか考えるのを避けていました。
でも今回のサロンで、私が考えるのを避けていたことの核心が何だったのか、気づかされました。
「パートナーが本当はどのように働きたいと思っているのか、
どのような家庭を築きたいと思っているのか、
その中で、私と二人でどう協力しあいたいと思っているのか。
そこを理解しようとしないまま、いかに自分のやりたいことに合わせてもらえるかばかりを考え、
そのためのコミュニケ―ションばかりしていたのです。
もともとは理解しあって、そして支えあいたいと思って結婚した夫婦ですよね。
その原点を思い出して、まずはパートナーを理解し、お互いの思いを共有して、
その姿を子供たちに見せられるように、一歩踏み出したいと思います!
とはいえ、「話すことが得意じゃない男性も多いよね」というご意見にも一同納得。
パートナーの個性によって、話しやすい環境を準備することも大切ですね。
我が家ではお酒が必須アイテムになりそうです(笑)。
■その「仕事」のどんなところから充実感を得ているの?
また、ある参加者の
「育児しながら、おもいきり仕事ができていない点に不満がある。どこにバランスをおいたら良いのか…」
という発言から、『仕事・働き方』に話題が転換していきました。
ある参加者の方は
「転職をして仕事の量が減ったところ、自分は実は働くことが大好きで
もっと働きたいということに気がついた。
そこで今はボランティア活動を始めて、家・仕事・ボランティアの3本柱で
バランスを取るようになり、それぞれを楽しんでいる」とのことでした。
また別の参加者の方では
「専業主婦で子育てをしていた期間が長かったが、
その間に強まっていった働きたい気持ちと、でも同時に子供と
しっかり向き合い続けたいという気持ちを両立させる環境を作るために、
パートナーや周囲の方々と協力しあって起業した」という方もいらっしゃいました。
お二人に共通だったのは、
単に「働くかどうか」ということや「何の仕事をしたいか」ということではなく、
「自分が何によって充実感を得られるのか」を分かっているということかと思います。
そしてさがみんから
「自分にとっての充実感を、仕事からと家庭からとでどう配分したいのかが分かっていないと、
どれをどう頑張っても、全部の満足度が下がってしまう。それはもったいないよね。」
とのコメントに、またもや自分が抱えていたもやもやの原因をはっと気付かされました。
私が最近仕事にかける時間を増やしたことは先ほども書きましたが、
パートナーの協力を得るだけではなく、
子供たちを保育園に預ける時間を延ばしたり、ファミリーサポートなどの第3者にも助けてもらったりもしています。
そのため私が子供たちと接する時間が短くなり、3歳の長男からは寂しさや不安を訴えられるようになりました。
でも、どうやって仕事と家庭にかける時間のバランスを取ればよいのか分からず、
子どもとの時間を犠牲にしているという後ろめたさを感じながら仕事をしていました。
そのような状態になっていたのは、私にとって「充実感をもたらすものが何か」分かっていなかったからだと思います。
とはいえ今日いきなりその答えを見つけることはできません。
でもその第1歩として「最低限、自分が大切にしたいことは何か」「譲れないものは何か」は意識できました。
最低限、子どもに不安は感じさせたくないですし、子どもを犠牲にしていると感じる生活をしていくのもイヤです。
そのため、まず1つのアクションとして、週に1日は早く帰って、一緒に夜ごはんを食べたり遊んだりする日を作る、
と子どもたちと約束をして、子どもたちとじっくり向き合う時間を作りたいと思います。
それで子どもたちも安心できたり、私自身もメリハリをつけて仕事に集中できるのか、など
試行錯誤しながら私の答えを探していきたいと思います!
こんなことを語り合ったり考えたりで、あっという間の2時間でした。
とても印象的だったのは、参加者の皆さんがそれぞれ自分とじっくり向き合っている様子がうかがえたことでした。
「毎日忙しくて自分のことを考えることなんてなかったけど、
3分でも時間を区切って考えてみると、気づいていなかった自分に向き合えた」や
「自分の気持ちを言葉にしてみると色んな発見があった」などのご感想も聞かれ、
あっという間でも濃厚な時間だったのではないかと思います。
じっくり自分の思いに向き合える、横浜チームのサロンもあと1回です。
最終回、11月30日の長津田開催のサロンに、ぜひお越しください!!
■ワーキングマザーサロン横浜で活動しています!■
特別編:11/23(土)兵庫県神戸市六甲道 <★受付中★>
第10回:11/30(土)横浜市緑区長津田 <★受付中★>
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【文責:大浦 理絵】
2013年11月19日
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