ワーキングマザーサロン東海チームのサポーターを担当している、渡邉さやかです。
11月2日(土)に開催された大府市の、
ワーキングマザーサロンの報告をさせていただきます。
ファシリテーターは戸谷淳子さん(あっちゃん)です。
参加者は6名+赤ちゃんで、専業主婦、就労中、育休中という状況のみなさんでした。
まずは語り合いのウォーミングアップとして、テーマを持ち、時間を区切って
行うワーク「good&new」。
自分の今の頭の中が映し出されるという楽しいワークです。
「good&new」を交えた自己紹介の後には、笑顔と笑い声が響き渡りました。
緊張した場も、一気に温かく和やかな雰囲気となりました。
そして本題の「母となってはたらく」を考え語り合う時間。
まずは1人で、次に2人で、そして全体での語り合い、分かち合いへと
ステップをふんでいきます。
とても印象深かったエピソードを一つご紹介します。
全体で話していく中で
「子供の頃から、漠然と、ずっと働き続けていくと考えていた」
という方が、いらっしゃいました。
一人ではなく、複数名。
「なぜ幼い頃からそういう考えをもったのか?」
という参加者からの問いが。
その回答をそれぞれを聞くと、この共通した根幹部分、
『子供は親のあり方を見て育っている。それが与える影響は大きく、
子供の考え方の大元を今私たちは作っている』
ということが見えてきました。
この時みなさんの表情は「ハッ」としており、空気が少し締まるように感じました。
私自身、両親が共働きだったのを見ているせいか、幼いころから漠然と、
子供を産んでも働き続ける。子供は保育園に通うものだと考えていました。
まさに親、家庭の影響を受けた考え方そのものなんだと、この場で気づきました。
今の自分が子供へ多大なる影響を及ぼすって結構、怖い部分でもあります。
じゃあどうしていこうかっていうところは、各自帰られてから
考えられたのではないかと思います。
サロンは、決して答えが出る場所ではなく、
自分のおもいや考えを整理したり気づいたりできる空間。
だから、サロン終了後からが新たなスタートになると思っています。
ファシあっちゃんの締めの言葉もこのようなメッセージがしっかりと込められていました。
最後に、参加者の方からサロンを通しての以下のような感想をいただきました。
・自分では気づいていなかった「ブレない軸」があることを、
参加者の皆さんに気づかせてもらって嬉しかった。
・皆さんの話を聞いて、働きたいという気持ちになった。
・「預けること」を堂々と話せる環境で、話すことが出来てスッキリした。
・自分の生き方が子供の土台となるのが怖いが、子供に良かったと思われるような
生き方をしていきたい。
・育休期間を楽しみたい。話を聞いて、自分と子供との関係を考えていきたいと思った。
・このような話ができる場は必要だと感じた。
最後に集合写真。モヤモヤもスッキリとした皆さんの笑顔☆
11月、東海地区では残すところあと3回となりました。
これまでサポーターとして数々のサロンを見てきましたが、
サロン毎にまったく異なるのです。本当に不思議です。
リピーターでの参加もどしどしお待ちしています!
あっちゃん、半年間+@、色々とお疲れ様でした!!
【文責:渡邉 さやか 】
ワーキングマザーサロン東海・開催スケジュール(11月)
今年度の東海地区ワーキングマザーサロンも残り3ヶ所となりました。
いずれの会場も、参加申し込み受付中です。
第18回:11/7(木)愛知県豊田市 詳細はこちら
第19回:11/9(土)愛知県名古屋市・ウィルあいち 詳細はこちら
第20回:11/23(祝・土)愛知県名古屋市中村区 詳細はこちら
◆参加費:500円
(資料として『ワーキングマザーサロンの教科書』をお渡しします)
◆参加対象
「母となってはたらく」ことについて、考え、語りたい、
女性の方ならどなたでも!ご参加いただけます。
育児休業中の方、専業主婦の方、ワーキングマザー、学生さん、
結婚・妊娠・出産の経験がない方でも、どなたでも大歓迎です!
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