こんにちは。西東京サロンのサポーター、福本啓子です。
もうすぐ11月、めっきり寒くなってきましたね。
6月から始まった今年度のサロンも終盤になりました。
今年度の西東京サロンはファシリテーターのがーこちゃんこと保坂由希さんと8人の
サポーターで開催しています。(私は前列左端です)
10月は運動会やお祭りなど週末に行事が盛りだくさん!ということで、
西東京サロンは平日に開催しました。
参加者は就業中、専業主婦、育休中、求職中と立場は色々。お子さんの年齢も様々で
色々な観点からの発言があり、和やかムードながら活発な意見交換の場になったと思います。
まず話題に上ったのが、
子育てしながら働くのはどんな感じ?
というもの。何故この質問が出たかというと、
「子どもを保育園に入れるか、手元に置きながら出来る仕事をするか迷っているので、
時間のやりくりや、気持ちの持ち方、ケジメ・・・どんな風にされているかを聞きたい。」
とのことでした。この質問に他の参加者からは、
・ライフステージや自分の生き方を考えた時に今の職業を選んだ。
その選択は今の自分のベストだと思うが、子どもの初めて記念日(立った、歩いたなど)が
全て保育園だったのが惜しくもあった。
・自分がガッツリやりたい事があるのならば、子どもが子どもらしくいられる環境を
与えてあげることが大切。
・子どもを預けるのは可哀想なことではない。一時保育を含め、
全力で遊べるところがあることは子どもにとって幸せ。
確かに仕事ややりたい事が家で出来ることであったとしても、
片手間に子どもの相手をするのは無理がかかるし、親子共に消化不良を起こしがちですよね。
「勇気を出して預けてみるのは良いことだった」との体験談が多かったです。
かといって保育園に入りたくても入れないのも現状。
これは自治体によって保育園の種別や一時保育の制度が違うので、「まずはパートナーと
相談して、色々な保育園を調べて実際に見に行くといい」との発言がありました。
希望通りに行かないこともあるけど、調べて理解した上で自分たちで選択して行きたいですよね。
ところで、働きたい想いや子どもを預けることについて
パートナーには相談している?
というのが次なる話題。
・「預ける必要があるのか」と身内からの逆風や、‘育児をしていない’レッテルを
貼られることへの恐怖があり相談しづらい。
・「いいんじゃない」とは言うけど、深くは考えていない。
など、どうしても育児=女性のやるべき仕事と囚われがちで、軽くとられることも・・・
・「女性が働き方を変えたら、パートナーも変えていく必要が出てくる」ということを伝えないといけない。
・連絡事項しか話さないと他人になっていく気がするので、空き時間にでも連絡を取るようにしている。
など、とにかく伝えることが大切!!というのは共通の意見でした。
・出産後の働くはお金だけではない。それ以外の要素、自分がイキイキしていられることも大事。
でも、このイキイキって男性には分かりづらいようで、その先に定職としての発展はあるのか?など
‘稼ぎ’ベースでないとイメージ出来ないことが多いとの意見も。
多くの男性は入社試験を突破して会社に入り、進級試験、就業年数、業績などによってベースアップして、
肩書きがついて・・・と目に見える世界で自己を高めていくのも事実ですよね。
そして家庭ではOFFでいたい。
・だからこそ、‘何故’自分がこれをやりたいかを伝えていかないといけない。
と同時に相手がどうしたいかを聞くことが大切。
双方向のコミュニケーションが大切ですよね。
それによって良い家庭が築かれていくのではないでしょうか。
復職が前提の育休ならば、戻る場所=会社があるという安心感があり
夫もそれを理解しやすいのに比べて、そうでない場合は、
・立ち止まって考える時間があるのはいい反面、不安も大きい。
・働かなくても(収入を得なくても)いいのだが、働くことを諦めたくない。
・‘母となってはたらく’事が辛く感じることもある。
と不安や葛藤がこみ上げることもしばしば。先が見えない分不安が増大することも・・・。
これに対しては、
・何もしないでいると見過ごしてしまうけど、アンテナを張っていると何かを得られる。
・公民館講座を受けて気持ちの共有や情報交換してみるなど、時間のある今だから出来ることをやってみる。
など前向きな意見が多数。
・育児しながら働いていることが年をとった時に自信になると信じているし、
今頑張っていることを子どものせいにしたくない。
子どもが大きくなった時に「私は頑張った」と胸を張って言いたい。
との意見にはドキリとしました。
なんとかなるさ!と得体の知れない自信は常々ある私ですが、
根拠ある自信を身につけていきたいなと思いました。
これだけ頑張って生きてきた!という自信があれば、子どもにも堂々と言えるし、
子どももそれを見て成長してくれるかと思います。
働く目的は何かを探る=自分がどう生きていきたいかを探る ことなのだなと
感じさせられたサロンでした。
稼ぎたい、子どもと離れたい、自己実現、社会と繋がっていたい、
家庭以外での自分の居場所が欲しい・・・
理由は様々あれど、まず自分で掘り下げていき自分のコアは何なのかを知ることが大切ですよね。
そうしないとパートナーに伝えても本当の意味では伝わらないし、
そのままにしているとただの同居人になっていってしまうのではと感じました。
西東京チームのサロン開催は残すところあと2回となりました。
皆さんもご自分のはたらくを考え語る場に是非お越しください
【11月サロンのご案内】
◆11月17日(日)10:00〜12:00 場所 西東京市谷戸公民館
アクセスはこちら
※2013年4月21日以降に生まれた赤ちゃんは同伴いただけます。
◆11月30日(土)10:00〜12:00 場所 清瀬市コミュニティプラザひまわり
アクセスはこちら
※2013年5月4日以降に生まれた赤ちゃんは同伴いただけます。
また月齢に関わらずNPO法人ウイズアイさんのご協力により託児がつけられます。(別途2時間1,000円)
お申し込みの際、その旨備考にご記載下さい。追ってご連絡させていただきます。
お申し込みはこちらの専用フォームから
【参加費】500円(資料として「マドレ式ワーキングマザーの教科書」をお渡しします)
【お問い合わせ】お気軽にお問い合わせ下さい
WMS西東京(担当:保坂、吉村) wms.nishitokyo@gmail.com
(文責:福本啓子)
2013年10月30日
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