サポーターの岸かおり(のい)です。
「あなたは紀子様派、雅子様派?」
先日こんな電車の中刷り広告を目にしました。
実家でも女三代(祖母、母、私)で話題になったこの話。
大学卒業後すぐに結婚し、どんな環境にも柔軟に対応できる専業主婦の鏡か、
結婚前はキャリアを積み、“自分”というものを強く確立しているあまり、
なかなか皇室という特異な環境になじめないキャリア女性か。
私は今も昔も後者。
私は現在、制作会社の編集職として働く一児の母で、雅子様のように特別なキャリアがあるわけではないのですが、
少なくとも結婚前に仕事をして、自分というものを強く持っていました。
(というか、現代女性はかなり雅子様タイプが多いのでは?)
そんな私が、産休目前で、夫の名古屋転勤が決まり、泣く泣く会社を退職。
もちろん、知り合いが一人も居ない“名古屋”と“専業主婦”になじめるわけもなく、
今思えば育児ノイローゼだったと思うのですが、なんとか実家や、夫の実家からの応援を頼りに毎日生きている気もしないまま子育てをしていました。
そんな私が、産後4ヵ月でマドレボニータの産後クラスに参加し、その後NECワーキングマザーサロンにも参加。
そうして、やっぱり仕事をしたいというどうしても譲れない想いを確認し、名古屋で保育園に子供を預け(預けるために1年足らずのマンションを引っ越し)、
産後1年で、パートですが仕事を始めました。
でも、やっぱりパートじゃ満足できず、時間を売るんじゃなくて、スキルを売りたい、磨きたいという想いを再確認したのです。
そんなこんなでやもやしていたところ、夫が精神的病に倒れ、休職。結局、夫は7ヵ月間休職し、東京に復帰できることになりました。
この間の7ヵ月間は、今も思い出したくないくらい本当に最悪なもので、結婚生活の危機を何度も何度も何〜〜度も迎えました。
この間は、サロンでよく出るパートナーシップやコミュニケーションなんていうのは夢の世界の話のようで、
全然共感もできなくて、何だか見放された気持ちがしていじけてました(笑)
でも、結局持ち直したきっかけは、対話でした。
今でも大げんかをすると、コミュニケーションなんて無理!と背を向けたくなりますが、
最後はやっぱり粘り強く対話することなんですよね。苦しいけど。
これは、マドレやサロンで教えてもらったこと。
昨年夏に東京に戻ってからも順風満帆とはいかなかったのですが、
なんとかご縁があり元の職場に復帰でき、自分の希望していた子育てをしながら働くということに近づきました。
でも何か会社とのつながりだけは満足できない。
何だろう、何かが足りない。。。
そう思って、締め切りギリギリで、NECワーキングマザーサロンのサポーターに申し込みました。
女の人生は、男よりも複雑(今のところ)です。
選択肢が無数にある。
マスコミで言われているように、紀子様派、雅子様派とか、
勝ち組負け組とか、そう単純に分けられるものでもない。
そんな複雑な人生を楽しく生きるには、私にはいろんな価値観(考え方)が必要。
ブレない軸は必要なんだけど、それ以上に柔軟性が大切。
だから、前の職場に復帰した今も、会社という社会だけでなく、さまざまな価値観の人とつながったり、出会いたい。
それが今回参画した一番の理由です。
自分だけでは狭くなりがちな視野、固くなりがちな頭を、マッサージ、いや時にはガツンと殴って?くれる、さまざまな価値観を共有できるサロン。
参加するとさらに悶々とすることもあるし、今もしているけど、やっぱり気付きや学びがあるサロン。
「母となってはたらく」ことに興味がある方はどなたでも参加できます。
ぜひお待ちしています♪
【文責:岸かおり(のい)】
≪連載≫☆私の「ワーキングマザーサロンに参画する思い」☆
第1回:ファシリテーター吉田紫磨子
第2回:オフィシャル・サポーター 竹下浩美
第3回:オフィシャル・サポーター遠山薫
第4回:オフィシャル・サポーター小野寺佳代子
第4回:オフィシャル・サポーター岸かおり
続く...
≪開催スケジュール≫ワーキングマザーサロン城北(練馬、板橋、北区)
第1回:6/9(日)赤羽<開催報告です>
第2回:6/25(火)成増<開催報告です>
第3回:7/2(火)練馬<開催しました>
第4回:7/13(土)赤羽キャンセル出ました。1名様受付中。お申し込みフォーム
第5回:8/3(土)赤羽お申し込みフォーム
第6回:8/27(火)王子お申し込みフォーム
詳細はワーキングマザーサロンの公式ブログでご確認くださいね☆
2013年07月04日
この記事へのコメント
コメントを書く