12月13日、神戸三宮のモンベルにて、37回エコツアーカフェ in KOBEを開催しました。
2011年最後の今回は、阪神地域のあちこちで人が集まる場を生み出してきた、
山納洋さんのお話です。
2011年12月 エコツアーカフェ in KOBE
『わくわく仕掛け人』
ゲストスピーカー:
山納 洋氏
※大阪ガス 近畿圏部
本職は企業の文化支援活動のプロデューサー。
劇場やギャラリーに始まり、バーやカフェに至るまで、ジャンルを問わず
場と空間の運営に携わっていらっしゃる山納さんはとても活動的で、
六甲山上でのイベントでたくさんの人に囲まれていたり、
六甲全山縦走に向けてトレーニングに汗を流している姿だったり・・・と
会うたびに印象が違います。
お仕事帰りに駆けつけてくださった今日は、見た目もりりしいスーツ姿で、
活動の背景や目指すところなどのお話をしてくださいました。
まずは、「わくわく仕掛け人」の誕生秘話から。
会社人としての山納さん、入社当時は何と経理関係のお仕事をしていたそうです。
が、あるとき自分の会社が文化支援活動に取り組んでいると知り、
希望して文化プロデュースの現場に関わるようになったとのこと。
適材適所とはこのことでしょう、仕掛け人・山納さんの出発点です。
その後、プライベートでも開始した活動の一つが「扇町Talkin' About」。
毎回あるテーマについて参加者同士が語り合うトークサロン企画で、
すでに700回以上開催しているそうです!
例えば、自分のお気に入りのCDを紹介するという回なら、
自分以外の参加者が紹介する新たな音楽との出合いの場となる・・・
すてきな時間、すてきな空間ですよね!
また、約20坪のスペースを、昼間はカフェ・夜はバーとして
日替わりのマスターで運営しつつ、ライブや演劇公演や展覧会を行う「Common Cafe」。
目指すは、関わる人たちの描く思いを形にする「パブリックな表現空間」とのこと。
そして都市部を離れて「六甲山カフェ」。
山へ行く人にとって欠かせない休憩所であり交流の場である「茶屋」。
全国的にこの茶屋という場所、運営者の高齢化などから存続が危うくなっています。
国立公園の一部である六甲山では、現存のお店を一旦畳んでしまうと
新規オープンすることはできません。
事情があって継続が困難になりつつある茶屋。
でもなくしたくない、なくしてはいけない。
そこで始められたのが、それまで街で展開してきたカフェの場を山に持ってきてみよう、
という試みでもある六甲山カフェ。
山が好きという人も、人が集まるところが好きという人も、お店をやりたいという人も、
世の中にはたくさん!
そんな人たちの思惑が一致し、今あるものを生かし活かすことができ、
更に山と街の文化や世代を超えた人の交流の場となる、
そんな六甲山カフェは、今やエコカフェ参加者も「行ったことある」「知ってる」と
手が多数挙がる場所となっています。
始まった2004年当時「山ガール」という言葉はありませんでしたが、今の若い人たちが山に興味を持つようになる時代を先取りしていたとも言えるのではないでしょうか。
その他にも、同じ茶屋で始まった山でのフリーマーケット『リュックサックマーケット』は、
その後摩耶山掬星台に場所を移し、今では毎月の恒例イベントとして定着。
山という場所柄、アクセスが限られているため、売り買いというよりも、
自己表現や出会い・つながりを求めて、多くの人たちが参加しています。
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これまで仕掛けてきたこれらのイベントや場づくりの原点は、
自身が20代の頃に通っていたバーでの学びにあると山納さんは言います。
学生時代はブレイクダンスにはまる(!)など、「とんがった」ことをたくさんしたけれど、
まだまだ知らない世界・ジャンルがたくさんあることを痛感させられた、と。
そんなバックグラウンドを聞いたとき、その頃蓄えた多分野への興味や素養が、
今の山納さんの活動の着眼点や展開につながっているんだなと納得しました。
今日のお話から、彼が各地で手掛けるカフェや対話の場は、
立場や世代といった概念に縛られない交流から新しい動きが生まれる、という信念が
原動力になっているのだと感じました。
彼の仕掛けが仕掛けに終わらず、関わった人たちの手で続いているということ。
それが、プロデューサーとしての山納さんの思いと手腕への
何にも勝る賞賛と、これからへの期待の表れなのでしょう!
《山納 洋(やまのう ひろし)氏 プロフィール》
大阪ガス近畿圏部
1993年大阪ガス(株)入社。神戸アートビレッジセンター、扇町ミュージアムスクエア、メビック扇町、(財)大阪21世紀協会での企画・プロデュース業務を歴任。2010年より大阪ガス(株)近畿圏部において地域活性化、社会貢献事業に関わる。一方でカフェ空間のシェア活動「common cafe」「六甲山カフェ」、トークサロン企画「御堂筋Talkin’About」などをプロデュース。
※
common cafe ウェブサイト →
こちら
《 参加頂いた方からの感想 》
・何か表現したい人がいて、それを表現できる場を提供できる人がいて、
お互いのメリットになるようなつながりの仕組みをこれだけたくさん
プロデュースされていることに感服した
・自分が過去におもしろそう、とちらしを手に取っていたイベントのほとんどに
関わっていらっしゃって驚いた
・山納さんの活動には人を元気にさせる力があると思う
・コモンカフェを始められたきっかけやどんな思いで続けていらっしゃるかが聞け、
また行きたいと思った
・本業がありながらこれだけ意欲的に活動を広げていらっしゃる方からお話を伺えて
刺激になった
・山納さんのような人を輩出する大阪ガスはいい会社
■次回のエコツアーカフェ■
詳細が決まり次第お知らせいたします。
今しばらくお待ちください。
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神戸・六甲山でエコツアー、自然体験プログラムを開催!
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