るみばぁちゃん流キャリア教育
[2006年12月20日(Wed)]
池上製麺所 るみばぁちゃん大いに語る!
「人間として大事なことを教えるんが先や!」
12月14日(木)の夜、坂出グランドホテルで行った、【第1回 中西讃ブロック スター☆ファンド交流会】は、基調講演で東京から来てくれたETICの宮城さんも、私たちも、すっかりるみばぁちゃんに食われっぱなしの交流会でした。
YAHOOの雑誌でも紹介されたので、若い方でも、うどん屋のるみばぁちゃんのところで、ニートの青年が立派にうどん屋として起業している姿をご存知の方もいると思います。
実は、ゲストをるみばぁちゃんにしようと提案してくれたのは、四国経済産業局の熊野哲也さん。最初は、少し驚きましたが、今の敷居の高い起業相談の窓口や職安に、彼らが足を運んでも、仕事を見つけるどころか、門前払いに近いかもしれない、と思ったら、るみばぁちゃんが見事に、我々が目指すところを、事も無くやってのけていることにナルホドと思ったわけです
「熊野さん!それ、いい!!」と思わず叫んだのはいいけれど、池上瑠美子さんは、やっぱりタダモノではありませんでした。
会場のるみばぁちゃんは、トークでも、インタビュアーの我々はタジタジ。その上、いつもの前掛け、手ぬぐい姿で、池上製麺所のおうどんをしっかり「おみやげにどうぞ!」と売りさばき、事業家のあるべき姿の範を示して帰ったのでした。
「おうどんはな、いのちの絆、生活の絆やからな。人間は、ちゃんと仕事をして生きていかないかん」
それから、一緒に来てくれた只今修行中の青年に、なんでるみばぁちゃんのところだったのかと聞いたら、「うどんブームをTVで見て、うどん屋になろうと思って、香川に来たけど、どこも断られて、るみばぁちゃんだけが、そしたら明日からくるか?と言ってくれた」と言っていました。
うどんブームが、うどん屋で起業したいニート青年を生んでいた!衝撃の事実!
これは知らなかったと猛省しきりの夜でした。
*最後に、本当にいろいろお世話になったのに、私たちのミスで、熊野さんの了解を得ずに有料の交流会に経済産業局の肩書きを出してしまって、会場に来ることも出来なくなり、本当にご迷惑をおかけしました。熊野さん、本当にごめんなさい。関係者の方々には、別途文書も出しましたが、熊野さんは、この企画には、なくてはならない相談役なので、この場を借りて、再度謝罪をしておきます。
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