乗客マナー[2010年12月08日(Wed)]

私は通勤に地下鉄を利用しています。その朝、到着した電車に乗り込むと、ひとりの、高校生と思しき青年がスポーツバッグをリュックのように背負っていました。邪魔だなぁ・・・と心の中でつぶやきました。でも比較的すいていたので我慢しました。少し混みだすとだんだん邪魔さが増してきました。リュックより始末が悪いことに、何度も床において汚れたバッグの底が「こんにちは」をしているのです。
そうこうするうちに、JRからの乗り換え客がドッと乗り込んできました。これはたまりません。いやでも押しくら饅頭です。咄嗟に「ちょっとこれ下ろしてもらえると有り難いんだけど」という言葉が口から飛び出ていました。言った瞬間、「なんだとぉ」ってなことになったらどうしよう、という思いが頭をよぎりましたが、それと同じくらいの速さで、その青年も反射的にバッグを下ろしていました。
思い返してみると、その青年は前の人との間隔を異常に詰めて立っていて、後ろを気にしているようでした。きっと、下ろした方がいいかな、どうしようかな、と思いつつそのタイミングを失っていたのではないでしょうか。私の言葉が、彼の窮屈な思いを救ったのだと言えます。やっぱり迷惑なことははっきりと口に出すものだと思いました。
ところで、この出来事に限らず、地下鉄通勤していると、乗客マナーに関していろいろ気になることがあります。ちょっと列挙して見ます。
○ホームで白線はおろか、黄色い点字タイルより後ろに下がって電車を待つ人。先頭がこれですと、後から来た人はそれより前に出られず、ホームの通路を狭めてしまうことになります。
○荷物を床に置く人。荷物棚はたいていガラガラです。はっきり言って乗り降りの邪魔です。
○混みあった電車で、たまたま目の前の席が空いても座らずに立っている人。座ってくれれば混雑が緩和するのに。たとえそれが優先席でも座ってくれた方が有り難い。いつでも席を譲る心の準備があれば、平気で座れるんじゃないかなぁ。
○満員電車の出入口付近で、扉を背にして立っている人。ご対面状態になるとたいへん気まずいんですけど。
○混雑した電車で、出入口付近に陣取り、お喋りに夢中の集団。これは飲み会の行き帰りに私もよくやるので人のことは言えませんが、たいへん邪魔だと思います。気をつけます。
○吊り革を握っているその腕に荷物をぶら下げている人。その荷物が座っている人の顔に当たりそうなのに気がつかないのでしょうか。
○降りる人に無頓着な人。降ります、と言っているのに動こうとする気配のない人さえいます。停車したら降りる人はいないか、自分は邪魔になっていないか、と気配を窺うくらいの気遣いがほしいものです。
ところで、冒頭の青年ですが、下ろしたバッグをどうしたかというと、当然のごとく床に置きました。以後、扉付近でじっとして動かず、乗客の乗り降りの邪魔になっていました。マナーを知らないというのか、「動く」ということを考え付かないのか、非常に理解に苦しみます。ちょっと動けば自分も周囲も楽になるのに・・・
























