ワーカーズコープ札幌
ワーカーズコープ札幌12年の歩み(事業・運動・組織)(1) 設立期(1999-2001)の状況
@ 1999年6月から2000年3月まで24回の設立準備会を開催。参加者17名。5名が脱落、12名が出資金を出し組合員になり、ヘルパー講座を連続開催(都合11回、1300万)しながら、介護福祉サービス開始。同時にコープさっぽろの協同購入(トドック)のコース委託を獲得(1コース)から、事業を開始。
A 「食うための」人件費率80%の事業経営意識。ワーカーズコープ札幌サポーター500名。就労会員という働き方を容認。
B 地域コミュニテイの再生、市民シンポジューム(旭川)、「地域介護と非営利協同を考える集い」に参加し、社会性を経験。
C 北海道高齢協設立に参加。
D 資金ショートの危惧から全員が「特別出資金」を出し合う。
(2) 委託依存のコミュニティ・ビジネス中心の時期(2002-2003)
@ 組合員12人出資金291万、特別出資金650万。
A メール業務委託開始、介護用品センター運営受託、生活支援事業1000万台。しかし、営業拡大中心主義。
B 事業高ピーク 協同購入2支部10コース、生活支援事業1500万台へ。2002年度が事業高ピーク。
(3) 全道的観点に立ち、ワーカーズコープの原点回帰を目指す時期(2003-7)
@ 2003年、北海道労働者協同組合と自治的組織統合。
A 介護保険事業はケアワーカーズコープを自立させてケアワーカーズコープあかり設立。
B 全組合員化、原価率75%の経営指標に向けての組織・経営改革に着手。
C 生活支援事業をワーカーズコープ札幌の「生命線」とする「自力市民型事業」への脱皮路線。
D 2003年、イタリア研修への参加。
E 2004年度は経営危機(委託事業の停滞、ケアワーカーズコープあかり設立による減収)
F 北海道高齢協札幌地域センター設立し、複合的協同組合としての意識で臨む。
G 2006年、ポリテク講座受託。
労協連北海道総会・縦断シンポ。国民白書でワーカーズコープ札幌紹介。
(4) 社会的課題解決と仕事おこしを結ぶ「社会連帯の協同組合」志向の時期(2008-)
@ 2008年、「4.13協同労働法制化集会」の事務局的役割。
市町村議会での意見書採択をお願いして、ワーカーズコープ札幌としては石狩支庁・後志支庁の議会を訪問。
法制化集会の開催を目指し、NPOサポートセンターや北海道ワーカーズ・コレクティブ連絡協議会などとネットワーク運動を展開、4月13日、札幌駅北口のエルプラザホールを埋め尽くす集会を成功させた。
A シニアの仕事おこし地域懇談会
2009年度、シニアの仕事おこし地域懇談会を1年間で10回開催、団塊の世代が動いた年でした。「雇われない働き方・シニアらしい働き方で地域に連帯しよう!」を連続して呼びかけ、その参加者から今20名のシニア仲間が組合員になり就労に関わっている。2011年まで通算17回にわたる「仕事おこし懇談会」(シニア・たまり場)こそ、ワーカーズコープ札幌が地域・社会に向き合い、社会連帯の協同組合として存在している、態度表明と言える。
B シニアワーカーズコープの形が見えてくる
C 2009年、社会的課題解決推進事業受託
ふるさと雇用再生特別交付金事業として、札幌市の市民自治推進室が企画し、社会的課題解決推進事業へのプロポーザルを実施した。ワーカーズコープ札幌は「高齢者の御用聞き事業」ということで、生活支援事業の実績に基づくで企画を提案して高い評価を受け、3カ年の事業を受託することになった。
基本方針は、地域ネットワーク・社会連帯にねざす市民事業を追求し、地域福祉事業所を拠点に、新しい公共を担い得る「生活総合産業」をめざすこと。
D 2009年、第1回シニアの社会連帯活動交流会
シニアの仕事おこし地域懇談会から参加したメンバーが自己紹介。
E 地域福祉事業所のある町づくり準備会in手稲をスタート
D 2010年、基金事業を札幌・帯広で展開
(5) 委託縮小(トドック撤退)、生活支援事業「生命線」に試練の時期
@ たまり場あかり手稲を手稲区前田に立ち上げ(2011年3月)
A コープさっぽろトドック配送から撤退(2011年6月)